キンダー終了!
今日は公立学校の学年末の終了式。明日から夏休みです。我が家は来月末にアメリカを発つので、ゆなにとっては学校のみんなとお別れの日。でも、5歳半を過ぎても、相変わらず、ま~ったく淋しがりません。それどころか、日本に行くのが楽しみで楽しみでたまらない様子。一応、半分は韓国人だというのにねぇ。誰よりも(私よりも)、日本が大好きなんだよねー。アメリカと、韓国は、「普通に好き」らしい。で、みんなへのお別れのプレゼントということで、カードというのもありきたりだし、クリスマスのときにも書いたから、今回クッキーを作ることにしました。(ってバレンタインのときもハートのクッキー作ったな。)というか、実は、私が作りたかっただけかも。でしゃばりな母でごめんよ。ゆなもノリノリで、クッキーの型抜きから、色塗りまで手伝ってくれたけれど、昨夜10時半を回ったところで、最終日に寝坊しちゃいけないからと、寝かせました。で、ただ、ちょうちょ型のクッキーに飾りをつけてみたんだけれど、何か物足りない。。。そこで、PCで仕事をしていた旦那にアドバイスを求めたら、「真ん中にクラスの子達の名前書いちゃえば? 普通、自分の名前が入ったクッキーなんかもらったことないでしょ。絶対喜ぶよ。」という答え。そんなアイデア、頭をよぎったけど、取り消していた私。だって、こんな夜中だし、スペルミスとかしちゃいそうだし。。。字を絞るの下手っぴだし。でも、やっぱりそこまでやってこそ、やりきった感があるだろうなーと思って、頑張ってみました。運良く、ゆなが寝る前に、クラスの名簿を見せて、人数確認をしてもらったんだけど、そこに、新しく転入してきた2人の男の子の名前を書き足しておいてくれてたんだよね。これは、やっぱり書くしかないでしょう。みんなのファーストネームを書いたんだけど、ちょっと大変だったのが、韓国名をそのまま使っているの男の子たちの名前。「Kyung Bong」とか、「Kwon Hwan」とかね。小さく書かないと入らないんだよねー。そんなとき、「うちの子たちは、簡単な名前でよかったよねー。」と実感したりします。^^3人とも英語で書くとファーストネームが4文字。思えば、宿題の用紙に名前を書くときも、ゆなはフルネームでも、アルファベット7文字だけだったから、大きな差だよね。できたクッキーはこれ↑ 28個作ったよ。クラスメート23名プラスゆな、担任の先生、バス停が一緒の子二人とシオンの分。朝起きてゆなに見せたら、すんごい喜んでくれたよ。早くみんなに渡したいってうきうきしてた。その様子を見れただけで、母は満足です。割れないように梱包して、バス停に一緒に行ったら、クラスメートのヒスパニックの女の子、Alissonが昨日同様、「Hi!Yu~na~♪」とギュッとハグしたまま離れなかったよ。おととい、先生にちょっと早めにゆながサンキューカードを渡したんだけど、そこに「この夏、アメリカから日本に引越しします。」ってことを書いたら、先生がみんなの前で言ってくれたんだって。で、Alissonは、淋しがってくれてるわけなんだけど、ゆなは困惑した表情だったよ。あらら。今日は学校が半日で終わって帰ってくるので、お昼ごろ、お日様ギラギラの暑い中、シオンとノアを連れてお迎え。バス停のところで、韓国人ママ2人といつものようにお話しながら、待っていたんだけれど、いざバスが着いて、いつもだったら「じゃーね!」となるところが、2人とも別れを惜しんでくれて、目がうるうるしているじゃないの!!実のところ、私的には、バス停でお話するくらいのあっさりした関係だと思っていたから、ちょっと面食らっちゃったんだけど、やっぱり嬉しくて、じ~んとしちゃったよ。あと、感動的なエピソードが三つ。クラスメートにJennyという韓国人の女の子がいたんだけど、過去に2度ほど、ゆなとトラブルがあってね。1度目は、2ヶ月前くらいに、ランチを食べているときに、ゆなの腕を噛んできたらしい。(噛んだ後が赤く残ってた)電話でJennyの親に報告したら、「ふざけてやったみたいです。」と言われ、一応謝罪はしてもらったんだけどね。2度目は、1ヶ月前くらいに、外遊びしているときに、いきなり後ろから、ゆなを押してきて、ゆなはひざを擦りむいた。(保健室でバンドエイドを貼ってもらった)あと、先月あった遠足に旦那がボランティアとして、同伴したときには、うちの旦那に向かって、韓国語で「パボ~!」(ばか)と言ってきたらしい。ゆな曰く、Jennyは女子の中では唯一よく先生に怒られているって言うし、まぁ、警戒しつつ見守っていたんだけれど、今日ゆなが一枚の紙をもらってきたの。