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リュウちゃんの懐メロ人生

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2009年09月12日
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こんにちは、リュウちゃんです。
前回は島倉お千代ちゃん一人の話しで終わってしまいましたが、今回は歌謡曲の黄金時代(4)と致しまして、お千代ちゃん以外の昭和30年代前後に活躍しました女性歌手について、お話したいと思います。

まずは、コロムビア・ローズです。彼女の曲で、最初のお気に入りとなったのは、「東京のバスガール」です。これが、多分、中学1年生の頃、その後、「娘十九はまだ純情よ」、「哀愁日記」、「しあわせはどこに」、「リンゴの花は咲いたけど」などがリュウちゃんのお気に入り、デビュー作の「娘十九はまだ純情よ」は作詞:西条八十、作曲:上原げんと、「哀愁日記」は、作詞:西条八十、作曲:万城目正、「しあわせはどこに」は、作詞:西条八十、作曲:万城目正、「リンゴの花は咲いたけど」は、作詞:石本美由起、作曲:上原げんとです。

コロムビア・ローズの歌は、単なる純情可憐ではなく、純情な中にも、一本ピンと筋の通った歌といいますか、男に従属するだけの女ではなく、芯の強い女の生き様を、かなり文学的に表現していると思います。リュウちゃんが最も文学的な歌だと感じますのは、「哀愁日記」と「しあわせはどこに」の2曲ですが、2曲とも、作詞:西条八十、作曲:万城目正、

作詞の西条八十は象徴詩人にして、童謡・歌謡曲の作詞でも日本を代表する大家の一人、象徴詩人としての八十については、リュウちゃんは殆ど知らないのですが、一編だけ、忘れられない詩があります。それは、処女詩集「砂金」の中の「トミノの地獄」です。この詩の冒頭の部分を以下に紹介します。

姉は血を吐く、妹(いもと)は火吐く
可愛いトミノは宝玉(たま)を吐く
ひとり地獄に落ち行くトミノ、、、、

少し寺山修司を思わせる何か残酷で、おどろおどろとした詩で、江戸川乱歩や夢野久作の怪奇小説を連想させます。あの「東京行進曲」や「青い山脈」や「ゲイシャ・ワルツ」の詞と同じ作者とは到底思えませんが、このように、詩人としても一流である事が、西条八十の歌詞に、深い陰影を与えているような気がしてなりません。

二代目コロムビア・ローズは、初代の文学的歌謡曲の線を受け継いだのか、高村光太郎の詩集「智恵子抄」の「あどけない話」を歌謡曲の歌詞に仕立てています(作詞:丘灯至夫)、彼女の文学的歌謡曲は、他に「二十四の瞳」、「たけくらべ」などがあるそうですが、リュウちゃんは全く知りません。尚、現在三代目が活躍しているそうですが、これもリュウちゃんは全く知らないのです。

コロムビア・ローズは、昭和27年、「娘十九はまだ純情よ」でデビュー
★娘十九はまだ純情よ」、☆リンゴの花は咲いたけど、★哀愁日記、★渡り鳥いつ帰る、★しあわせはどこに、★どうせ拾った恋だもの、★東京のバスガール、☆かりそめの唇、☆ロマンスガイド、☆津軽のリンゴ売り、

二代目コロムビア・ローズは、昭和37年、「白ばら紅ばら」でデビュー
★智恵子抄、
尚、三代目コロムビア・ローズは平成16年、「出航五分前」でデビュー

さて、リュウちゃんが少年時代に「ロッテ歌のアルバム」などで聴いて、「何て清楚で可憐な人なんだろう!」と、密かに心燃やした歌手が藤本二三代さんです。当時の「ロッテ歌のアルバム」では、橋さんの初期の股旅物や、吉永小百合ちゃんの「寒い朝」、「愛と死のテーマ」、「天満橋から」、「哀愁のアムステルダム」などと共に、藤本さんの「夢見る乙女」、「花の大理石(マーブル)通り」の2曲が特に印象に残っています。しかし、それぞれの曲は、部分的にしか記憶に残っていなかった為か、あるいは、リュウちゃんがカラオケで歌い始めた昭和40年代の中頃には、既にカラオケに入らない程、廃れてしまっていた為か、リュウちゃん、彼女の歌を現在までカラオケで歌った経験がありません。また、彼女のレコードも、後年、「ビクター歌謡曲大全集・戦後編」(10枚組だったか?)に収録されたデビュー曲、「花の十九よさようなら」1曲のみしか持っていない有様、しかも、映像カラオケになってから、彼女の曲が入っているのを見た事が無い、という事で、藤本二三代さんは、リュウちゃんの中で、なかば「幻の歌手」化しつつありました。

