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カテゴリ:広島東洋カープ
『敬遠策』 本日の広島は0-5で巨人に敗れました。 先発大瀬良は中盤から徐々に球が真ん中付近に集まり始め、4回は坂本に大飛球を打たれるも末包のファインプレーで凌ぎましたが、7回に先頭大城にレフト前ヒット、坂本にはライト前ヒット、更にモンテスには左中間にタイムリー二塁打を浴びて失点、続く立岡を敬遠して戸郷と勝負するも初球のカットボールが甘く入り、末包の前に落ちるタイムリー、更に大きく跳ねた事や一直線に捕球しにきた事もあって逸らしてしまい、結果的に走者一掃のタイムリーとなってしまいました。 この回はカットボールに頼りすぎて選択肢を狭めてしまったかな?と思います。 結局6.1回を投げて8安打4奪三振3四球5失点でした(4:11:3:2)。 2番手河野は岡本にライトへ落ちるタイムリーを浴びるも後続を打ち取って無失点(0:3:0)、3番手コルニエルは1回1安打1奪三振無失点でした(1:2:0)。 一方野手陣は先発戸郷の前に打線が沈黙、ただ昨日のグリフィンと違って全く手も足も出なかったのか?と言われると違うように感じました。 基本的に直球はベルト~高めに集まり、フォークは低めだっただけに、高低で球種を割り出すなどもう少し工夫すれば攻略できない事もなかったのではないかな?と思いました。 個人的には昨日の敬遠策と今日の敬遠策では印象が違うなと思いました。 昨日の敬遠策はグリフィンに代打を出さないだろうと見越して「1点もやらない」という意思や意図もしっかりと伝わりました。 ただ今日の敬遠策はどうだったのかな?と思うところ、正直なところ立岡は打者としては恐くない打者だったので敬遠する必要があったのでしょうか? 仮に敬遠してもこの時点ではまだ無死なので戸郷を打ち取っても次は強打者の丸、昨日の一死三塁から敬遠したのとは少し意味合いが違ってきます(昨日はグリフィンを併殺以外の形で打ち取れば二死、丸を歩かせて吉川などできました)。 個人的には敬遠せずに挽回のチャンスとして塹江にスイッチでも良かったのではないかな?と思いました。 そして最後に末包の守備ですが、坂本の大飛球をジャンピングキャッチして大瀬良を救いましたが、戸郷の打球を逸らしてしまいました。 恐らくダイレクトで果敢に突っ込んでいったのかもしれませんが、昨季のクライマックスシリーズのファイナルステージでも回り込まずに突っ込んでいって結果的に逸らしてしまっており、そろそろ冷静な判断も必要ではないかな?と思います。 打撃でも1-0から外角低めに決まった直球に手を出して遊撃ゴロはいただけないところ、初球から行くのは良いですが、それは甘い球がきた場合であり、外角低めにしっかりと制球された直球を打ちに行っても末包の場合はプルヒッターなのでそれをヒットにするのは難しいでしょう。 積極性の中にも条件を設け、その条件をクリアしたら積極性を出すといった工夫が欲しいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.09 00:30:04
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