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カテゴリ:広島東洋カープ
『慧眼、再び』 本日の広島は1-0で阪神に勝利を収めました。 先発床田はキャパを落としすぎずに142キロ前後程の球速で投げた事でカットボールやツーシームといった球種が活きて阪神打線を抑え込みます。 7回は無死満塁のピンチを背負いますが、前の打席カットボールで空振り三振を奪っていた坂本を相手に対となるツーシームを打たせて併殺打を打たせると、木浪の打席ではギアを全開(本人も「最後の力を振り絞って」と言っていました)にして初球にいきなり150キロを投げ込み(この日最速151キロも計測)、最後はパームで緩急をつけて浅いセンターフライに打ち取ってピンチを凌ぎました。 結果的には7回を投げて7安打6奪三振無四球無失点と見事な投球で、阪神との大事な3連戦の初戦をモノにする事ができました(10:8:1:1)。 このところあまりにも走者を背負いすぎる投球が続いていましたが、やはりキャパを落としすぎていたのではないかと思っており、今日ぐらいの球速帯ならば問題ないのではないでしょうか。 2番手ハーンは三者凡退無失点(2:1:0)、最後は栗林が三者凡退無失点に抑えて試合を締めました(0:2:0:1)。 一方野手陣は5回に先頭初昇格即スタメン起用の中村貴浩がセンター前ヒットで出塁すると、坂倉もライト前ヒットで続き、菊池の犠打を坂本が上手く握る事が出来ずに満塁となり、シャイナーの遊撃ゴロの間に1点が入り、結果的にこの1点が決勝点となりました。 個人的には結果的に床田が併殺という形になりましたが、シャイナーの全力疾走が印象に残りました。 打った瞬間に併殺打だと決めつけてしまっていたとしたら木浪がもたついても間に合っていたかと思いますが、シャイナーは最初から全力疾走していました。 こういった姿勢は新井監督が好きそうですし、今後そのような場面で全力疾走してくれるだろうという信頼も生まれます。 個人を見ていきますと、中村貴浩は前回の2軍戦の記事でも触れましたが、ヒッチを取り入れた影響なのか持ち味の豪快なスイングを取り戻しつつある印象、そしてこの日は前足を踏み込むタイミングが遅いという課題も解消されており、村上の直球を引っ張ってファールにする事も出来ていました。 できればバットをやや引きすぎる点を改善できれば更に良くなりそう?でしょうか。 まだ外角に対する打撃に課題がありそうなだけに、明日は左の及川なのでスタメンは止めておいた方が良さそうで、まずは段階を踏んでいって欲しいですね。 この日も新井監督の采配が光った一戦となったのではないでしょうか。 この日、初めて一軍に昇格した中村貴のヒットが先制の呼び水となりました。 中村貴は昇格してすぐさま5番レフトで起用されており、新井監督が目を掛けている選手とそうでない選手の違いがはっきりと分かる印象ですね。 傍から見ると不公平に見えますが、実際に抜擢された選手が印象に残る一打を打っているのであまり文句も言い難いですよね(逆に目を掛けていない選手の打撃内容は結構酷い物が多かったりします)^^;。 途中出場の上本もファインプレーを見せるなど打った手がハマる試合となりました。 『MLB情報』 来年日本で行われるMLB公式戦の対戦カードが何と大谷翔平や山本由伸らが在籍するLADと鈴木誠也と今永らが在籍するCHCとなる事が決まりました(twitter)。 鈴木誠也らが在籍するCHCは有力視されていましたが、既に今年韓国ソウルで行われた対戦カードに選ばれていたLADは難しいのではないか?とされていましたが、2年連続でアメリカ国外でプレーする事が決まりましたね。 試合会場は東京ドームと発表されており、是非生観戦したいですが、チケット争奪戦となりそうですね…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.20 00:37:49
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