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リュウちゃんの懐メロ人生

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2009年07月04日
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今日は、リュウちゃんです。

伊勢湾台風で中学校の校舎が全壊したのが、中学1年生の9月、その後、中学2年生までは、体育館を仕切った教室で、かなり不自由な学校生活を送った筈なのですが、なにしろ、学校での授業をあまり真面目に受けるタイプの生徒ではなかったリュウちゃん、同級生と海岸で相撲を取ったり、ビー玉遊びをしたりと、学業とは無縁な楽しい遊びに終始していた記憶しか残っていないのです。

学業に関して、一つだけ記憶に残っていますのは、週に一度位、伊勢市の英語塾に通っていたこと位、けれども、真剣に勉強しようという動機からではなく、同級生の従兄が、伊勢市の塾に通うというので、じゃあ、一緒に行こうかという位の軽いノリだったのです。その英語塾は、キリスト教系の幼稚園の園長さんが、幼稚園の園児が帰った後の教室を使って、やっていたような記憶があります。塾での学習は、英語の教科書を授業に先行して読んでゆくというもので、ネイティブな発音などとは無縁なものでした。まだ、ほんの子供だったリュウちゃん、塾の学習よりも、行き帰りに電車に乗れる事、お菓子を買って食べるのが楽しかったというような思い出しか残っていないのです。

中学3年生になり、いよいよ卒業後の進路を決めなければならない時期になりました。リュウちゃんが中3になった昭和36年の頃は、やっと高校進学率が50%を超えようかという時代、リュウちゃんも何となく、「これからの時代は高校位は卒業しておかにゃー」と考えていましたので、一応、進学組にエントリーすろ事にしました。(進学組は、通常の授業の他に、高校進学の為の模擬テスト対策の課外授業などがありました。就職組はソロバンなどの課外授業などがあったのです)
中3になり、最初の三重大学高校進学模擬テスト(通称:三重大アチコン)を受験しましたが、結果を確認してビックリ!約100人程いた二見中学校の進学組の中で、4番目という好成績、リュウちゃん、勉強もかなり出来るのだ、捨てたものでもないな、と、その時初めて気が付きました。

で、志望校の選定をしなくてはならないのですが、どこにしようか?
その当時は、大学というものは、余程お金持ちの子弟か、余程頭のいい子弟が行くもので、リュウちゃんには余り縁がないな、などと考えていましたので、一応学区内で一番就職に有利とされていた松阪工業高校を志望校としてエントリーしたのですが、何しろリュウちゃん、手先が不器用、図画工作が大の苦手、という事と、生来の軟派者で、女生徒のいない工業高校への進学は、イマイチ乗気では無かったのです。

3年生の夏休み、以前のブログで書きましたように、夏季課外授業を放っぽり出して、大阪の南街劇場に「ベン・ハー」を観に行きましたが、約10日ぶりに課外授業に復帰しましたところ、2週間前に受験した第2回三重大アチコンの結果がでていまして、リュウちゃん、何と全校で一番の成績だったのです!

そんな事もありましたので、「こりゃ、大学進学も有りかな?」という気になりまして、志望校を松阪工業から、地元随一の進学高、伊勢高校に急遽変更したのです(この高校には、かなり女生徒もいますしね)
でも、相変わらず、学校の授業は真面目に受けた記憶がありません、特に数学の時間は、読書の時間と考え、マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」や、パールバックの「大地」や、アガサ・クリスティ、エラリー・クイーンのミステリーなどを読んでいました。

この頃観ていた映画はと申しますと、相変わらずの東映チャンバラ映画の外に、
「十戒」、「ベン・ハ-」、「騎兵隊」などの洋画、それと、石原裕次郎。小林旭などの日活アクション映画をよく観ていました。石原裕次郎は、最初の大ヒット作「嵐を呼ぶ男」の公開が、リュウちゃん小学生の時、劇場で裕ちゃんを初めて観たのは、「風速40米」、その後、「紅の翼」、「世界を賭ける恋」、「闘牛に賭ける男」などを観ました。小林旭は、確か中1の時、「南国土佐を後にして」を観たのが最初です。この映画、その後の「渡り鳥シリーズ」のはしりとなる映画でした。印象に残っているシーンが一つあります。サイコロ賭博で、彼が盆の仲にサイコロを五個入れ、シェイクして盆をテーブルにポンと載せる。やおら盆を開けると、サイコロが縦一直線に積み上がり、しかも、そのサイコロの目が全てピン(1)、凄げーや!リュウちゃん、一時、このダイス遊びに凝った事がありました。
生来軟派者のリュウちゃん、日活アクション映画でも、スクリーンを彩る女優陣についつい目がゆくのでした。北原三枝、南田洋子には目がいかなかったのですが、浅丘ルリ子、笹森礼子、芦川いづみ、松原智恵子、中でも、松原智恵子は、一時、リュウちゃんの女神の一人でした。
ずっと後年、後楽園球場に巨人対中日戦を観戦にいった事がありまして、3塁側内野席で観戦したのですが、ひょいと後を振り返ると、何と、松原智恵子女神様がいらっしゃるではありませんか!しかし、プライベートでの来場だったので、声をかける事が出来ませんでした。残念!リュウちゃんの生涯に悔いを残したのです。智恵子女神様は大のドラゴンズ・ファンなのです。


