ベンジャミン・バトン&ボルト
今日は、子供以外の話題から。最近映画を2本見ました。1つは、ブラッドピット主演の「ベンジャミン・バトン」。もう1つは、ディズニーのアニメで犬「ボルト」。日本では両方ともまだ公開されていないみたいね。ベンジャミン・バトンは、赤ちゃんのときに外見は80歳のおじいちゃんの姿で生まれて、どんどん若返っていくという変わった人生の物語。映画の中に老人ホームが出てくるんだけどね、私が6年前イギリスで介護をしてたのが、まさにこんな感じの老人ホームでね。もっと小さいおうちだったけれど。そういう意味で、なんだか最初っから、映画の世界に引き込まれてしまったよ。とっても切ない映画だった。そして、頭の中で自分と照らし合わせながら、いろいろ考え過ぎちゃって、見終わったあとも、すっきりせずに落ち着かなかった。年老いてくると、誰でも若返りたいと思うんだろうけれどねぇ。。。ブラッドピットもおじいさんになったら、あんな風になっちゃうのかなぁ。私も旦那も、そして、子供たちも老いるときがくるんだよね・・・。介護してた寝たきりのおじいさんも若いときの写真が、映画俳優並みに格好よくて、びっくりしたもん。ちなみにこの映画、2時間半くらいあったけれど、長く感じなかったよ。出てくる人たちの老けたり、若返ったりが、自然に表現されてるなーって感心してしまいました。もうひとつの映画「ボルト」は、主人公の犬・ボルトは、飼い主の女の子ペニーのことが大好きな映画のアクションスター。映画の世界と、現実を混同しちゃうところが、トイストーリーのバズにちょっと似てたけれど、なによりアクションシーンの迫力がすごかったー。ゆなは、映画の中で、また映画の撮影をしてるというのが、うまく理解できてなかったみたいだけど、それでも、最後は感動してたよ。2歳8ヶ月のシオンも映画に出てくる鳩や猫やハムスターの動きにいちいちウケて、よくわかんないタイミングで、ケラケラ笑い転げてたし。家族で楽しめる映画っていいよね。今日ゆなは、学校始まって以来2度目の遠足で、近くの大学に、学年全体の130人くらいで「SNOW QUEEN」という劇を見に行っています。今回のお弁当は、前回の教訓を生かして、サンドイッチに。サンドイッチだと、日本人的になんだか見栄えしなくて物足りないので、ロールサンドイッチにして、キャンディーみたいにラップしてあげたんだけど、朝見せたら、大興奮だったよ。それでも、簡単過ぎてなんだか罪悪感があるよね。今日も笑顔で帰ってくるといいなぁ。って、結局子供の話題が入ってしまった。。。最近はずっと雪が降ったり、降らなくても解けなくて、バスを待っている時間が辛いよー。おとといは、バス会社のトラブルで、地面に雪が積もってる中、なんと1時間待ち。もちろんノアとシオンも。頼みの綱でもあり、よくお互いに助け合ってた中国人のジャッキー一家は、年末に引っ越しちゃって、違うバス停になっちゃったんだよね。最後のほうは、さすがに私もがくがく震えてきたけれど、驚いたのは、シオンが一言も弱音を吐かなかったこと。寒くて固まったりしてたけど、泣き言を一切言わなかった。子供って強いね。(寒さに?!)あなたのその姿に励まされて頑張れたよ。ありがとう。帰ってすぐに、ゆな以外のみんなでお風呂に直行。もうさ、感覚がなくて、お湯が熱いんだか冷たいんだかわからないんだよね。けど、日本で外から帰ってきたあとお風呂に入るとき、よくこうなってたよねぇ。日本の冬は、やっぱ辛いね。で、どうやら風邪はひかないですんだみたい。ゆなは幸い学校の中で待ってたらしいけれど、逆に暑くて(バスがいつ来るかわからないし、暖房がきいてる中、コートを着てたから)、しかも静かに座って待っていないといけないらしく、「大きいお兄ちゃんたちは、走り回ってたよ。ゆなたちは座ってたけど、暑くて大変だったよー」って苦笑いしながら言ってた。でも、ゆなも怒ってないんだよね。私が代わりに怒りたくなっちゃうよ。子供っていつから怒ることを覚えるんだろう。。。って、シオンに対しては、よくピシッと叱り飛ばしてるゆなだけど。(笑)シオン以外には、怒っているのみたことないなぁ。シオンかわいそうだな。私たちがお風呂に入ってる間、ゆなは、テレビでオバマプレジデントのニュースにかじりついてた。ここ最近、キング牧師といい、オバマ大統領といい、学校で熱心に教えてもらってきてたよ。ちなみにゆなの担任の先生は、黒人女性なんだけれど、学校をお休みして、しっかり就任演説を聴きに行ったみたい。次の日には、手のひらサイズのオバマ人形をみんなに見せてくれたんだって。小さいうちから、国や政治に関心を持たせてくれるのはとてもいいことだよね。私もゆなに教えられるように勉強せねば。あぁ。今日は時間通りにバスが来ますように。。。