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2022.10.03
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カテゴリ:ミニマルに暮らす
このお話が真実なのだと思えば思うほど。


ドキュメントなのか、と思えば思うほど。



ああ、あああ ・・・・・と。


悲しい? いや、違う。

可哀相・・・?  いいえ、それも違う。


なんとも言えない気持ちになるのでした。


「ケーキの切れない非行少年たち」という本。











大ベストセラーでしたから、

漫画版や、さらなる続編なども出されていますから、

内容をご存じの方もたくさんおられると思います。

ずっと以前に読んで、もはや記憶も朧げだったのを・・・

こないだ手放す前にね、

最後に、もう一度、ゆっくり読み直しました。


児童精神科医である筆者からの、

この世には「反省以前の子ども」が、沢山いる、

という示唆。








 児童精神科医である筆者は、
 多くの非行少年たちと出会う中で、
 「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。
 少年院には、認知力が弱く、
 「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、
 問題の根深さは、普通の学校でも同じなのだ。

    内容紹介(「BOOK」データベースより)





犯罪は悪いことだと言われ、ごめんなさいと反省したとしても、

なぜ悪いのかは全く理解できていない、ような。

それを悪いことだとは知らなかった、というような。

赤信号を渡って怒られて「ごめんなさい」と言った子が

そもそも「赤」という色を知らなかった、というような。



人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々。

そこに焦点を当て、

困っている彼らを、学校で、そして社会生活で困らないように導くための、

犯罪心理、というよりは、


「みなが生きやすい世の中とは」を、今、改めて、考えさせられる本。



問題の根深さは、普通の学校でも、きっと、同じ。




 ***********************************




人口の 十数% 。

ひとクラスに何人、1学年に何人、という計算。


これは「普通の学校」「未成年の子ども」だけ、でなく。

少年院で暮らす少年・少女の世界だけ、のことではなく。


青年も、大人も、きっとお年寄りも。


一般社会で暮らす人間みんな、の、十数 %。


明るみになっていないものも含めて、


現代社会全体の問題として捉えるべきこと、


知っておくべきこと、なのでありましょう。




 ***********************************




「境界知能」という事象は。

専門家であっても判断が難しい、というか、

どこか「神の領域」でもある、というか。

成長過程における学校教育や
子どもたちに対する教師の働きかけのほとんどは、
認知機能が正常であることを前提にされており・・・

本人はもとより、

親や教師や周りの身近な大人たちからも

気づかれないままや、適切なケアを受けられないまま、という場合も多く・・・



「困った人」なのではなく「困っている人」。



という言葉。

この視点が、とても印象的でした。

わたくしの中にある「理解の枠」のようなものが、

押し広げられた気がしました。



困っている人。

本人のしんどさ、ああ、如何ばかりか。


そうとは知らぬまま違和感を感じたり、

サポートすることになる周りのしんどさやストレスもまた、

それに等しく。

または、おそらくそれ以上。











なんでわからないの? や

このくらい簡単でしょ? や

何度言ったらわかるの?! や

どうしてこんなことするんだろ、や

なぜそんなことにこだわるんだろ、や・・・ 



そういう、自他間で感じる「違和感」って、

社会で生きてたら、きっとどなたさまにも経験があって、


お互いにしんどかったり、

何度も繰り返す種類のトラブルだったりすると、


それは「性格の問題」「価値観の相違」と思われがちだけれど、

それら以前の問題が潜んでいる、ということも

実際には少なくないのでありましょう。


性格や生活環境からの影響だけでは推し測れない、

また「一般的なIQ数値」だけでも決して判別出来ない、

ずっとずっと見逃されてきてしまった、

彼ら、彼女ら、の「生きづらさ」の正体。



非行少年少女に共通する5点セットというのが記されていて、

その中の一つに


・不適切な自己評価(自信がありすぎる、なさすぎる)


というのが挙げられていたけれど、

これだって、そういうところは誰にでもあるし、

それを克服するって、大人であっても難しい。

向き合う覚悟や勇気を求められることだもの。




だからこそ、ずっと見逃されて、

ちょっと互いに頑張れば付き合えたり、

大人なら理解し合えそうな気持ちにもなるのだけれど。


けれど、実際には、

彼ら、彼女らと良い関係を築くことは、心通わすことは、

そんな甘いこと、簡単なことではなくて、ね。









​​


 子どもの心に扉があるとすれば、

  その取っ手は内側にしかついていない。 




本を手放した後も忘れたくなくて、メモに残したこの言葉。

これって、果たして「問題を抱えた子どもだけ」のこと、でしょうか。


どの子だって、きっとそうです。


大人だって、そうです。


わたくしの心だって、あなたさまの心だって、こじ開けることはできない。


みんな、みんな、そう。


心って、その人だけの、とても、とても、大切なもの。



SURIPU のレモンケーキを、3人で分けた。

丸いものを等分に切り分けるシーンがあるたびに、



この本のことを、


わたくしは、いつも、いつも、いつも、思い出す。











ケーキを「3等分(5等分)」してね、というお題に対し、

彼ら(※中学生か高校生くらいの年齢の子)の書いた線は、

こんな風だったのでした。

実際には、もっといびつな感じだったです。



これってね、やっぱりね、「丸いケーキ」というところに、


あ、なるほどな、って思うの。



パウンドケーキみたいな長方形の、

「端から順に切るようなケーキ」であるならば・・・

この図のようなびっくりするような分け方には、

きっとなりにくいのでしょう。


安心できる居場所の中で、

丸いものを、そこにいるみんなで分ける、ということ。


「3つ」とか、あるいは「5つ」。


3つは4つと比べると確かにちょっと難しくて、

けれど、ああ、メルセデスのマークのような角度で切ればいいな!って

わたくしたちの多くは、おそらくそう思うのだけれど・・・




それが幾つであろうとも、人数分に切り分けようとするとき。

仲良く分けよう、と思うとき。


そこに求められるのはおそらく「IQ(知能)」ではなく「感情」で。


感情というか、きっと「愛情」や「心」や「そういう経験」で。


なるだけ平等に、とか

みんなでケーキを囲んで楽しい時間を過ごせるように、とか、

揉め事にならないように、とか、

相手の気持ちになって、とか、

そこにいる一人一人の心を、ちゃんと大切に思える気持ち。

大切な存在として愛し、尊重できる気持ち。


もちろん「自分自身」のことも含めて、ね。




 ***********************************



そうそう、これは別の本で読んだのですけど。

料理では。 「調理法」では、ね。

どうやら「巻く」という動作が、

深層心理的には「愛情の動作」らしいのですよ。


愛情が欠乏いたしておりますと


「やりたくない!」「めんどくさい!」


「巻きたくない!」 って感じるんですって!!


巻くといえば「ロールキャベツ」とか「春巻き」とか・・・

お弁当の「だし巻き」も、そうなのかな?


なんか、わかるような気がする。 


「巻く」は、愛。


みんなーっ!! 巻けてますかーっ!? (笑)








愛情はありますよ。

たっぷりありますけれども、

この丸いパン「モーニング・ヴァン」は、けれど、別。


シナモンロールとクイニーアマンが合体したような、SURIPUのパン。


ホットコーヒーが進む進む きらきらコーヒーきらきら


3つにも4つにも、切り分けません!!!


わたくしの本日のお楽しみのエベントなのだから!!



ひとりで! 丸ごと全部!  一気に!!



いただきます!!!



きりりっ  (`・ω・´) !!







                                  おわり




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最終更新日  2022.10.03 15:00:10



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