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カテゴリ:広島東洋カープ
『僅か9人』 今回は広島のドラフトについて見ていきたいと思います。 大分前の情報ですが、8月24日にスカウト会議が行われ、指名候補となる投手18人・野手9人の合計27人を映像で確認したとの事です。 次回のスカウト会議は9月下旬に行われ、そこでは大学生や社会人の指名候補の確認が行われるとの事です。 また、田村スカウト部長のコメントは大体当たり障りのない内容ばかり…と思いきや、サンスポの記事にて「今回は高校生なので上位候補って形にはならない。これから大学・社会人の視察もある」といったコメントを残しており、個人的には「上位候補って形にはならない」というコメントが気になりました。 ただ別の記事では「ドラフトで上位・下位というのは関係なく、純粋に評価付けを行った」と話しています。 つまり、純粋に評価付けを行ったが基本的に高校生は上位で指名しない?という事なのでしょうか。 もしこのニュアンスだったとすれば上位指名確実な花咲徳栄の石塚内野手や東海大相模の藤田投手、報徳学園の今朝丸投手らの指名はほぼなし?という事になりますが…・。 まあ確かに今朝丸投手以外は広島のチーム事情(学校関連)や長年指名していない神奈川県なので指名の可能性は低そうではありますが…。 何となくですが、少なくともドラフト1巡目入札は大学か社会人選手が濃厚なのかな?と思います。 また、個人的にもう一つ気になるのが野手の指名候補が僅か9人(ちなみに去年は投手17人・野手15人、一昨年は投手17人・野手19人でした)しかいないという点で、過去2年と比べると大分少ないですね。 ちなみに昨年15人も指名候補がいながら指名した高校生野手は仲田1名、一昨年は内田と清水の2名だけだった事を考えると、ひょっとすると高校生野手の指名はなし、もしくはあっても1名ぐらいの可能性が十分あり得ますね。 逆に高校生投手が過去2年に比べると1名多く、昨年は育成指名で1名のみ、一昨年は育成含めて2名の指名だっただけに、こちらは最低1、2名の指名がありそうです。 ちなみに2021年のドラフトでは本指名で指名された高校生が2名(田村、高木)、育成で指名された高校生が3名(新家、前川、中村)となっており、この年の指名候補は37名だったのですが、内訳が不明となっています。 近年の広島は大学生の指名が増えており、近年と比べると高校生の指名候補人数は特に少ない上に田村スカウト部長のコメントを見る限りでは高校生の指名は今年も少なそうな印象を受けました。 「広島1巡目指名候補情報」 個人的な予想としては渡部外野手ではないかと考えていますが、その渡部が開幕した秋季リーグ戦で三塁手や二塁手として出場している事が判明、ソツなくこなせている上に既に本塁打も放ったとの事です。 中堅手を守っていた選手が秋に三塁手や二塁手として出場しているのは気になるところです。 確かに高校生時代は三塁手だったのでアピールの為に守るのは分かりますが、わざわざ二塁手としても出場しているところを見ると、ひょっとするとポスト菊池が急務となっている広島へのアピールだったりする?のでしょうか^^;。 情報によりますと広島ファンとの事で、広島の補強ポイントを意識していたり?するのでしょうか(小園が三塁を守っていますが、ポスト菊池として二塁に再コンバートを見越しての三塁手、小園がコンバートせずにそのまま三塁だとポスト菊池が必要なので二塁手としてという両睨みか)。 まあ考えすぎかもしれませんが、ここに来て公式戦で二塁手としても出場するというのはかなり気になりますが…。 そしてもう一人のドラフト1巡目候補の宗山内野手が打撃好調で、こちらはまだ秋のリーグ戦が開幕していないものの、オープン戦では既に2本塁打を放っており、「ヒットを狙って長打が出ている。良い感じ」と手応えを口にし、西武のスカウトは「イチローのフリー打撃を思い出した」と絶賛しています。 以前宗山に関する記事を書いたことがあるのですが、私自身も西武のスカウトが絶賛しているように宗山を見て一番魅力に感じるのは守備ではなく打撃です。 どこも弄る必要がなく、今現在再び長打が出るようになっているのならば言う事なしではないでしょうか。 逆に守備の方はプロだと守備範囲が狭いのではないか?と感じ、それならば三塁手にコンバートしてもっと体を逞しくしてより長打を打てるような体格を目指し、かつて小園に求めていた3割20本塁打前後の打者を目指せるのではないかな?と思う次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.10 00:00:10
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