謎のヘリコプターおやじ

２学期に入ってから、みつきは学級委員長に選ばれ、

委員会は念願の購買委員になれて張り切っています。

しかし、かほは突然、学校へ行く気力がなくなってしまい、

先週から涙ぐんで学校に行き渋るようになりました

私も毎日、途中まで付いていくんだけど、別れの地点になると

私の手をぎゅーーっと握って、涙ぐむのです…

そんなかほをさっさと置いていくみつき…

まったく、使えねぇ～～～。

もっとこう、兄弟愛というものはないのかね！？

６年生として１年生をちゃんとリードしていって欲しいものだよまったく

みつきはすっかり自分が１年生だった頃の気持ちを忘れてしまったらしい。

しかし、かほの登校渋りっぷりには親の私も心がイタイ

１学期は新しい事ばかりで、なんだかんだと過ぎていったようですが、

２学期に入って、だんだん、不安感や嫌だなぁと思うことが出てきた様子。

たとえば、今日の算数の授業内容が不安。

図工で何の絵を描けばいいのかわからないから不安。

この不安感がかほの心を揺さぶっているようなのだ

なので、毎朝時間割をチェックして、

今日の内容はこうだからこうすればいいんじゃない？と

２人で考えて不安感をなくすようにしてみた。

そしてしばらく朝は学校まで車で送って行くことにした。

それでも、車の中で涙ぐんだりしていたが、今日は校門前に止めたら

「恥ずかしいから、横にして…」と気にしながら降りて行ったよ。

来週になれば、また元気一杯に登校できるだろうか？