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広島カープ考察

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2024.07.25
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カテゴリ:広島東洋カープ


『黒原拓未』

 本日はオールスター第2戦が行われ、16-10という超乱打戦の末にパ・リーグが勝利を収めています。
巷では「明らかにボールが飛ぶようになった」という声が多く、ひょっとすると後半戦から飛ぶボールが使われる可能性もあるかも?しれませんね。

 今回も引き続き、前半戦で気になった選手を取り上げてみたいと思います。
今回取り上げるのは黒原投手、今季は先発ローテ入りを果たすもローテの関係上、リリーフに配置転換されてここまで28試合に登板して防御率1.74の好成績を残しています。
何よりも凄いのが投球内容も素晴らしい点、奪三振率が11.03、与四死球率は2.90とどちらも好内容で、K/BBは4.75、WHIPは0.94と圧巻の数字が並んでおり、広島の守護神である栗林に引けを取りません。
ちなみに左右どちらの打者を苦手にしているかと言われると、どちらかと言えば左打者の方が数字は悪いのかな?と感じます。

 次に打球管理ですが、40GB:25FB:6LD:2IFFB:1HRとなっており、GB%が54%となっているのでゴロを打たせる割合が多くなっています。
被IsoPは.071と.100を切っており、この点は森浦と同じく強みでしょう。
そして球種ですが、直球が50%、カットボールが19%、チェンジアップが13%、スプリットが11%、カーブが7%と落ちる球が2種類あるという点を除けば比較的オーソドックスな投球スタイルとなっています。
中でもスプリットは被打率.118、空振り率は22%、チェンジアップが被打率.083、空振り率は17%、直球が被打率.220、空振り率は11%(フォークは空振り率が20%を越え、直球の場合は空振り率が10%を越えたら優秀です)いずれも素晴らしい精度を誇っています。
ただし、カットボールは空振り率こそ13.5%と上手投げで横変化系球種を投げる投手にしては高めの空振り率なものの、被打率は.308となっており、この辺りはスライダーを上手く扱えない森浦と同じ課題を持っています(森浦程ではないですが)。

 最後に投球フォームですが、丁度横からフォームの一連の流れを見られる​動画​が見つかりましたので、こちらを参考にしたいと思います。
動画では足の上げ方について言及していますが、正直なところ個人的にはそこよりも踏み込んでからリリースするまでの前膝の突っ張る段階に注目してみてください。
3.01辺りで動画を静止して見てみますと、昨季の投球フォームではこの段階で前膝がピンと突っ張ってしまっているのに対し、今季の場合はまだ完全に前膝がピンと突っ張っていません。
ほんの僅かな違いですが、これによって前へ推進しようとする上体にブレーキをかけることなくスムーズに推進する事ができるようになりました。
想像ですが、昨季までは体重が後ろにまだ残っていたのかな?という印象で、今季は前の方に体重がかかるように変わっているように見えます。
過去に矢崎がこれまで燻っていたのが嘘のように見違えるような成績を残しましたが、投手はほんの少しの改善で見違えるような姿になるなと実感します。
ただ阪神戦のように時折昨季の形になる事もあるので注意が必要です。
強いて課題を挙げるとすれば体重移動の際にステップする幅が少し広すぎるのかな?という印象で、もうほんの少しだけ狭めてリリースする際の前足の突っ張る形を直立に近い形しても良いのではないかな?と思います(現状ピンと突っ張った段階の前足の形は直立ではなく斜めになってますね)。

 個人的には栗林と同レベルの投手へと十二分になれる投手だと思います。
ただそう考えると、エース級の栗林と黒原の二人を共にリリーフにしてしまったのが果たして編成上良い事なのかな?と疑問符をつけたくなります。
ここまで圧倒できる投手ですから先発でも十分面白いと思いますが、今季はひとまずリリーフとしての役割を全うし、来季は先発に転向しても良いのではないかな?と思います。






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最終更新日  2024.07.25 00:22:17
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