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テーマ:暮らしを楽しむ(388254)
カテゴリ:幸せになる「勇気」
みなさま こんにちは。 すずひです。
突然ですが。 あなたさまは「助けて」って、言えますか? 「助けて」っていうのって、本当にむずかしいですね。 助けを求めることが、わたくしは昔から苦手で、苦手で、 苦手、というか「嫌」で。 嫌、というか・・・・ 怖くて。 ****************************** 助けを求めることは ・迷惑をかけること ・自分のことを自分でできない無能な人のすること ・情けないこと ・恥ずかしいこと ・みっともないこと ・頼りにならない人物として周りから認定されること ・呆れられること ・それら諸々によって、嫌われること 助けを求める → 迷惑をかける → 嫌われる というのをすごく信じているところが わたくしにはあります。 今も、やっぱり、あります。 助けを求めたら、嫌われてしまう。 大好きな人から嫌われてしまう。 嫌いな人にはもちろん頼りたくないけれど、 好きな人や大切な人には、だから、もっと頼ってはいけない。 (その理論だと、結局、誰にも頼れない!) **************************** 少し前、お姉ちゃんの誕生日で。 小さな可愛いブーケを送りました。 メッセージの最後に「大好きよ」と。 ちょうど在宅してくれていて、 タイミングよく受け取ってもらえて、 すぐにくれた「ありがとう!」の、そのメールの末尾には、 なんとわたくしと同じく「大好きよ」って。 姉の返してくれた「大好きよ」という文字を・・・・ 何度も、何度も、目をこすって見直した。 大好きよ、と、たしかにそう書いてある。 ******************************* とんでもないスケールの助けを求めてしまったのに。 ひとかたならぬ迷惑をかけてしまったのに。 それでも「大好きよ」と、言ってくれる人がいて、 それは現に「わたくしのお姉ちゃん」で、 大好きな、ずっと大好きだった人で、 大好きだったのに、 うまく言えないんだけれど・・・ 謎の順番、というか見えない圧、というか 家族ヒエラルキーみたいなのが、幼い頃からわが家にはあって、 母を差し置いて、 わたくしごとき底辺が姉を「好き」と言ってはいけないような、 母よりも姉と仲良くなってはいけないような、 「大好き」などと思ってもいけないし、思われるのはもっとダメ!というような、 姉を大好きなこと、秘密にしなきゃ! みたいな・・・ いやもう、何を言ってるのかわからないと思いますが、 わたくしにもわかりません。 祖母(母の母)に対しても、そうでした。 わたくしは姉だけでなく祖母からも好かれてはならない。 わたくしは祖母を愛してはいけないし、 祖母から愛されてもいけない。 わたくしが祖母から可愛がられることを、母が、おもしろく思わない。 わたくしが可愛がられることを、妬き、嫌悪し、機嫌を損ね、 こちらへの当たりが、わかりやすくキツくなる。 それが、幼い頃もはもちろん。 大人になってからも、ずっと、怖かった。 その「制裁」が、怖かった。 ****************************** 花束を見るたびに、悲しく思い出すことがある。 実家を処分し、 母が以前のマンションに引っ越した最初の「母の日」に、 「お母さん、いつもありがとう」と、小さな花束を手渡した。 そうしたら「ち、小っさ www」 と、失笑されたのでした。 あんたの花は、いつも小さい。 お姉ちゃんの(送ってくれる)お花は、とっても大きい。 あんたは、ケチ。 と。 わたくしは、ケチ。 お前は、ケチ。 家計をやりくりする中で、 あの時の精一杯の気持ちのお花だったんだけれど。 「失礼にもほどがあるで!!!」 そう言ってブチギレて、帰ってくればいいのにね。 わたくしは、ケチ。 ケチ・・・ ケチ・・・ ケチ・・・ 頭の中が、脳内メーカーの「ケチ100%」の画、みたいになる。 そうだよね。 小さいよね。 わかってる。 しょんぼりと笑うしかなかったわたくしを・・・ いいえ、悲しくて傷ついているわたくしを・・・ 母は、ちょっと、面白がってるみたいに見えた。 わたくしにひどいことを言って、何が楽しいんだろう。 ****************************** 美味しいものや、大きなお花、 ようやくいろいろ贈れるようになったら わたくしが「ケチ」じゃなくなったら、 今度は「なんにもするな!」「贈るな!」と怒るのですから、 なんだかもう、何が何だかわからないです。 わからないです。 ********************************* わたくしをけなすことで自尊心が保たれる仕組み、なのかな? それならそれで、もういいや、って。 母に不機嫌でいられるよりも、 わたくしをけなすことで機嫌よくいられるなら、 そのほうがずっといい。 そんな謎のご機嫌を、 そんなみじめな屈辱を、 なぜ受け入れるのか、なぜ何十年も受け入れられたのか、わからないでしょう? わたくしにもわからないよ。 あははははははははははははははは・・・・ ******************************* 母はいつも 「私はあなたを殴ったことはない」「怒鳴ったこともない」と。 得意気に、それを誇るけれど。 つらい顔で。 落胆した顔で。 冷たく睨む目で。 うんざりした表情で。 馬鹿にした言葉で。 大きなため息で。 無視で。 気まぐれに可愛がったり。 急に邪魔もの扱いして、仲間はずれや目の敵にしたり。 そうかと思えば、まるで年齢退行した赤ちゃんのように甘えてきたり。 殴らなくても、怒鳴らなくても、ね。 母さん。 それだけで、子の心はひどく混乱するし、 深くえぐることができるんだよ ( ´▽`) 母は「覚えていない」「そんなことをいった覚えはない!」と言うでしょう。 それでいいです。 ほんと、いいの。 わたくしも、もうすぐに、忘れますから ( ´▽`) 何かを本当に忘れるためには、どんなことも、 一旦思い出さないといけない、というのが・・・・ 浮上させ顕在意識化させなければいけない、というのが、 なかなかツラいところですね。 けれど目を背けたままでは、 ずっと逃げ回ってるだけでは・・・ きっと、一生、忘れられないんだ。 コーヒーのお湯を沸かしながら、小さなグリーンを整える時間。 大好きな朝の時間。 *********************************** ありがとう。 大好きよ。 わたくしから、お姉ちゃんへの「大好きよ」。 お姉ちゃんから、わたくしへの「大好きよ」。 小さな可愛い花束が通わせてくれた「大好き」という、この思い。 ずっと大好きだった。 大好きだったよ。 心になんのわだかまりもなく「大好き」といえるのは、 言ってもいいんだ! って思えるのは、 もしかすると、今が。 母と離れられた今が初めて、なのかもしれない。
一生懸命やったけれど、もう限界のとき。 そんなあなたを「助けたい」と思ってくれている人は、きっといてくれて。 助けを求めることは、決して嫌われることじゃなく、 むしろ「その人のことを信じる」ということで、 それはとても勇気がいることだけれど、 素直に生きるための勇気であり、 人生を取り戻すための勇気であり、 大切なひとを愛するための、そして愛されるための勇気、なのかもしれません。 今日は こんなお話。 お読みくださって、ありがとう。 おわり ↓ 今日もお読みくださって、ありがとうございます。 にほんブログ村 ↓ いつもポチッとしてくださるお気持ち、ありがとうございます。 にほんブログ村 あなたさまにとって、穏やかな、良きよき1日となりますように・・・ たくさんのフォロー、いつもわたくしの励みになっています : お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.16 16:00:02
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