8歳とホットケーキミックス
ミニどら焼きを作ったら、分解して食べたがるリナ1歳半。あんこは、「あんこ牛乳」にして、飲んでいます。さて、我が家はよくホットケーキを作るんですが、家族が多いと、食費の節約もしないといけないので、ホットケーキミックスなんて、割高過ぎて買えません。。。5年前、アメリカ在住中に、ホットケーキが手作りできると知って以来、市販のミックスは買わずに作っています。いろいろ研究した結果、このレシピがお気に入り。『キム家の手作りホットケーキ♪』材料薄力粉 150g砂糖 35gベーキングパウダー 5g卵 1個水(牛乳や豆乳でも)120gくらいサラダ油(又は溶かしバター) 10gバニラエッセンス 少々(なくてもOK)全部泡立て器で混ぜて焼くだけ。うちは通常この倍量で焼きます。これに、アレンジとして、くるみ&スライスチーズ干しぶどう&シナモンゴマ&チーズ葱&チーズ細かく切った生りんご荒くつぶしたバナナ(かぼちゃ又はさつまいも)なども入れたりすると、いろんな味になって子供は喜ぶよー。先月末、親子共々仲良しだったお友達が、日本へ帰国してしまったんだけれど、「使いきれなかったから、もしよかったら・・・」と日本製のホットケーキミックスをいただいちゃいました。もらったときから、「なんでそんなに?」というくらいゆなが大喜びで、「作りたいな。作りたいな。」とうきうきしているものだから、こないだ「作っていいよー。ゆな1人で作れると思うよー。」とGOサインを出したの。「前、日本に行ったとき、おばあちゃんがこれでホットケーキを作ってくれたよね♪」と嬉しそうに話すゆな。外袋の裏に書いてある作り方をじっくり読みながら、作り始めた様子。材料は、ホットケーキミックス 200g卵1個牛乳150cc。ちょっと覗きに行ったら、秤を出して、あらかじめ200gずつに小分けされている小袋のミックスをいつもお菓子を作るときと同様に、慎重に少しずつボールに入れて計っていたよ。私 「ゆな、この粉はね、実は最初から200gずつ計られて袋に入っているんだよ。」ゆな「え?そうなの?でも計っちゃったからいいよ。」 「・・・あれ?ママー。この粉206gも入ってたよ!!」私 「へー、6gも誤差があるんだね。知らなかったー。でも多い分にはお客さんは文句は言わないだろーね。」卵を入れて、牛乳を入れて、混ぜながらゆなが一言。ゆな「まだ焼いてないのに甘いにおいがするねー。うーんいいにおい♪」で、焼く前にまた一言。ゆな「あれ?ベーキングパウダーは入れなくていいんだね!すっごい簡単だね。」そして、焼きながら、ゆな「いつも作ってるのよりも、ひっくり返すのが簡単!なんでだろう?」と、いちいち驚きながら、作っていました。食べた感想は、「簡単にすぐ出来て、いつものよりもふわふわでおいしい気がする。」だって。最後の「気がする」は、私への配慮だよ、きっと。^^この日、私が学んだこと。私は、ホットケーキミックス→手作りホットケーキの順に作ったので、手作りは少し手間がかかるなーと思った。ゆなは、手作りホットケーキ→ホットケーキミックスの順に作ったので、市販のミックスは驚くほど便利だなーと思った。26歳も違う二人の人間が、こういう感想を持ったなんて、すごく面白くないですかー??(ささっと計算したでしょ。そうです、私は34歳です。)今の時代、便利なものが増えすぎて、それが基本になってしまって、若い世代が、「便利さに気づいていない」ことは多くあると思うんですが、ホットケーキミックスについて、私とゆなは逆でした。余談ですが、8歳のゆなは、ビデオテープはなんとなくわかるけれど、カセットテープはよくわかっていません。電話は携帯電話が当たり前なので、家か公衆電話でしか電話ができなかった時代をうまく想像できません。彼女の感覚では、10年前は、自分が生まれていないから、大昔なんだよね。。。他にも今回のように、ゆなから私が、便利さを気づかせてもらえることって、あるかなぁ。便利なものの、そのまた上の便利なものが、どんどん開発されているからね。そういう時代だからこそ、「手間暇かけた愛情たっぷりの手作り」にこだわりたいものです。そう思うと、時間がいっぱいある私は幸せ者だわー。