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2023.08.30
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カテゴリ:ミニマルに暮らす
何年かにいちど、ふと思うのです。


このままでいいのだろうか、と思うのです。



わたくしは いまだに 

「IKEA 」と「コストコ」に行ったことが、一度もありません。











そうはいってもいつかの日にか行くわよ!

わたくしだって行きますとも! 行かないはずなどない!と、

40代のおわり頃までは、そう意気込んでおったのですが・・・


最近は、もうこのまま本当に1度も行かないのではないか。

訪れるべき用事の終ぞなきまま、

わたくしは臨終のその時を迎えてしまうのではないか、という予感がしてまいりました。


そっちの線が濃厚なのでは、と。


テレビでタレントさんや俳優さん(丸山桂里奈さんとか矢田亜希子さんとか)が、

大きなカートでどんどんお買い物してゆく番組がありますでしょう?

もうね、それ見てるだけで十分に楽しくて、満足。

(自分は絶叫マシーン苦手だけれど、乗ってる人を見るのは楽しい!と似た感覚・笑)


週に1度の買い出しさえも、

暑かったせいか、最近しんどくてさー ( ;∀;)


なんでこんな疲れるんだろ、ってこないだ考えたのですが、

1)カートを押しながら
2)大量の商品の並んだ騒がしい店内を歩き回り
3)レジに並んで
4)なにかを山盛り買う、という・・・
5)自分以外のそういう人も、たくさん見る

その「視覚」や「情報量」に疲れているような気がするのですよ。


便利で助かるネットスーパーも時々利用しますが、

揃えきれないものもあるし・・・

やっぱりスーパーはこれからも「実店舗」なのかなぁ ( ;∀;)



みなさま こんにちは。 すずひです。











さて、このあいだ、

とある獣医関係の知人から、とっても興味深いお話を聞いたのです。


「猫派」と「犬派」ってあるでしょう?

派、というくらいだから 

それは人間側が「どっちを好きか」を決めてることで、

人間側の権利! 選択権! っていうイメージでしたが・・・

いやいや違うんだよ、選んでるのは実は向こうなんだよ。

「猫や犬のほうなんだよ」というお話。



 *******************************




猫は「〇〇〇〇」に寄り添う。

犬は「〇〇〇〇」に寄り添う。



猫や犬が言葉を話せるわけではないので、

真偽のほどはわからないことなのですが、

〇〇〇〇、それぞれ何が入ると思う?









↓ ゼリーにも、シリアルにも。 ビールやワイン、そして「200cc」の計量にも(笑)
  とっても丈夫で割れにくい・・・「ラ・ロシェール」のゴブレット ( ´▽`)







猫はね、「さみしさ」に寄り添うのだそう。

人間の抱える「さみしさ」の感情に寄り添おうとしてくれるのが「猫」。


さみしい人が猫を好きになる、というよりも、

猫のほうが、人間のさみしい気持ちに寄り添いたいんですって。


家族で猫を飼っていたとして

もしもとくべつに懐いている人がいるとすれば、

その家族の中でいちばん「さみしさ」を抱えてる人が猫にはわかってて、

その人のそばにいたいって思ってることが多い、って。

(さみしい人の全くいない環境は、猫はとても居心地が悪いのだそうですよ。)


へえ、そうなのか・・・  Σ(゚д゚lll)


人間か癒してるでもなく、猫が癒されてるでもなく、


「互いが互いを癒し合う」という・・ そういうことなのかな?





では「犬」は。 人間の持つ何に寄り添うのでしょう。


犬は、人の「やさしさ」に寄り添うのだそう。

犬には「やさしい人」「やさしさの器の大きさ」がちゃんとわかるんですって。


人間同士ならさ、

言葉や表情で「やさしい人」を装うこともできるけれど、
  (それにあっさり騙されちゃうこともあるけれど・笑)

犬は決して騙されなくて、

ちゃんとその人の本性を見抜いてて、

やさしい人のそばにいたい、やさしい人が好き!

人の「やさしさ」に寄り添いたい、って思うんだって。


ほう・・・・・。










どちらかというと自分は猫に好かれるなあ、という人と

どちらかといえば何故か犬に好かれるよ、という人と分かれるのは、

多くの場合、それで説明がつくのだそう。

どっちもから分け隔てなく好かれる人もいますね ( ´▽`)



これ、すごく腑に落ちちゃった。


納得のゆく実例は、

わたくしの周りにも、

わたくしの遠い記憶の中にも、


そして SNSの世界にも、散見されるように思うから。



 ****************************



わたくしは、

52年の人生の中で、猫に懐かれたことがなく、

「飼う」や「ひろう」といったご縁もなく・・・

うんと幼い頃、祖母の家に住みついていた迷い猫「みい」も、

わたくしのことをすこぶる嫌っており(というか、みい側の眼中になく)、

いつもどこかに隠れたり離れてて、寄ってきてくれたことはなく・・・

(そういえば「みい」は、誰よりも「母」に懐いていましたっけ。)



懐いてくれる犬がわたくしはやっぱり好きで

自分は、だから「完全なる犬派です!」と思っていたんですけど、


そのお話を聞いたことで、

ああ、それはこっちが決めてるんじゃなかったのか、と。

人間側の選り好みの問題ではなかったのか、と。

ああごめんね、

選んでるような気になっていたわたくしは傲慢だったね・・・って、

とても申し訳なく思ったわ (;_;)




「私は猫が好きですけど、少しもさみしくなんかないわ!失敬な!」

「犬に好かれてるあいつ、全然優しくないですけど!?」


というお声も、もちろんあるかとは思いますが、


ここはひとつの考え方、可能性、傾向・・・


そして、そう。 「ファンタジー」として、ね  ( ´▽`)












寂しさだけの人もいないし、優しさだけの人もいない。

強いだけの人もいないし、弱いだけの人だっていないはず。


元気で絶好調な日もるし、

失敗してしまったり、悲しいできごとに落ち込んでる日だってある。


同じ人の中にあっても、それは日々刻々と移ろうもの。


けれど。

今日昨日のことじゃなく、表面的なことではなくて、

抱えてきたものの期間や重さ、心の状態・・・


そういう目には見えないもの。

人間の目には決して見えないもの。

どの人の中にもある、自分でさえも気づかないような強さや弱さ、

認めたくない「さみしさ」や、隠れてる「やさしさ」・・・

誰にも話したことのないようなツラい胸の内さえも・・・


猫や犬にはそれが、ちゃんと、わかってしまうのでしょう。


感じるのでしょう。




そう思うと。


猫や犬を愛しく思ったり、

大切に抱きしめるとき、優しく撫でるとき・・・



人間が抱っこして、人間が撫でてるのか、

それとも本当は、人間が抱っこされていて、

温もりを与えてもらったり、やさしく撫でられているほうなのか・・・


もう、わかんないですよね。



なんだか、じーんとなっちゃうね (;_;)




 ******************************





それはきっと人も同じ。



ずっと昔。


とても悲しいことがあったとき。


まだ上手に言葉を話せないころの、

小さな息子をそっと抱きしめた時にも、同じこと感じたことがあった。


子を抱きしめてるのか、それとも子から抱きしめられてるのか、


わからなくなる、あの感じ。




小さなぬくもりに、涙が出そうになるようなあの感じ。




小さな命だけが持っている、大きな大きな「愛」。





今日はこんなお話。






お読みくださって、ありがとう。






                                おわり






↓  秋の訪れを感じるとき。 それは「いちじくのゼリー」に出会った時!! ( ´▽`) 

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最終更新日  2023.08.30 13:13:39
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