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カテゴリ:広島東洋カープ
『今季の象徴』 本日の広島は1-0で中日に勝利を収めました。 先発野村は直球のスピードが140キロに届かず、135キロ強ぐらいと今の野球界の中では非常に遅い方だと思います。 それでもカットボールやツーシームが同じ球速帯で、更に一番の武器であるチェンジアップも低めに決まり、5回を投げて6安打4奪三振1四球無失点と試合を作りました(6:5:2:3)。 WBCチェコ戦で相手先発のサトリア投手に苦戦した時と同じで、ひょっとするとこの球速帯だと逆に見慣れないので案外手こずるのかもしれませんね。 2番手黒原は四球を出すも無失点(1:0:0:2)、3番手塹江は黒原と同じく四球を出すも無失点(2:0:0)、4番手森浦はピンチを迎えるも代打山本を打ち取って無失点(2:0:0:1)、最後はハーンが三者凡退2奪三振無失点で試合を締めました(0:1:0)。 一方野手陣は先発小笠原の前に石原が一人気を吐くも得点できずにいましたが、6回に一死となって野間が二塁打で出塁すると、続く小園が外角の変化球を上手く拾ってライト前へ運び、野間が俊足飛ばして本塁を駆け抜けて先制します。 今日はこの1点のみに留まり、依然として中日からはあまり得点できていないのが気にはなります。 今日の試合は今季の広島の戦いを表す試合となりました。 ロースコアの展開で1点、もしくは2点を奪い、競り合で勝利を手繰り寄せています。 ただやはりもう少し打線に奮起してもらいたいところ、まだまだ夏は暑い上に勝負の秋へと入っていくだけに、若手の底上げをしていきたいところです。 個人では秋山が調子を落とし気味ですが、野間はしっかりと引っ張る事が出来ており、今ならば野間が出塁して小園、坂倉が還すといった循環ができています。 後は末包が復帰してくれば…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.03 01:01:00
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