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カテゴリ:広島東洋カープ
『ドラ1の成長』 今回は広島の2軍について見ていきたいと思います。 と言っても今回はほぼ常廣のみとなります。 8月11日に登板した常廣は6回1安打7奪三振2四球無失点と好投、フォークが冴えていたとの事で奪った三振は全て変化球だったとの事です(記事)。 次のハヤテ戦でも失策直後に大量失点を喫したものの、そこでも比較的安定した投球をしていたとの事で、更にカットボールを習得したようですね。 これまでは炎上を繰り返していた常廣ですが、3軍でのフォーム修正を経てからは成果を見せつつあるようですね。 では以前と今とではどう違うのか、動画で比較してみたいと思います。 まずこちらが大量失点してしまった7月4日の投球動画、そしてこちらが8月11日の投球動画となります。 まず決定的に違うのがまずトップからリリースする際までの体勢にあるのではないかな?と思います。 7月4日の方は後傾姿勢なのか?リリースしている最中の体勢を見てみますと、しっかりと前足に体重が乗っていない印象を受け、どこか押し出して投げているように見えます(広島時代の中村祐太や低迷していた頃の薮田辺りに近いでしょうか)。 一方8月11日の方ではしっかりと前に体重が乗っているからか、リリースしている最中の体勢はしっかりと上から振り下ろして投げているように見えます。 また、肘のしなりも7月4日は全然ないように見えるのに対し、8月11日はしなっているように見えます。 ただやはり投げ終わってからの体勢ですが、上体が少し浮き気味のまま投げ終わっており、これが森下(動画)のようにある程度上体が沈み込めるようになれば直球にも磨きがかかるのではないでしょうか。 この辺り森浦も同じような課題を抱えているように感じます。 期待されながらも中々2軍でも成績を残す事ができなかった常廣ですが、徐々に課題を克服しているなど一気に楽しみな存在になってきましたね。 後は直球に球速通りの凄みが加われば素材は良いだけに、一気に次世代のエースへと駆け上がる事ができるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.27 00:04:23
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