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カテゴリ:懐メロ歌謡曲・カラオケ
こんにちは、リュウちゃんです。今回から、歌謡曲の黄金時代と致しまして、昭和20~30年代に活躍した女性歌手を辿ってみます。先ずはリュウちゃん最愛の歌手の一人、島倉お千代ちゃんです。
島倉千代子は昭和30年、16歳の時、「この世の花」でデビュー、 リュウちゃんの手元に、日本コロムビア創立60周年記念「島倉千代子大全集」という5枚組、60曲入りのLPレコード・アルバムがあります。日本コロムビアの創立は明治43年(1910年)10月1日だそうですから、このアルバムが発売されたのは、1970年(昭和45年)という事になります。 昭和45年といえば、リュウちゃんが社会人になって2年目、島倉お千代ちゃんデビュー15年の年に当ります。 先ず、このアルバムに収録されている曲をズーと挙げてみます。 ★この世の花、☆恋の蛇の目傘、☆しゃんこ花唄、★りんどう峠、☆山のけむりよ、いつまでも、☆おもいでの花、★東京の人よさようなら、☆乙女心の十三夜、☆乙女流しは寂しいね、★逢いたいなアあの人に、☆青い潮(青い潮に夢のせる)、☆青い潮〈牧場の姫百合〉、☆お千代の子守唄、☆永遠に答えず、☆里子月夜、☆雨の花笠、☆娘仲乗りさん、★東京だヨおっ母さん、☆お姉さんと呼んだ人、☆木曾の花駕篭、☆初恋の人さようなら、☆東山心中、☆忘れ得ぬ人★想い出さん今日は、★からたち日記、☆明日になれば、☆待ち呆けさん、☆なに見て泣いたエ、☆さよなら地蔵さん、☆おもいで日記、★哀愁のからまつ林、☆海鳴りの聞こえる町、☆白い小ゆびの歌、☆炭鉱(やま)の子守唄、☆遠い人、☆他国の雨、☆花散る下田、☆かるかやの丘、★襟裳岬、☆別れの唄、☆はるかなる道、☆十国峠の白い花、★恋しているんだもん、★夕月、☆裏町の唄、☆さよならとさよなら、☆おぼこ水車、☆あの橋の畔(たもと)で、★星空に両手を、☆ふたりだけの太陽、☆武蔵野エレジー、☆恋人さん、★新妻鏡、★ほんきかしら、☆涙の谷間に太陽を、☆そっとおしえて、★ほれているのに、★愛のさざなみ、☆わかれ、★すみだ川、 この内、「新妻鏡」は、霧島昇・二葉あき子のデュエットがオリジナル、また、「すみだ川」は東海林太郎(台詞:田中絹代)がオリジナルです。霧島昇、二葉あき子、東海林太郎は、近い将来、改めて紹介させて頂く予定ですが,ここでは、お千代ちゃんの歌としてカウントしておきます。 リュウちゃんがこのLP盤を購入したのが、昭和50年頃、確か、東京の有名な中古レコードショップで買い求めた記憶があります。前後して買い求めたひばりちゃんの「大全集」4卷と共に、結婚前のリュウちゃんの大の愛聴盤となりました。 この、お千代ちゃんの「大全集」には、池田憲一氏の詳細なライナー・ノートと、お千代ちゃんの写真が50枚以上も掲載されてます。まさにLPならではの豪華盤、サイズの小さいCDでは考えられない事ですね、 お千代ちゃんのデビュー曲「この世の花」は、作詞:西条八十、作曲:万城目正、 戦前の「愛染かつら」、「純情二重奏」あたりからのコロムビアのゴールデン・コンビです。万城目さんは、ひばりちゃんの2作目にして最初の大ヒット曲、「悲しき口笛」の作曲者でもあるんですよ、特にひばりちゃんの初期の曲は、万城目さんの作品が多く、以前にリュウちゃんが数えたところでは、90曲以上の万城目作品がありました。 お千代さんの万城目作品は、「この世の花」以外には、あまり有名な歌はありませんが、古賀政男、船村徹、米山正夫、上原げんと、古関裕而、遠藤実、市川昭介、浜口庫之助といった重鎮、新鋭作曲家が多数の曲を書いています。 お千代ちゃんの歌は、三橋美智也、春日八郎、青木光一の歌と同じく、リュウちゃんがカラオケで歌い始めた昭和40年代の後半から、ズっと歌っています。 初期のお気に入りの曲は、「この世の花」、「東京の人よさようなら」、「逢いたいなアあの人に」、「東京だヨおっ母さん」、それと、「哀愁のからまつ林」、この曲は、「東京だヨおっ母さん」と並ぶ船村徹=島倉千代子のヒット曲です。一番の歌詞〈作詞:西沢爽〉は以下のようです。 