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来日して帰国した夫婦からメールが届いた。 久しぶりのプライベート旅行だった彼の言。 何人もの人に会えて、楽しかったには違いないが、どうしても、慣れることが出来なかったこと、それは、親しい間柄の人々が、久しぶりに逢ったせいもあってか、太ったとかやせたとか、白髪は増えたとか髪が薄くなったとかを、面と向かって挨拶のように、云ってること。。 自分が云われているわけでは無かったが、異様な気がした。そうな。 せめて、貫禄がついたネ、くらいにすればいいのに・・・親しいからこそ・・と言うのが彼の言い分。 みんながそうじゃないよォ~たまたま、学生時代に返ったような気で言い合ったんでしょうよ~と言い返してはおいたが、外国生活、何十年もの彼には、違和感が少なからず有ったのだろう。 今は大人になった彼の子供が幼稚園前の頃、一緒にお茶をしたことがあった。 そのとき、猫舌の私は、つい、コーヒーを飲むのに、ちょっと、音を立てた。 その時、そのちびっ子が、父親に英語でささやいた。えっなに?私の問いに、 父親が笑いながら、ちびっこの言葉を解説してくれた。。。あのミセス(私のこと) コーヒー飲むの、音立てなきゃ、大統領とでもお食事できるのにね・・・!? あのおばさま、おかしいね、というかわりに、アメリカ坊やはそんな言い方をするんだァ~ とそのとき、妙に感心したのを思い出した。 なんでも自分の意思は、はっきり云うけれど、相手を笑いものにする言葉は絶対にタブーだ、という、厳しい常識らしい。親しければなおさら・・と。 日本でも当たり前のこと、のような気もするし、親しさゆえに、と寛大なような気もする。 ちょっと考えさせられた一言ではあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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