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カテゴリ:広島東洋カープ
『気になる情報も』 今回は広島のドラフトについて見ていきたいと思います。 先日に広島はスカウト会議を行い、大学社会人選手の上位指名候補として関西大学金丸投手、明治大学宗山内野手、大阪商業大学渡部外野手ら18名の選手を映像で確認したとの事です。 記事によりますと、大学社会人の指名候補は投手が17名、野手が20名の合計37名に絞り込まれたとの事で、田村スカウト部長は「ご存じのように人気の高い選手がいてレベルが高い。全体の方向性が決まるのは次回になる」と方向性自体もまだ何も決まっていないというコメントを残しています。 更に「事前公表は今回はないかもしれない」と牽制しており、次回は10月11日にスカウト会議が行われるようですね。 ただし、他のスポーツ紙よりも1日遅れて記事を掲載したスポニチでは「恐らく次の会議ぐらいで1巡目指名ははっきりすると思う」と説明しており、事前に興行するかどうかは不明なものの1巡目指名を誰にするかは決まりそうですね。 田村スカウト部長になってからはあまり情報の小出しがなくなってしまい、ドラフトの指名方針なども一切公表されていないので逆に誰を指名するのか楽しみではありますね。 個人的に気になるのは青学大の西川外野手の名前が出なかった点、初回のスカウト会議でも名前が出ておらず、途中から名前が出るようになったものの今回再び名前が消えています。 勿論上位指名候補の中には入っているとは思いますが、西川ではなく渡部の方が挙がった事を考えると、西川は入札候補から外れたのかな?と思います。 ちなみにこの時期に指名リストから外れたものの最終的に1巡目指名した栗林は初回のスカウト会議には名前が挙がっていましたね。 そしてスカウト会議ではありませんが、もう一つ気になる重要な情報?と言える記事があったので紹介したいと思います。 こちらの記事では宗山本人は「特別行きたいと思っている球団はない」と父親が語っていますが、できれば試合に出られるチーム、本人の希望としてはショートとして開幕からレギュラーとして出場するのが理想だと語っています。 という事はやはり宗山は遊撃手としてプロ入りしたいという意思を持っているという事であり、レギュラー遊撃手として定着した矢野がいる広島だと難色を示される可能性があるでしょうか。 更に良好な関係を築けている明治大学の選手なので強行指名というわけにもいかず、そうなってくると入札する可能性はこれでかなり低くなったのではないでしょうか? 宗山を1巡目指名するのならば矢野を二塁にコンバートするか、かなり粘り強く交渉して説得する必要が出てきそうです。 そうなってくると金丸か渡部かという事になりそうですが、個人的には前回の予想通り渡部でいくのではないかな?と感じるところです。 そして事前公表するかどうかですが、これまで事前公表した選手は2022年の斉藤(あの年は殆どの球団が事前に公表した異例の年となりました)を除いて全て競合覚悟で少しでも競合数を減らしたいという意図をもって公表したものです。 逆に本当に一本釣りをしたいと思う選手の場合は意外と事前公表していない事の方が多く、2015年の岡田や2020年の栗林などは敢えて事前に公表しませんでした(ただスポーツ紙の予想ではすっぱ抜かれていましたが^^;)。 なので今回は事前公表せずに渡部を入札するのではないかな?と予想しています。 ただし、私個人の希望だと1巡目入札は金丸、そして野手ならば宗山が良いという考えを持っています。 金丸は言わずもがな、宗山は以前の記事から書いてきていますが守備より打撃が良いと思っており、決して単打しか打てない打者ではないと見ています。 寧ろあわよくば3割15本塁打を記録できる可能性を持っている選手で、かつて小園に託した希望を背負える選手だと思います。 野手ならばやはり宗山が抜けてるのではないかな?と思いますが…。 「追記」 スポニチアマ野球のtwitterに苑田スカウトのコメントが掲載されていました。 興味深いのは既に統括部長ではなく、スカウト部顧問という立場になっていますね。 顧問という事は一線自体は既に引いているのかな?という印象です。 苑田スカウトは明らかに宗山にゾッコンのようですが、果たして苑田スカウトの思いは届くでしょうか? 再度になりますが、予想は渡部にしているものの、個人的な希望としては金丸が一番、次点で野手ならば宗山が良いのではないかな?と思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.01 00:14:22
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