|
カテゴリ:海外リーグ野球
『再挑戦』
今回は中国の野球について見ていきたいと思います。 NPBを始めとしたアジアやMLBなどはここから優勝争いが熾烈になってくる時期ですが、中国野球リーグでは7月27日にシーズンが終了しました。 まず3位決定戦は広東レパーズが上海ゴールデンイーグルスを2対1で破り、3位に輝きました(twitter)。 そして優勝決定戦は2戦が行われ、江蘇ヒュージホースが北京タイガースをそれぞれ3対2、8対7で勝利して見事に優勝に輝きました(twitter、twitter)。 個人タイトルの受賞も発表されていますが、最優秀防御率を受賞した投手の防御率は何と0.45、本塁打王は3本とどうやら中国野球リーグはかなりの投高打低のようで、今季のNPBをも上回る程のようですね(twitter)。 シーズンは終わりましたが、これからの日程としては台湾との交流試合が予定されているとの事で、8月10~18日まで開催され、中国と台湾のチーム併せて8チーム参加するとの事です(twitter)。 更に9月6~15日にはU23のW杯が中国にて開催される予定(twitter)となっており、アジア競技大会のように多くの観客が詰めかけて盛り上がって欲しいところです。 最後に面白い情報としてはWBSCと中国棒球協会が野球発展への提携覚書を締結したという点、球場の整備や練習施設の建設に加え、現在の中国野球リーグの商業化を進めていくとの事(twitter)ですが、何故かポストが消えてしまってはいます…。 以前にCNBAというプロ野球リーグを創設した過去があるものの、コロナ禍の憂き目に遭い、1年で姿を消してしまい、元の中国野球リーグとなっています。 しかしながら今年からはプロ野球チームと名乗る球団のみが参加しており、福建省にも福建シーシャークスというチームが誕生するなど徐々に広がりを見せています。 ただし、まだ興行としては改善の余地があり、アジア競技大会では観客が入ったものの、国内リーグはまだ殆ど観客が入っておらず、商業化していくには如何に球場に足を運んでもらうかに加え、他には収容人数自体がそもそも少ない球場もあるだけに、その辺りの改修も必要でしょうか。 ただ商業化していこうという考えは応援したいところで、昨年にはKBOとも会談してプロリーグの運営方法なども聞いていただけに、NPBやCPBLとも会談してプロリーグの運営方法やノウハウなどを参考にして是非とも成功して欲しいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.10 13:00:09
コメント(0) | コメントを書く
[海外リーグ野球] カテゴリの最新記事
|