このブログを始めるにあたり、今も慣れないインターネットで藤本二三代さんの情報について、いろいろ検索しましたところ、

ありました!ありました!
You Tubeという動画共有サイトで、下記に挙げた藤本さんの12曲もの歌が、カットやフェイドアウト無しに全曲聴けるではありませんか!!
リュウちゃん、大感激です。早速、全ての曲を何回も聴き、特に高校時代から気になっていた「夢見る乙女」と「花の大理石(マーブル)通り」の2曲は、曲を耳で聞き取り、歌えるようにドレミファの音符にしてみました。
「花の大理石(マーブル)通り」の最初の部分を例にとりますと、以下のようです。(作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正)

ミードシーラー ドシラドミー ファミドシラーシラ♯ソラシー
むーちゅうーよーむちゅううよーこんなにむうーちゅううー

リュウちゃん、手元に楽譜のない歌を覚える時には、この手をよく使うのです。
実は、秋元順子さんの歌も、この方法で覚えたのですよ。

それで現在では、上記2曲の他に、デビュー曲、「花の十九よさようなら」、「好きな人」の4曲をレパートリーにしたつもりなのですが、いかんせん、行きつけのカラオケ店のリストには、藤本さんの歌は1曲も入っていないのです。リュウちゃん、大変残念なのです(実は、このカラオケ店の曲目リストには、初代コロムビア・ローズの曲も1曲も入っていません。二代目の「智恵子抄」は入っているのに、どうした事でしょう!)
またカラオケメーカーさんにお願致します。藤本二三代さんの歌をどうか、カラオケに入れて下さい。宜しくお願い致します。

藤本二三代は、昭和31年、「花の十九よさようなら」でデビュー
☆花の十九よさようなら、☆夢見る乙女、☆好きな人、☆花の大理石(マーブル)通り、☆古い手帖、☆哀愁の園、☆ああ美しき人ゆえに、☆花摘み日記、☆白樺郵便、☆東京がなにさ、☆別れの海峡椿、☆たそがれの別れ唄、

藤本二三代さんは昭和12年生まれ、美空ひばりちゃんと同い年なのですね、
今から約10年程前、リュウちゃんが大阪で勤務していた頃、風の便りに、藤本さんが神戸でスナックをやっていると聞き、一度行って見たいなと考えていましたが、平成13年、大動脈乖離で急逝、スナック行きは永遠に出来なくなってしまいました。享年64歳、合掌!です。

コロムビア・ローズ=「娘十九はまだ純情よ」
藤本二三代=「花の十九よさようなら」、と来れば、

そうです、神楽坂浮子=「十九の春」、松山恵子=「十九の浮草」です。

神楽坂浮子の歌はリュウちゃん、この「十九の春」(バタやんの曲とは全く別物)1曲しか知りませんが、これも清純さを感じさせるいい歌で、リュウちゃんもよく歌っています。この歌を歌うと、決まって藤本二三代さんを思い出すのです。→★十九の春、

歌謡曲創成期の歌手で、「祇園小唄」で有名な藤本二三吉は、二三代の義母、
「ゲイシャワルツ」で有名な神楽坂はん子は芸者歌手として、浮子の先輩、この2組共、血の繋がりはないのですが、お互いに先輩を尊敬し、後輩を可愛がるという、よき関係にあったようです。

松山恵子さんの歌は、「十九の浮草」でも、いわゆる清純派というタイプではなく、ド根性歌謡曲の範疇に入ると思います。以前、出張で四国松山に行った時
、お恵ちゃんの下記の歌を歌いました。
★ だから云ったじゃないの、★お別れ公衆電話、★未練の波止場、★十九の浮草、
お恵ちゃんといえば、同傾向の野村雪子さんを思い出します。彼女もひばりちゃんと同年(昭和12年)生まれ、昭和30年の★おばこマドロス、昭和31年の★おばこ船頭さん、の2曲をリュウちゃん、時々歌います。
西田佐知子さんと同じように、結婚で早期に引退されたのが残念な歌手の一人です。

あっ、「十九」シリーズで新しい人をもう一人挙げておきます。
そう、「十九の港」の永井みゆきさんです。背が高く、抜けるような色白に美人で、ファンでした。リュウちゃん、彼女のサインを持っているんですよ!
以下の2曲はリュウちゃん、しょっちゅう歌っています。
★大阪すずめ、★十九の港、

今回もかなり長くなってしまいましたので、これ位にします。この頃の女性歌手はまだお話したい人が何人かいますので、次回は「歌謡曲の黄金時代(5)」といたしまして、今回の続きを書く予定です。

今回の★☆追加
★14曲、☆16曲、それと、前回の秋元順子さんの「黄昏Love again」が☆→★に変わり、ここで★1曲追加、☆1曲減少、また秋元さんのアルバムで☆6曲追加、以上、★15曲、☆21曲追加、

以上累計
★→331曲、☆→365曲、★☆合計696曲です。











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最終更新日  2009年09月12日 22時50分31秒
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