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カテゴリ:日々のきづき♪
日々、学生さんたちの話を聞く。 わたしのところへ来てくれる学生さんたちは、主に就職活動の相談で来る。 内容は、「封筒の宛名の書き方」から 就活の失敗への挫折感を表すものまで、多種多様。。。
相談に来る学生さんの出で立ちには、「・・・そのままで会社訪問しないよね?」 と思うような、「茶髪・ロン毛・びっくり化粧」もちらほら。。。 話し方も幼く、自信もなく、「大丈夫かいな。」と思わせる雰囲気。。。
・・・だけれども、だけれども。 ひとりひとりとじっくり話してみると、みんな何か、こちらが素晴らしいと思うものを 持っているのだ。 本人はそれが当たり前になっていて、特にどうも思っていない。 人から見て賞賛されること、価値を感じてもらえることだとは、全然思っていない。 でも、わたしは話を聞いていて、素直に「すごいなぁ」「いいなぁ」と思う。 時にそれを表現すると、「え?こんなことでいいんですか?」と彼らは驚く。 何か特別なもの、分かりやすく目立つものでないと、自分の長所やPRとして 思いつかないようなのだ。 例えば、何かで優勝とか、海外留学したとか、リーダーをしたとか。 こちらが揺れ動かされるのは、そんな『状況』ではなく、 日々の暮らしの中で、その人がどんな思いで生きてきたか。 何気ないことでも、どんな思いで取り組んだのか。 そういうことなのに。
そんな視点で話を聞いていたら、面白い面白い(笑) みんな、こちらが「おぉ!」と思うような考えや気づきを持っている。 「これからどうしたい」ということに結びつくような、根っこを持っている。 小さなこだわりを持って続けていることや、 無意識のうちに工夫したこと、乗り越えたこと、 優しい気持ち、素敵な笑顔も・・・
彼らに限らない。 ひとはきっと、そうだと思う。 答えに近づく「元(もと)」は、自分の中にあるんだ。
外見とは相反する、そんな『きまじめな根っこ』に触れたとき、 「うわぁ~、この仕事って、いい~~!」と思うわたし(^-^)
<今日のパン> クランベリー、レーズン、オレンジピール、マンゴーの ドライフルーツパン♪
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