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カテゴリ:広島東洋カープ
『試練の時』 本日の広島は2-1で中日に勝利を収めました。 先発床田はカリステに一発を浴びますが、この日はカットボールやツーシームに限らずスライダーやパームも多く織り交ぜるなど全ての球種を駆使してボール球を使った投球で中日打線に的を絞らせず、88球で7.1回を投げて7安打3奪三振無四球1失点と好投して勝利投手となりました(13:7:2:1HR)。 88球のうちほぼ半分がボール球であり、上手く翻弄できたのではないでしょうか。 2番手ハーンは内野安打と矢野の悪送球で一死一三塁のピンチを背負うも山本のセーフティスクイズを堂林の好守で本塁憤死、細川を見逃し三振に打ち取って無失点に抑えました(2:0:0)。 最後は栗林が二死から走者を出すも村松を内野ゴロに打ち取って試合を締めました(1:0:0)。 一方野手陣は先発小笠原の前に3回まで僅か1安打に抑え込まれますが、4回に先頭秋山が外の直球を弾き返してヒットで出塁すると、続く中村奨がバスターでヒットとなって無死一二塁とし、小園の犠打での後に二死となるも坂倉が追い込まれるも直前に空振りした直球よりも甘く入った直球を弾き返してセンターへの逆転2点タイムリーとなって逆転に成功しました。 今日も相手が好投手小笠原、バンテリンドームという事もあってロースコアの展開となりましたが、今日はこちらがモノにできました。 ただこの日も守備で精彩を欠いてしまったのが名手の矢野、昨日は敗戦に直結する守備をしてしまい、この日もあわや敗戦に直結する送球をしてしまいました。 打者は岡林だったので無理して送球しても間に合わない事は分かったはず、基本的に守備で貢献する選手ですので2試合連続肝心な場面で失策してしまうのはいただけません。 ただ個人的には恐らく浮足立っているのではないかな?と感じるところで、昨季まではレギュラー選手ではなかったので経験が少なめで、それが今ではレギュラーとなって優勝争い真っ只中、更に今季相性が悪い鬼門バンテリンドーム、しかも自分自身が守備の要である遊撃手を守っているわけですから緊張するなと言っても無理があるでしょう。 ただこれはもう本人が乗り越える他ありません。巨人と0ゲーム差となって試練の時が訪れていますが、矢野にとっても大きな試練を迎えているのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.29 00:19:55
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