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カテゴリ:広島東洋カープ
『水を得た鯉』 本日の広島は7-0でヤクルトに大勝しました。 先発大瀬良は直球とカットボール、フォーク以外にもカーブを織り交ぜながらの投球、今日はストライクとボールの割合がほぼ同じぐらいで、球数は111球を要したものの7回を投げて1安打5奪三振3四球無失点と好投しました(4:9:1:3)。 球速自体はそこまで出ておらず、決して状態が抜群に良いという訳ではなさそうですが、長年の課題だった夏場を乗り切る事が出来ました。 2番手森浦は打者2人を抑えて無失点(1:1:0)、3番手塹江は打者1人を抑えて無失点(1:0:0)、最後は松本が3者凡退1奪三振無失点、村上から空振り三振を奪った直球は惚れ惚れするものがあり、変化球もカットボールやカーブ、フォークなど一通りあり、リトル栗林としての期待が持てそうです(この日は主に直球が多かったですが)。 一方野手陣は先発高橋の前に3回まで二塁打と四球のみに抑え込まれていましたが、4回に先頭小園が初球の143キロと抑え気味の直球を捉えて二塁打とすると、続く末包が1打席目に執拗な内角攻めをされた事が活きて内角球の難しい球を見事に弾き返して三塁線を破るタイムリー二塁打で先制します。 そこから二死となるも矢野が直球をレフト前へ弾き返すタイムリーヒットで貴重な2点目をあげます。 7回には先頭菊池、矢野が2者連続となる本塁打で2点を追加すると、山野からも小園が犠飛、末包のボテボテの当たりがタイムリー内野安打となるなど一挙に5点を奪いました。 鬼門バンテリンドームからマツダスタジアムに戻ってきた上に相手がマツダスタジアムを苦手としているヤクルトという事もあり、この前の3連戦が嘘のような試合結果となりました。 個人では小園に久々のヒットが飛び出した点や末包が難しい内角球をしっかりと捉えて二塁打とした事などが大きく、特に末包はヤクルト以外にも左投手相手に内角直球やスライダー系統の球を投げられることが増えている為、その球をしっかりと打ち返す事ができたのは大きいでしょう。 1球打ち返せたことによって今後相手球団が果敢に攻めるのが難しくなってくる可能性もあるだけに、勝負の9月に向けて明るい材料となりそうです。 また、松本が素晴らしい球を投げており、これまでフル回転してきた投手にも疲労が見られるだけに、こちらも9月に向けて大きな戦力となってくれるでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.01 00:30:08
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