涙あふれて はり裂けそうな 胸を両手で 抱きしめる みえないの みえまいの 背のびをしても ああ あの人は 行ってしまった からまつ林 この歌の冒頭のメロディは、後年、大川栄作の大ヒット曲、「さざんかの宿」(作曲:市川昭介)の入りの伴奏とよく似ています。市川さんは、「さざんかの宿」の作曲に当り、陰影の濃い叙情性を出す為に、この「哀愁のからまつ林」のメロディが頭をよぎったのかも知れませんね。 リュウちゃん、この歌を歌う時には、最初の一行の「涙あふれて」を一挙にクレシェンド、次ぎの「はり裂けそうな」では、すぐにメゾピアノ位に音量を下げ、最初の「はの言葉を2音(ドシ)で歌います。 また、最後の「からまつ林」の部分の「からま」の最低音を充分に響かせ、「つ」は、その前の「ま」の音を受け継ぎ、「ミドー」と歌い、「最後の最後、「ばーやあアーあーやあしー」の部分は、伴奏より遅めのるバートを適度に掛けて、印象深く曲を終えるように心掛けています。 最近10年くらいのお気に入りは「夕月」です。この歌は、かの「君の名は」の大ヒットのゴールデン・コンビ、菊田一夫=古関裕而の作品、これも大ヒットしたTVドラマ「あの端の畔で」の主題歌です。ここでは、2番の詞を挙げます。 東京恋しや あの空に ほのかに浮かんだ 夕月に 山脈(やまなみ)越えて 都へゆこか ゆけば会えるか しあわせに 月にきいても おぼろ夜の 雲にきけよと 答えるばかり この2番の詞は、ドイツの詩人カール・ブッセの名詩「山のあなた」を連想させます。作曲者の古関裕而は、昭和10年に音丸の歌唱で発売した「船頭可愛いや」の大ヒット以来、コロムビアの重鎮作曲家、数々の歌謡曲の他に、早稲田大学応援歌「紺碧の空」、高校野球の歌「栄冠は君に輝く」、昭和39年の東京オリンピックの為の「オリンピック・マーチ」などを作曲しています。 歌謡曲の作曲家としても、リュウちゃん最愛の一人、いつか、古関さんの特集を書いてみたいと思っています。 「夕月」は、詞・曲・歌唱の格調の高さ、せつなさ、優しさ、まさに三位一体の名曲だとリュウちゃんは考えています。 この5枚組LP以降のお千代さんの歌を以下に挙げます。このあたりの歌はリュウちゃん、これまで、あまり聴いてはいなかったのですが、最近、「人生はショータイム」や、「ゆずり葉の宿」、「柿の実ひとつ」などを聴き、新たにカラオケのレパートリーに加えたいという意欲が湧いてきました。 ☆美しきは女の旅路、☆竜飛岬、☆津軽の宿、☆流し唄、☆悲しみの宿(昭和50年、1000曲録音記念盤)、☆ひろしまの母、☆京都 北嵯峨 別れ寺、☆女がひとり、★鳳仙花、☆積木くずし(五輪真弓作曲)、☆夢飾り、☆母子星、☆くちべに挽歌、☆浅草メロドラマ、★人生いろいろ、☆ゆずり葉の宿、☆あの頃にとどけ、☆片瀬月、☆火の酒、☆ときめきをさがしに、☆花なら花らしく、☆人生はショータイム、☆柿の実ひとつ、☆北どまり、☆君、☆海かがみ、☆ちよこまち、☆風のみち、 お千代ちゃんの歌唱は、部分的に少し音程がフラット気味で、ヴィブラートも、均一ではない、いわゆる「チリメン」ヴィブラート、しかし、あの独特の可憐な声の歌唱は、通常の歌手であれば欠点になる筈のところを、余人の追随を許さない「お千代節」として、類の無い魅力的なものになっているのです。いわば、「永遠の乙女」の歌唱ですね、 お千代さんより1歳年上のひばりちゃんの歌唱は、20歳前後で、娘らしい「ひばりちゃん」の歌唱から、演歌の女王たる美空ひばり様の歌唱に大きく変貌しましたが、お千代ちゃんの歌唱は、16歳のデビュー当時から、70歳を過ぎた現在まで、ちっとも変わらない、「永遠の乙女」の歌唱なのです。 テレビ等で拝見するお千代ちゃんのキャラも、全く偉ぶることの無い、自然体の(少し天然ボケの)感じがして、素敵なのです。 「永遠の乙女」、お千代ちゃんに乾杯!です。 今回はお千代ちゃん一人になってしまいましたが、次回は「歌謡曲の黄金時代(4)」と致しまして、この頃の女性歌手特集を予定しています。 ★ ☆追加 ★ →19曲、☆→69曲、計88曲。 累計 ★→316曲、☆→344曲、合計660曲です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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