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カテゴリ:海外リーグ野球
『更なる裾野拡大へ』
今回はインドネシアの野球について見ていきたいと思います。 今年からインドネシア、フィリピン、シンガポール、スリランカといった東南アジアや南アジアの選手らが主体となった佐賀インドネシアドリームズが誕生して九州アジア独立リーグへ準加盟しました。 残念ながら公式戦では1勝もできずにシーズンが終了しましたが、後の練習試合?では勝利を収めるなど徐々に力をつけ始めたのかな?という印象です。 そんな佐賀インドネシアドリームズですが、スポーツライターの田尻氏の記事によりますと、来季からファーム機関創設して中長期的な視野に立って選手を育成していく方針である事が判明しました。 今季は7ヶ国の選手が同球団に入団しましたが、来季は14、5ヶ国の選手らを入団させて裾野を広げていこうという事でしょうか。 個人的には方針に全面支持の意見で、開幕してから2試合程でインドネシアの3選手が実力的に厳しいとして戦力外になりましたが、正直まだ早いのではないかな?という印象を抱きました。 また、1球団だけでは中々裾野拡大や東南アジア地域全体の底上げをしていくのは難しそうな印象を抱いていただけに、理想としては各地に球団を増やしてトレーニングや定期的に実戦の機会を設けるというのが良いと思いますが、まだ創設したばかりの状況でいきなり急拡大していくのは危険(よくレストランなどで短期的に売り上げ好調で全国に支店を置くも次々と閉店していくというのをよく見ますね)なだけに、とりあえずはファームという組織を創設して東南アジアにはタイやカンボジア、パキスタンプロ野球への参加を表明しているマレーシア、ラオス、ベトナムなどマイナーの域を出ないものの、野球が行われている国はあります。 特にタイは里崎チャンネルにて面白そうな逸材が多かっただけに、是非ともこの取り組みを応援したいなと思います。 カンボジアでは野球ライターの方が活動拠点をカンボジアに置いて代表の練習にもコーチとして参加しているだけに、面白いのではないでしょうか。 他にはインドネシア国体が行われ、やはりジャカルタ州が圧倒して優勝しました。 ただ佐賀インドネシアドリームズに携わっている野中寿人氏(ブログ)によりますと、全体的なレベルが低い事を嘆いておられました。 そういった意味では底上げの為にもファーム機関の創設は非常に有意義なのではないでしょうか。 そして記事内にて東アジアカップと書かれていますが、実はフィリピンにて東アジアカップが開催され、既にグループ分けなども発表されたそうです(twitter)。 恐らく佐賀インドネシアドリームズに所属している選手達が中心となる?と思われますが、アジア5番手と評されるフィリピンを相手にどこまでインドネシアが力を見せられるのか?楽しみにしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.05 16:06:15
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