|
カテゴリ:海外リーグ野球
『圧倒的な強さ』 本日は西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedについて見ていきたいと思います。 先日から行われていたアラブクラシックですが、初めて野球代表チームが創設されたUAEが何とパレスチナを破って決勝戦に進出する大波乱がありました。 しかしながら決勝戦はやはり西アジアでは圧倒的な強さを誇るパキスタンがUAEを12-1で下し、今大会は無敗の圧倒的な強さで優勝に輝きました(記事)(twitter)(twitter)(twitter)。 この大会では三沢高校のハスネン選手や帝京高校出身の野々宮ムーサ選手などハーフやパキスタン系アメリカ人選手などもしっかりと揃えていたので他を寄せ付けない戦力でした。 ちなみに野々宮ムーサ選手はtwitterでは決勝戦での投球が詳細に書かれており、最速93マイル(149.7キロ)の直球にカットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップを操るなど有望な投手のようですね(twitter情報によると、打撃でも本塁打を放っています)。 上記の通り帝京高校出身の東京出身の選手なのでNPBドラフトの対象選手でもあるだけに、菊地ハルンに続いてプロ野球選手になれるか注目したいところ、年齢も若いのでこの実力ならばbaseball unitedのドラフト指名にも十二分にかかりそうですし、創設予定となっているパキスタンプロ野球にも参加できるのではないかな?と期待しています。 また、パキスタンの投手が地元に帰郷した際にアラブクラシックで優勝した事を祝福されたそうで、それなりに報道されているのでしょうか(twitter)(twitter)。 また、敗れたUAEにしてもパレスチナ戦で本塁打が飛び出し、地元UAEを応援するファンが立ち上がって祝福していました(twitter)。 インド対パキスタン戦ではチケットが完売し、UAEと同じく初出場となったサウジアラビアにも応援する人々がおり、前回のオールスター戦よりも良い雰囲気となったように思います(twitter)。 今回はアメリカ在住者がメインとなったサウジアラビアですが、サウジアラビア国内でも普及活動が行われて始めており、今後に期待したいですね(twitter)。 元々あまり野球が盛んとはいえない地域なのでハーフ選手や~系アメリカ人の手を借りて普及や発展していく事が今後この地域で必要になりそうです。 広島にもまだ正式に入団は決まっていないものの、今年ドラフト指名した菊地ハルンがパキスタンとのハーフ選手なだけに、彼の成功もパキスタン球界が更に盛り上がっていく上で重要になってくると思われます。 来年からはシーズンも始まるだけに、今後も目が離せない地域となってきそうですね。 「追記」 ちなみに最も盛り上がった対戦カードのインドがパキスタンに男女の野球チームを派遣する考えである事が判明し、パキスタンもそれに応じてインドにも訪問する考えを示しています(twitter)。 政治的な対立が続く2ヶ国ではありますが、野球では比較的良好な関係を築けており、今後もこの関係を大事にして欲しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.13 00:03:02
コメント(0) | コメントを書く
[海外リーグ野球] カテゴリの最新記事
|