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カテゴリ:海外リーグ野球
『史上初の快挙』
本日からMLBドラフトが2日間に亘って開催されます。 その中でCLEからトラビス・バザナ二塁手がドラフト1巡目指名を受けました(記事)。 実はバザナは豪州生まれ且つ豪州育ちの豪州人で、豪州の地で研鑽を積み、そこからアメリカの大学へと亘って活躍を残して全体ドラフト1巡目指名の快挙を成し遂げました。 歴史上、当然ながらMLBドラフトの全体1位指名で豪州人が指名されたのは史上初であり、同時に二塁手が全体ドラフト1位指名を受けたのも史上初のようです。 豪州メディアでも快挙が取り上げられており、まだドラフト指名されたばかりなのですが、瞬く間に豪州で最も稼いでいるアスリートの一人になったそうです。 バザナ自身も「自身の指名が母国の野球が盛り上がる事を願っている」といった旨の発言をしていますが、間違いなく豪州で野球をしている選手達のモチベーションや豪州野球の機運が上がるきっかけとなるのではないかと思います(twitter)。 そしてもうもう一つ注目される発言として「今年行われるU24W杯やプレミア12にも可能ならば出場したい」と話しており、更にこちらのtwitter情報ですと2026年のWBCにも参加したいという発言をしています。 また、まだ指名されていないものの、ブレント・アイルデール選手の指名も濃厚との事、バザナは豪州プロ野球(ABL)でもプレーしており(記事)、ABLが発足して長年継続できている事も豪州野球の発展に大きな貢献をしていると言えるのではないでしょうか。 他には全体2位でチェイス・バーンズ投手が指名されましたが、こちらはイタリア出身の選手の事(twitter)、キュラソー出身の両投げ投手として話題を呼んでいるジュランジェロ・シンジャ投手が1巡目指名(twitter)、右で最速159キロ、左で最速153キロを誇ります。 他には韓国系アメリカ人のウェザーホルト選手が1巡目指名を受けました(twitter)。 今年のドラフト候補にはまだフランス人や日本人、MLBドラフトに参加していたパキスタン、ウガンダ人なども指名を待っていますが、果たして指名されるか注目です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.15 15:00:11
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