昨日、あの子を葬った。
そう。３月末日に機種変更をし、もう要らなくなった先代のスマホ端末。
すぐ捨てて良かったはずなのだけれど、なんかよくわからないんですけれど、持っていました。　
新しい機種でログインできなかったらどうしよう、とか、メモしてある色々なことがもしかして
必要なこともあるかもしれない、と　不安で。

捨てられない理由の多くは「不安」です。　スマホのおかげで、それを実感しました。
でも、昨日、さすがにもう大丈夫だ！と己を律し・・・　ようやく捨てることができた。

昨日わかったことは、すぐに捨てても結局は全然大丈夫だったじゃん、ってこと（笑）
同機種を、砕けて壊れるその日まで　恐ろしく長く使い続けるのがわたしです。　
５〜６年に１回のこと。滅多にないこと、慣れないこと故に、どうにも慎重になり過ぎました。




さて。


昨日、あの子も、旅立った。　もう、ウチにはいない。


２本のパンツと（更にはおとーさんの Tシャツを従えて）昨日、ヤマトの集荷で、旅立った。




冬のある日の懐かしい１枚。　寒い冬に「かご」を持つのがとても好きでした。




これにて、いま現在。　わたしのバッグは「１個」となり、　服は「１０着」に。　
わたし史上「最少」の・・・　いわば極限の状態、と言えましょう。　いや、すごいわマジで。


薄いコート・冬のコート、そしてニット２枚は　タンスにしまってあります。
だから、今のシーズンにわたしが着ているは服の数は　実に「６着のみ」、なのです。



めくるめく「服６着の世界」というのを・・・　今日は　ここで　ご覧に入れましょう。




これです。








もうちょっと、寄ってみます。









で。　わたしは裸で暮らすことを良しとは致しませんので（笑）　何かしら　着ます。
ちなみに　今日は（D）のブラウスを着て　（ I ）のスカートを　穿いています。






　　　　※　わたしの服　全１０着の一覧はこちら、です　↓
　　　　https://plaza.rakuten.co.jp/0212minimalist/diary/201801070000/




するとこのラックはさらに　がらーん　です。　ここからその２着が　減るのですから。


その圧巻の、ミニマリスト垂涎の様子を　再び　ご覧に入れます。　　こうです。









寄りましょう。








もっと　寄りましょう。　　




MADISONBLUEの「B」の刺繍。見てるだけで、ここにあるだけで嬉しくなります。




これ・・・　ね。　　こんなことって　あるんですね。

普段着るのに必要な服って・・・本当にこんだけ、なんだなあ。これで大丈夫なんだなあ。
どうして　あんなにたくさん、もっともっともっと必要！　と　信じていたんだろう。

秋になったら。　
てろんとした素材のスカートを１枚。　そして　カシミアのあたたかなタートルニット。　
この２着をここに。　「少数精鋭ワードローブ」に加える予定です。

ボトムス（パンツ）２本とも手放したから、ね。もうズボン、わたし１本も持ってないからね。
スカート（ボトムス）が　だからどう考えても　あともう１枚は　必要です。




さよなら。かごバッグとともに旅立った２本のパンツ。たくさんのたい焼きになるんだよ。




そして　去年の冬は　お買い物の失敗などもあり、薄いニットだけで乗り越えましたが、
今年は。　真冬に向けて・・・今度こそ！　温かい　ふんわりタートルを１枚。



それらを揃える前に・・・　願わくば、グレーのバッグを１個。
秋冬の黒いコートや、グレーのストールや、グレーのパンプスとぴったり合うような・・・
そして両手が空くような・・・
「黒以外」の小さなバッグをひとつ持ちたいな、などと　うきうき考えています。


わたしのお買い物計画は・・・物欲というよりも　このように「足りないものを買い足す」作業。

あれこれ目移りする中から選ぶんじゃなくて・・・　もう頭の中で　具体的構想が決定してる。

手持ちの服を全て把握すると　こういう決断ができるのです。　
こんな真夏のうちから、冬のことを　リアルに　そして早めに　考えられる。


服をいっぱい持っていた頃は、季節の変わり目には・・・いつも焦っていた。　
何買ったらいいのか　わからなかったから。（だから　いつもオシャレな誰かをパクってた）
季節の変わり目に差し掛かっても　頭の中もクローゼットも　何も整理されていないから、
ほんと、何が不足しているのか　何を足せばいいいのか　全くわからなかったのです。

日用品の在庫管理と、これは同じことかもしれませんね。

無秩序にたくさんのストックを持ちすぎていると、何が足りていて何が足りていないのか、わからない。　的外れなものを「安かったから」という　おかしな理由だけで買ってきてしまう。
で、どんどん在庫が過多になる。　
トイレットペーパーだらけ、になる。　キッチンペーパーの在庫は　もうないのに。
カビキラーが４本あるのに　バスマジックリンは０本、とか。
アルミホイル６本あるのに　ラップは０本だった！もうなかった！　とか。

それを把握できていないから、いっぱいあるのに、いつも適当に、さらに買い足す。


わたしは　変わった。「なに買えばいいかわかっている人」に　ようやく　なれた（；＿；）


おろおろ　きょろきょろ　しない。
SNS や　雑誌や　メディアの操作にも　踊らされない。


季節の変わり目にも　もう慌てないし、怖くない。
ちょっとくらい急に寒くなっても、そして暑さが逆戻りしても、その都度「着るものがない！」
などと　いちいち狼狽したり、慌ててどうでもいいカーディガン買っちゃったりしない。


服に対し。　安心して、自信を持って、落ち着いて　構えていられる。


たった１０着しかないのにね。　１００着もっても不安だった人間が・・・信じられないよね。

いま生きている「わたし」は、本当に３年前と同じ「わたし」なのだろうか。


実はすずひは知らないうちに一回死んでいて、知らないうちに蘇生したのではないだろうか。


そう思うくらい、わたしは　変わった。



秋・冬に向けて、スカートとニット加えたら　また「１２着」に戻りますね。



わたしの「適正量」って・・・　１２着なのかもしれないです。　一番しっくりくる。



これより少ないと、困る季節が生じる。　今のままでは　真冬は厳しい。

これより多いとなると、今度は全部を着られない。　タンスの肥やし化の可能性が生じる。


フランス人には及ばないかもしれないけれど。日本人だって、少ない服で生きていけるんだな！



冬が来ればちゃんと雪が降り、普通のレベルに寒く、一方真夏となれば　こないだのように
体温はおろか、４０°を平気で超えてゆくという　超・住みにくい風土・気候に負けず・・・

こんなに少ない、精鋭の服だけで生きる。

こんな「日本人サンプル」が・・・　まあ　珍・サンプルではございますが（笑）

いま現在　服１０着で暮らす日本人女性ミニマリストは、ここに確かに実在しているのだから。







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり






ダンボールが旅立った。かごバッグの「圧」がようやく去り、いつものがらーん押入れに。


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