リュウちゃんが中学3年生の時、生涯最大の女神様に出会いました。
その人の名は、八千草薫様です。

忘れもしません、NHKテレビで放映された文芸ドラマ、「夏目漱石の三四郎」、
薫様は、このドラマで、主人公の小川三四郎を翻弄する里見美禰子を演じていたのですが、何と可憐な、何と美しい美禰子さんだったのでしょう!
このドラマで、八千草薫という名前は、永遠にリュウちゃんの胸の奥深くに刻まれ、永遠の女神様になったのです。
このドラマ放映時、薫様は何と29歳!リュウちゃん14歳、ともかく、薫様はリュウちゃんより、15歳も年上なのです。にも拘わらず、薫様は永遠なのです!

その後、中々薫様の素敵な映像にお目にかかる事は有りませんでした。
社会人になってから、最初に薫様を観たのが、篠田正浩監督の「美しさと哀しみと」、これが昭和40年、次いで昭和47年の「男はつらいよ・寅次郎夢枕」のお千代さん役、この時、薫様41歳、今で云うアラフォー、その2年後に、寺山修司の「田園に死す」、この映画、少しキワどいシーンがありましたが、これは吹き替えでしょうね?この時が薫様43歳、信じられない若さ!

その後は、ビデオ時代になったので、旧作をビデオで収集という事になりました。稲垣浩監督、三船敏郎主演の「宮本武蔵」三部作での、お通さん役、本当に美しい、ひたむきな薫様!これは最高!なのです。あと、プッチーニのオペラを映画化した「蝶々夫人」、これも最高!ただ、歌が吹き替えで残念、薫様の可憐さとは、程遠い歌唱、残念です。これは、音声を消すか、音量を小さくして、薫様の美しさのみに集中しましょう。
あと、岸恵子主演の「雪国」とか、デビュー作(?)の「プーさん」とか、「白夫人の妖恋」とか、色々ありましたが、少しイマイチ、

と、そこに、奈良のケーブル・テレビの有料放送、「衛星劇場」で、何と!
薫様の初期作品が一挙放映との情報、作品は「三四郎」、「殉愛」、「若い瞳」、「濡れ髪剣法」、それと、「美しさと悲しみと」
ああ!中3の時にテレビドラマで観て、憧れた薫様の、ドラマの5年前に撮った幻の「三四郎」の映画が観られる!生きていて良かった!
でも、他の作品も皆良かったのです。この上は、憎っくき谷口千吉の「乱菊物語」、どこかで完全放映期待なのです。
薫様が唯一吹き込んだ歌のCDを持っています。「旅はそよ風」、高田浩吉風の大谷友衛門とのデュエット曲。薫様、歌も初々しいのです。

尚、リュウちゃんは3人の子供がいるのですが、長女には、薫様の本名(松田瞳)に因み、「ひとみ」と命名、長男は、「寅次郎夢枕」のお千代坊の子供の名前と同じ、「聡」(さとし)と命名したのです。

つい先日、リュウちゃんの中学、高校時代の友人だったトッちゃんと、45年ぶりに再会、ワタミで痛飲後、近所のカラオケ店で懐メロ熱唱、
トッちゃん、北新地で鳴らしているようで、あのハイ・トーンの小林旭の懐かしい歌の数々を大熱唱、浜千代宏子様、トッちゃんはいまだにナイス・マイトガイなのです。

えー、次回は、リュウちゃんにとっての懐メロとは何か、懐メロ観を真面目に書いてみたいと思います。それと、裕次郎、旭の好きな歌も一挙大公開予定、乞う、ご期待です。





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最終更新日  2009年07月04日 00時33分32秒
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