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リュウちゃんの懐メロ人生

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2009年08月30日
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こんにちは、リュウちゃんです。

今回は歌謡曲の黄金時代(2)といたしまして、三橋美智也、春日八郎と同時代の男性歌手についてお話したいと思います。

これらは、いずれもリュウちゃんが幼・小学校時代に、ラジオや近所の兄ちゃんの家のレコード(もちろん、SP盤)で聴いた歌です。カラオケ時代が幕を開けて、まず最初にリュウちゃんが歌おうと思った歌が、このような昭和20年代後半から30年代前半の歌の数々だったのです。

青木光一の歌は、三橋美智也、春日八郎の歌と並んで、カラオケ幕開け当初から現在に至るまで、ずっと歌っている歌なのです。特に「柿の木坂の家」は、リュウちゃんにとって、三橋美智也の「お下げと花と地蔵さんと」と並ぶ、ふるさと歌謡曲の二大名曲なのです。歌詞(石本美由起)は以下のようなものです。

春には柿の花が咲き
秋には柿の実が熟れる
柿の木坂のあの娘の家よ
思い出すなアふるさとのヨ
乗り合いバスの悲しい別れ

リュウちゃん、この歌を歌う時には、中間部の「思い出すなア」で、ため息をつくように声を落とし、しみじみと歌う、最後の「悲しい別れ」の部分では、各言葉を充分に伸ばし、伴奏のリズムにとらわれず、決然と歌うように心がけています。

「男の友情」は、かなり後から覚えた歌です、一番の歌詞(高野公男)は以下のようなものです。

昨夜(ゆんべ)も君の夢見たよ
なんの変わりもないだろね
東京恋しやいけぬ身は
背伸びして見る遠い空
段々畑のぐみの実も
あの日のままにうるんだぜ

作詞の高野公男は、大作曲家、船村徹の、春日八ちゃんの「別れの一本杉」以来の盟友、この詞は、26歳で肺結核で国立水戸病院で亡くなった高野の遺品のメモの中にあったそうです。船村は、この詞にメロディを付け、青木光一がレコーディングしましたが、その後、この歌は、船村の高野公男に対するレクイエムとして、船村のスペシャル番組の最後に必ず自らのギター伴奏で歌うようになりました。歌謡曲史上、最も美しい友情の絆が結晶した歌として、まさに不滅の名歌となったと、リュウちゃんは考えています。

それにしても青木光一さん、現在83歳になりますが、本当にお元気ですね、先般のテレビ東京系の石本美由起追悼番組の最後に「柿の木坂の家」を歌ったのですが、声の張りと艶は往年のままでした。

青木光一は、昭和20年~24年までシベリア抑留、昭和25年、「若い嵐」でコロムビアからデビュー、
★小島通いの郵便船、★早く帰ってコ」(船村徹のコロムビア・デビュー曲)、★男の友情、★僕は流しの運転手、★柿の木坂の家、★月のおけさ船、☆ぐみの木峠、☆ふるさと列車、☆港の乾杯、☆青春パソドブル

コロムビアの「光一さん」と比べると、ビクターの「洸一さん」は会社のカラーに合わせてか、都会的ですね、田舎者のリュウちゃんとしては、「光一さん」のほうが体質に合ってはいますが、「洸一さん」の「踊子」は好きな歌で、今でもよく歌います、この歌は、川端康成の短編小説「伊豆の踊子」からイメージされた曲だと思われます。「伊豆の踊子」は、戦後5回映画化されました。ヒロインの踊子には、美空ひばり、鰐淵晴子、吉永小百合、内藤洋子、山口百恵、ですが、この内、主題歌があるのは、美空ひばり、吉永小百合、それと百恵ちゃんです。歌の格調の高さでは、ひばりちゃんが群を抜いていると思っています。

三浦 洸一は、昭和28年、「さすらいの恋唄」でビクターからデビュー。
★落葉しぐれ、★弁天小僧、★東京の人、★踊子、☆郵便船が来たとヨー、☆街燈、☆ああダムの町、

藤島桓夫さんの歌は、「お月さん今晩は」と「月の法善寺横町」がリュウちゃんの二大オハコ曲、最近、アルバムを聴いてみましたが、ほとんどの曲が聴いた記憶があるのには我ながら驚きました。リュウちゃんの少年時代の記憶は、まだまだ埋もれている部分が多いのだなと思います。

藤島 桓夫は、昭和25年、「ああ東京へ汽車は行く」でデビュー
☆初めて来た港、★帰りの港、★お月さん今晩は、★アンコなぜ泣く、☆村の駐在所、☆さよなら港、☆流し舟唄、☆凧々あがれ、★月の法善寺横町、☆若い元気なお相撲さん、

鶴田浩二さんの歌で、リュウちゃんが最初にカラオケで歌ったのは、確か「街のサンドイッチマン」だったと思います。股旅物の「弥太郎笠」は、橋幸夫さんの企画アルバムで感激してから、よく歌うようになり、最近のリュウちゃんは、鶴田さんの歌といえば、先ず「弥太郎笠」なのです。「花の小次郎」もいい歌で、常々、歌いたいなと思っているのですが、まだ映像カラオケでお目にかかった事がありません、残念です。
コロムビアで美空ひばりちゃんと2曲のデュエット曲があります。「頬よせて」は、ひばりちゃんの項で挙げましたので、以下の鶴田さんのリストでは、もう一曲を挙げておきます、「夢の花かげ」です。

