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カテゴリ:海外リーグ野球
『無念の中で明るい話題も』
本日はbaseball unitedとパキスタンの野球について見ていきたいと思います。 まずはパキスタン、U18に参加する予定だったパキスタンですが、残念ながら「一つの中国」政策を取るパキスタンの国内事情により、台湾開催での選手派遣を止められてしまい、無念の棄権となってしまいました(twitter)。 様々な呼びかけを行っていましたが、さすがに政府と対立するとまずいので全て消してしまったようですね…。 ただ中国当局は特にパキスタンに抗議や声明などは出していなかったようで(そもそも香港は出場していますからね^^;)、何とも不可解な話です。 パキスタン国外から台湾に来ていた6名の選手とコーチに就任した前田幸長氏も帰国する事となりましたが、短い時間でも指導をしてもらえたでしょうか(twitter)? ただ彼ら6名の選手らは十二分にマイナーリーグでプレーできる実力を持っていると称賛されており(twitter)、その中でもアーヤン・サブスワリ投手の投げる直球には力強さがありますね(twitter)。 こちらはレハン・サブスワリ捕手の打撃練習の様子です(twitter)。 そしてこちらは日本人とのハーフであるジャン・ハスネン投手の投球です(twitter)。 パキスタン国内でも昨年のムシャラフ・カーン投手だけでなく、16歳左腕のムハンマド投手なども面白い存在だっただけに、出場できなかったのは大変残念ですね。 それでもfacebookによりますと、紅白戦ならぬ緑白戦を実施する予定のようです。 更に10~19歳の選手に奨学金や留学などの機会や福利厚生の確保に取り組んでいるとの事、更にパキスタンスポーツ委員会とも会談して2028年の五輪に向けてのパキスタン野球の現状と発展について話し合うなど明るい材料もあり、向かい風があってもパキスタン野球のこれからに期待したいですね。 続いてはパキスタンとも綿密な関係にあるbaseball unitedの情報です。 baseball unitedはドバイに中東地域で初となるプロ野球を開催する球場の建設を公式サイトやtwitterにて発表しました。 ネーミングライツも交渉中との事で、グラウンドはUAEの高温にも耐えられる人工芝を採用しており、収容人数は6500席となっているようです。 更に球場の寸法はNYYの本拠地であるヤンキースタジアムをモデルにしているとの事です。 球場の建設は今週から開始し、上手くいけば11月に開催が予定されているアラビアクラシックの試合会場になる可能性を示唆しており、最初のシーズンやカップ戦は新球場で行う予定との事です。 西アジアでの野球発展の為に重要となるbaseball unitedは着々と準備が進められており、パキスタンにとっても大きいのではないでしょうか。 パキスタンはbaseball unitedとは別に独自のプロ野球リーグを創設する考えも持っており、独自のプロ野球リーグでしっかりと当該地域の選手を育成していき、更にbaseball unitedでより高レベルな選手達とプレーして二重の成長や野球を興行として成立させていき、当該地域での人気を確立していく事が期待されます。 まだまだパキスタンでは人気がないと書かれていましたが、それでも今年行われた国内リーグのライブ配信はかなりの視聴者を記録したとの事で、徐々にではありますが関心が上昇してきてはいると思うだけに、一層の人気向上を期待したいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.04 13:00:12
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