『冬も野球を』
今回はジャパンウインターリーグ(JWL)について少し触れていきたいと思います。
今回で3回目となるJWLですが、何とDAZNで独占ライブ無料配信が行われる事が決定しました(twitter)。
以前からもライブ配信はされていましたが、DAZNという日本でも広く知れ渡っている媒体で宣伝してもらう事で多くの人の注目を集められるのではないでしょうか。
その前にJWLとは何かを簡単に説明しますとトライアウトの場であり、各国のリーグへの入団を目指す選手達が各チームに分配されてリーグ戦を行い、各国のスカウトらがデータを見て興味のある選手を獲得する形となっています(公式サイト)。
実際に独立リーグへの入団が決まって選手らもおり、出身国もオーストリアやハンガリー、アルゼンチンなどあまり馴染みのない国から参加している選手らもいます。
ただし、2回目からはトライアウトリーグの他にもアドバンスリーグという部門が創設され、こちらは既に様々なリーグに所属している選手らが参加してレベルアップを図る事を目的としています(記事)。
そして今回からは日本各地域の独立リーグの他に西武や楽天がJWLに選手を派遣する事が決定しただけでなく、台湾プロ野球の統一ライオンズ、更に中国野球協会のLA五輪出場を目指す為に立ち上がった希望の星チームらの参加も決定しました(記事)。
特に中国やプロ化を目指しており、国際大会はそう何度も行われるわけではない上に台湾開催の場合は出場しないといった事もあるだけに、こういったレベルアップの場は大変貴重となるのではないでしょうか。
個人的にはできれば欧州各国のリーグに所属する若い選手や佐賀インドネシアドリームが創設された事もあり、できればインドネシアやフィリピンなど東南アジアの選手らの参加も将来的にはできればなと思います。
欧州からは遠いですが、東南アジアならば比較的近いですし、東南アジアでは国内リーグといったものがフィリピン以外にはなく、佐賀インドネシアドリームズ1球団だけでは中々レベルアップの機会も限定されてしまいます。
ですのでこういったウインターリーグの規模が今後拡大していければ野球の普及や裾野拡大へのきっかけとなるのではないでしょうか。