そこに、「Dear Yuna, I like Yuna and you are nice. You are a good friend. Your friend, Jenny」って書いてあったの。なんだ~?と思って、ゆなに聞いたら、今日学校で先生から紙を渡されて、誰か一番大事なお友達を選んで、その人に手紙を書くように言われたんだって。それを聞いて、もう一回読み直してみて、なるほど、そうだったのか~って、感動しちゃったよ。二つ目の感動エピソードは、クラスは違うんだけど、いつも帰りのバスで隣同士に座ってたYostinaというエジプト人の女の子。家が近いから、バス停からの帰り道が一緒で、いつも一緒に歩いてきて、うちの前でバイバイするんだけど、2週間前くらいに、ゆなのほうから別れ際にハグしたときがあってね。(そのくらいゆなは、Yostinaが大好き。 実際、ゆなは大事なお友達への手紙を誰に書いたかと聞いたら、Yostinaだった。)で、数日ハグしてバイバイするのが続いたんだけど、ある日あっさり手を振って別れたから、「あれ?今日はハグしないの?」って聞いたら、「Yostinaはハグするの好きじゃないんだって。さっきバスの中でそう言ってた。」ってちょっぴり淋しそうに答えるゆな。まぁ、文化も違うし、仕方ないよねー。と、話したの。それから数週間経って、今日バス停のところで、クッキーと、前に一緒に撮った写真を渡しながら、Yostinaと迎えに来ていたYostinaの年の離れたお姉ちゃんに、「来月、日本に行くから、もうさよならなんだー。」と伝え、なんか慌しくあっさりバイバイしたんだよね。で、私たちはYostinaたちの10メートルくらい後を遅れて歩いて、もうアパートの前に着いたから、先を歩くYostinaに「バーイ!」と言おうとしたら、Yostinaが後ろを振り返って、こっちに向かってBダッシュで走ってきて、なんと、Yostinaのほうから、思いっきりハグ!!!!ゆなも嬉しそうに、思いっきりギューってしてた。これにはね、さすがに、うるうる来ちゃったよ。いつものお迎えはYostinaのお母さんだったから、お姉ちゃんはこのすばらしい光景が解かり切れてなかっただろうな。でも、そんなときでも、ゆなは、満面の笑みを見せながらも、「Yostina、いきなりハグするからびっくりしちゃったよ。」と冷静だったよ。Yostinaに対しても淋しい感情はないみたい。「淋しくないの?」って聞いたら、「え?だって、また大きくなったら会えるかもしれないじゃない!」だって。はい。そのとおりですね。あと、三つ目のエピソード。それは、ゆなのクラスメートで、入学当初から、ゆなにとってのアイドル、「SASHA」の、バースデーパーティーに招待されたのー!!しかもクラスの女の子全員招待されたわけでもないらしく、かといって、ゆなとSASHAは仲良しっていうほど仲良しでもないらしいのに、(ゆなにとっては、高嶺の花すぎるみたい)運良く(?)、招待状をもらってきたよ。今日がSASHAの誕生日で、パーティーは明日、子供たちの大好きなチャッキーチーズで行われるよ。実は、これがゆなにとって初めてのアメリカでのバースデーパーティー♪ラッキーだよね。でも、素敵な想い出が作れそうです。SASHAのファミリーに感謝。そうそう、キンダーでもいっちょ前に、通知表というものがあって、前期(1月末)と後期(今日)に渡されるんだけど、日本の通知表と似てて、1~4段階で評価されるのね。で、担任の先生が評価するところと、教科別担当の先生(体育・科学・美術・コンピューター・算数など)が評価するところがあるんだけれど、ゆながこの1年、どれだけ頑張っていたのかわかる内容でした。でも、初めての学校生活、ストレスも多かっただろうなぁ。。。宿題も多かったし。。。そして、先生からゆなへのカードには、「新たな旅での幸せと成功を祈っています」と書かれてあったよ。夏休みの課題として、「新一年生になる前に、新たに英単語100ワードを使えるように・・・。」とワードリストを渡されているけれど、やっていかなければいけない宿題はなし。日本に行くゆなには、どのみち関係ないんだけれど、夏休みに宿題がないのはいいよねー!!学校から持って帰ってきた教材・ゆなが書いた絵・文章、宿題のノート3冊は、大事にしまっておきたいと思います。これを元に、将来シオンやノアにも、教えてあげられるからねー。ゆなに先生になってもらおうかな?とにかく、夏休み!!明日は誕生会。あさっては、ミュージカル。4日後は、ヤンキースタジアム!楽しいことが目白押しで~す☆