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カテゴリ:海外リーグ野球
『国内人気急上昇・LMBは決勝戦へ』 今回はメキシコの野球について見ていきたいと思います。 メキシコ紙にてメキシコ国内で前例のない野球人気の急上昇に焦点を当てた記事が掲載されました。 内容を見ていきますと、WBCでのベスト4進出を皮切りに2023年からLMB(メキシコプロ野球リーグ)は1試合平均観客数は7000人を越え、シーズンを通じてチケットは550万枚も売れたとの事です。 LMBは全950試合ですが、テレビ視聴者は5400万人に達し、2019年以降の顕著な成長が見られたとの事です。 また、LMBのフォロワー・スポンサー・リーチ数が30~40%増加しており、現在では家族向けの娯楽へとなっており、リーグの収益は2019年の1500万ペソだったのが、現在では何と3億4000万ペソと跳ね上がったどころの話ではありませんね^^;。 また、連邦政府の支援によるスタジアムの改修、MLBを参考にSNSを積極的に活用して若者の関心を引き付けて新規客を大幅に増やしているそうです。 そして野球人気向上によってスポンサーの多様化にも繋がり、バンコッペルやGWMといった企業がそれぞれスポンサー契約を結んだそうです。 結果的にスポンサー収入が7倍、放映権料が6倍、放送量が10倍も増加し、ファンの平均年齢は大幅に低下(30~35歳)に成功しました。 新たなスポンサーとマーケティング計画により、メキシコの野球は今後も上昇を続け、更に多くの投資やフォロワーを引き付けるのではないかとされています。 侍ジャパン同様にメキシコでも代表チームを常設化する構想を持っており、これからのメキシコでの野球発展に大きな注目が集まりそうですね。 そしてLMBですが、メキシコシティ・レッドデビルズとモンテレイ・スルタニスがそれぞれ決勝進出を決めて優勝を争います(twitter)。 その中でもメキシコシティのチームには元横浜のバウアー投手や元楽天の安楽投手が在籍しており、安楽が好投した時のスタジアムの歓声がtwitterにて掲載されていました。 こちらが2ラン本塁打で同点に追いついたシーン(twitter)、こちらがサヨナラ勝利で決勝進出を決めたシーンとなっています(twitter)。 また、こちらがモンテレイがサヨナラ勝ちを収めて決勝進出を決めたシーンとなっています(twitter)。 サヨナラ打を放ったのが何と元TEXのマザラ外野手です^^;。 バウアーや安楽がいるメキシコシティかはたまたマザラがいるモンテレイか、どちらを応援するか少し悩みますね^^;。 WBCはチェコのようなこれまで関心のなかった国のみならず、元々野球人気が高かった国でも再注目されて人気が急上昇しているのが見て取れますね。 韓国や台湾、メキシコなどでは顕著に見られていますが、メキシコは元々のリーグ収益がそこまで高くなかった状態からここまで一気に大幅に増収するのは驚きです。 後は更なるリーグの健全化が見込めればNPBやKBOのように有望株の選手は一度LMBでプレーしてから満を持してポスティングでMLBへといった道ができてくるかもしれませんね(個人的には若いうちからMLBへ行くよりかはそのような形にできるのならばそうした方が国内人気にとっても選手にとっても良いような気がします)。 「NPB情報」 SNSを積極的に活用(もしくは若者に現地観戦してSNSを使って発信してもらう)してメキシコや韓国プロ野球(KBO)、MLBなどは人気を伸ばしていますが、日本プロ野球(NPB)はSNSについての規定が発表されました(twitter)。 何やら成功している国と逆行するような事をしており、閉じコンになってしまいかねない規定だと思いますが、果たして…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.03 00:00:11
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