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カテゴリ:広島東洋カープ
『真っ向勝負』 本日の広島は10-2で横浜に勝利を収めました(動画)。 先発常廣は初回から150キロを計測(最速153キロ)とスピード十分、投球の殆どを直球が大半を占め、そして得意のフォークを投げ込むなど剛腕スタイルで真っ向勝負するような投球でした。 そういった投球なので常に走者を背負う投球でしたが、それでも菊池の超ファインプレーや小園の好守もあって横浜打線を抑え込み、5回を投げて7安打4奪三振3四死球1失点で初登板初勝利を飾りました(10:4:3)。 初回の二死三塁で打者宮崎という場面で、フルカウントからの高めから真ん中に入ったフォークを見逃してくれた事が個人的には大きかったのかな?と思います(結構危ない球でした^^;)。 投球としてはやはり全体的に直球が高いかな?という印象で、前回の記事でも書きましたが、上体がしっかりと沈み込まないまま投げ込んでおり、その辺りを改善できれば低めにも直球を投げ込めるようになるのではないかな?と思います。 他にはカウント球としてカットボールの精度も上げていきたいところ、少々テイクバックが大きめなところ辺りも課題となってきそうですが、やはり持っているポテンシャルは間違いなさそうです。 2番手塹江は1回1安打無失点(1:2:1:1)、3番手森浦は二死から戸柱、桑原に連続二塁打を浴びて1失点(0:3:0)、4番手島内は1回1安打1奪三振無失点(4:0:0)、最後は長谷部が先頭宮崎に四球を出すも併殺打などで結果的に3人で打ち取って試合を締めました(2:0:0)。 一方野手陣は初回から先発吉野に襲い掛かります。 まず先頭秋山がヒットで出塁すると、二死となって野間が四球で歩き、続く小園が初球の直球を振り抜いて右中間へのタイムリーヒット(走塁妨害によって二塁へ)、続く矢野が追い込まれるも直球が真ん中付近に入ってレフト前ヒット、更に末包が外角低めのカットボールを強振して三遊間を破るタイムリー、そして菊池が三塁の頭上を越すタイムリーで一挙に4点を奪います。 2回には再び先頭秋山がヒットで出塁すると、2四球で満塁となって京山に交代し、小園が投手ゴロ併殺打かと思われましたが拙守で二死で留まり、続く矢野が押し出し四球を選んで1点を追加します。 4回には先頭坂倉、堂林の連打の後、野間が併殺打を打って二死となりますが、小園が坂本から再び初球を打って昨日のタイムリーと似たような三遊間を破るタイムリー、更に矢野が強振してライトへのエンタイトル二塁打で追加点、6回には山崎から菊池が3ラン本塁打を打って大量10得点を記録しました。 ようやく6連敗を脱する事ができました。 試合結果としてはドラ1新人の常廣が勝利投手、打線も10得点と景気の良い勝ち方となったのではないかと思います。 しかしながら接戦を落としてたまに大量得点で勝利するというのは実のところ弱いチームの戦い方であり、正直言って申し訳ないですが相手先発の吉野は先発としてやっていくには少し厳しいかな?という印象でした。 本当の意味で立ち直る事ができるかどうかは明日の試合にかかっていると言っても過言ではないでしょう。 明日は東という難敵ですが、だからこそ本当の意味で真価が問われるかと思います。 中々得点でできない事が予想されますが、これまでの広島の守り勝つ野球を実践して少ない得点で最小失点で切り抜けて白星を掴めるかどうか、ここが重要だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.16 00:39:30
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