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あー、早い。
GWがもう終わってしまった・・。 この間に本でも読もうと図書館へ。 チリの女性作家、イサベル・アジェンデの 「天使の運命」を借りてきた。 前回読んだ彼女の「エバ・ルーナ」は奇想天外な 話で、南米イメージの濃いお話しだった。 この「天使の運命」も 同じで、期待は裏切られなかった。 ・・というか登場人物が 前回と似ていた。この作家さんの物書くテーマに必要なのかな、 この人物たちは? ただし、今回の「天使の運命」のほうが 読んでいて温かい気持ちでいられる。 主人公はどちらにしても過酷な運命へと 追い立てられるのですが、 今回は主人公が身近な人から非道な扱いを受けると いうシーンはなく、色々な人に愛されて育っていたので。 主人公は初恋の人を追って黄金熱に浮かされたカリフォルニアに行く。 彼を探せども探せども探し人は見つからない。 その探し中、色々な経験の中で別の道が開かれていく。 「探しものをしているうちに別のものが見つかってしまうのかな」 という主人公の言葉が、印象的でした。 私の就職活動と結びついたから。 (もう一年以上前のことですけどね。 それにしても私の次元に話を移すと陳腐だな・・。) 探し物は違う物だったのに ふたを開けてみればいつのまにか違うところに行き着いていた。 いつかは・・と胸に秘めて頑張っているうちに その違うはずだった道が居心地良くなり 違うはずだったという自分の意識のズレだけ正せばその道こそ 自分の道であるっつーことですな。 それって無念なんじゃないね、 意識の埋め合わせは必要だけど 他の幸せなことが見つかるって幸せなことだよね。 ま、そんなわけだけど、 一つ現在の私と違う点が。 私はまだまだ納得してない、いつかは・・!とも 思っているさ。 きっといつかは別の形になっていたとしても もっと満足いくものを探し当てられるはず。 今の道も好きだけどプラスアルファがもうちょっと 欲しいですから! ************************ 今日は母の日だ。何を買ってこよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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