社会人になって初めて勤めた会社の同期が結婚した。

天気が心配だったけど、二人をお祝いするような快晴

初めて大阪の日本橋というところに降り立った私は、究極の方向音痴のおかげでいきなり道を間違えた。
都会はややこいのぅ（と、都会のせいにする）

お嫁に行った彼女は普段ボーイッシュで、おもしろいことばっかり言ってる。根はすごくシャイで、「女の子っぽくする自分」とか「彼氏といる女の子～な自分」なんて恥ずかしいらしく、そんな自分や彼氏のことはいつもネタにしてしまう。
「式でないてしまうかも～」というと「きっと私の花嫁姿なんてコントみたいで笑えると思うでえ。」と言っていた。

そんな感じだったから、私もいつものさばさばした彼女のイメージで参列した。
でもお父さんといっしょにチャペルに入ってきた彼女は、きれいにお化粧をして髪をアップにし、ちいさなブーケを持っていて、いつものボーイッシュなイメージなんて想像できないくらいかわいかった。
なんかそのギャップでいきなりうるうる。

ドレスに身を包んだきれいな娘の晴れ姿は、おとうさんにはきっと切ないんだろうなあとおもうとまた泣けてくる

新郎さんはこっちまで伝わってくるくらい緊張している様子で、ぎこちなくヴェールをあげたりする姿に、なんだか誠実さがにじみ出てるみたい。


披露宴では二人が面白いのが分かるような、気さくでアットホームな招待客の人が集まっていて、すごく盛り上がった。


いや～結婚式ってどれもいいものだなあと思うけれど、今日の式はほんと温かくて、楽しい式だったなあ。

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