鶴田浩二は、昭和27年、「男の夜曲」で歌手デビュー、
☆夢の花かげ、☆ハワイの夜、★赤と黒のブルース、★街のサンドイッチマン、★好きだった、★弥太郎笠、☆花の小次郎、★傷だらけの人生、

曽根さんの「若いお巡りさん」を作詞した井田誠一氏は八王子市出身、リュウちゃんが東京勤務時代によく足を運んだ高尾山山頂のお寺の中に歌碑が建てられています。真言宗智山派大本山高尾山薬王院有喜寺という、長く厳めしい名前の寺院の境内に建てられている歌碑は、何だか場違いな感じもしますが、当時、それほどこの歌が大ヒットした証(あかし)なのでしょうね。

曽根史朗は昭和29年、「雪之丞変化の唄」で、ポリドールからデビュー
★若いお巡りさん、

白根一男もリュウちゃんにとっては、少年時代の、おぼろげな記憶の中にある歌手です。「次男坊鴉」は、かなり早い段階から、よく歌っていました。その時にも、代表作「はたちの詩集」を歌いたいなと常々考えていまして、何度か挑戦しましたが、未だに満足に歌えた記憶がありません。中間部の台詞(白根さんも、この台詞は早口過ぎて、あまり上手くはありませんが)はさておき、リュウちゃんにとっては、岡晴夫の「逢いたかったぜ」と並ぶ二大難曲なのです何故なのかな?
「母恋椿」は、つい最近、初めて歌いました。この歌、白根一男さん本人の作曲なのです。森進一の「おふくろさん」と違って、母に対する追慕の情がストレートに伝わってくる、いい曲です。森昌子の「おかあさん」に近い歌だと思っています。

白根一男は、昭和28年、「夜霧の酒場」でデビュー、
★はたちの詩集、★次男坊鴉、☆君恋いギター、★母恋椿、☆青春は雲の彼方に、☆浜松ブルース、

少し天邪鬼な気(け)のあるリュウちゃん、津村謙も、誰もが歌う「上海帰りのリル」よりも、「流れの旅路」が一番のお気に入りの曲です。この曲も幼児期に聴いて、メロディは知っていましたが、鶴田さんの「弥太郎笠」と同じく、橋幸夫さんの企画アルバムを聴いてから、すっかりハマったのです(橋さんは、この意味でも、凄い歌手だったのです)
また、「東京の椿姫」は、このブログによく出て来ます渋谷警察裏のカラオケ酒場「季味」のママ、キミちゃんから教えてもらいました。このキミちゃん、以前は某・大手証券会社のシニア・アナリストをやっていたという女性で、歌の勉強も相当なもので、リュウちゃんも教えられる事が多いのです。
これまでキミちゃんに教えてもらった歌を挙げますと、菅原都々子「憧れは馬車に乗って」、奈良光枝「白いランプの灯る道」、岡本敦郎「自転車旅行」、藤島 桓夫「さよなら港」、若原一郎「山陰の道」などがすぐ浮かびます。その代わりにリュウちゃんからは、ひばりちゃんの「唄祭り八百八丁」や「急行青森行き」や「江戸の闇太郎」などを教えてあげたのです。

最近、津村さんの「全曲集」のCDを入手して聴きましたが、彼の声は生前、「ビロードの声」と云われていたそうで、美しく、柔らかい声ですね、
この「全曲集」で、「月夜の笛」を聴いた時は、少し感動しました。リュウちゃんの幼・少年時代の埋もれていた懐かしい記憶が、また一つ明らかになったのです。歌のタイトルも忘れていましたが、歌を聴いた途端、幼年時代にタイムスリップしたのです。いやー、歌って凄い!ですね。

津村謙は、昭和26年に発表した「上海帰りのリルが大ヒット、
★流れの旅路、★上海帰りのリル、★東京の椿姫、☆緑の牧場、☆夜汽車の女、
☆流れの踊子、☆リルを探してくれないか、★待ちましょう、☆紅椿の歌、★あなたと共に、☆月夜の笛、

岡本敦郎さんの歌は、リュウちゃんが20代の頃には、「白い花の咲く頃」一辺倒でした。40代のある日、NHKラジオで、古関裕而の作曲した歌の特集番組があり、そこで放送された「花のいのいは」という歌にシビれてしまったのです。この歌は、岸恵子=佐田啓二主演の映画「君の名は」の第3部の挿入歌のようで、岸恵子さんの歌声が聞ける唯一のものです。この歌も映像カラオケに入ることは、当分期待薄ですね。


岡本敦郎は昭和21年、ラジオ歌謡の「朝はどこから」でデビュー
★自転車旅行、★白い花の咲く頃、★あこがれの郵便馬車、★高原列車は行く、★ピレネエの山の男、☆花のいのちは(岸恵子とデュエット)

今回は、前回の三橋美智也。春日八郎に続き、「歌謡曲の黄金時代」の男性歌手を取り上げましたが、次回は、「歌謡曲の黄金時代(3)」といたしまして、島倉千代子さんをはじめとする女性歌手を取り上げたいと思っていますので、乞う、ご期待です。

今回の★☆今回追加分
★33曲、☆26曲
これまでの累計
★297曲、☆275曲、計573曲です。






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最終更新日  2009年08月30日 18時32分25秒
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