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リュウちゃんの懐メロ人生

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2009年09月30日
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こんにちは、リュウちゃんです。

リュウちゃんの手許に1冊の本があります。タイトルにも書いた立川談志師匠の「談志絶唱・昭和の歌謡曲」という本で、2006年3月に大和書房から出版されています。

談志師匠は昭和11年生まれ、リュウちゃんより10歳年上です。昭和11年というと、歌手では北島三郎が生まれた年、翌、昭和12年には、元祖3人娘、美空ひばり、雪村いづみ、江利チエミ、それと。小林旭が生まれています。
昭和11年にヒットした歌を挙げて見ますと、
藤山一郎「東京ラプソディー」、「東京娘」、「男の純情」、「回想譜」、
楠木繁夫「女の階級」、渡辺はま子「月が鏡であったなら」、「とんがらがっちゃ駄目よ」、松平晃「花言葉の唄」、「人妻椿」、東海林太郎「上海夜曲」、「椰子の実」、美ち奴「ああそれなのに」、[うちの女房にゃ髭がある](杉狂児とデュエット)、などがあります。

この本の初めの部分で、談志師匠が、昭和11年生まれにも拘わらず、それ以前の古い歌をよく知っている、何故そんな古い歌を知っているのかというと、一つは師匠のお母さんが日常口づさんでいた歌を自然に覚えたと書いています。しかし、母親が口づさんだ歌はそんなに多くない筈、しかも、師匠の場合は、当時あまりヒットしなかった歌まで、1番の歌詞だけではなく、3番まで完璧に覚えている、何故こんなに覚えているのか、師匠自身もよく判らないが、そういう特別な才能があったのであろう、というような趣旨の事を書いています。

リュウちゃんの場合も、多少、師匠と似た所があるのかも知れません。以前にも書きましたが、リュウちゃんの懐メロ好きは、やはり母親譲り、母が少女時代に、好きな歌手の新曲が出ると、一日中レコード店の店頭に行き、新曲を覚えたという話を、よく母親から聞いていました。また、リュウちゃんの父親も、よく東海林太郎の「赤城の子守唄」などを口ずさんでいました。

ここからは、談志師匠(家元)と、リュウちゃんの仮想対話です。

(家元)上原敏の「便り」シリーズは上海の他に、「広東」、「南京」北満」、「サイゴン」「蒙疆」など、家元これらを全部、全歌詞唄えるのです。どうだ、偉いだろう。
(リュウちゃん)いや、さすが家元、恐れ入りました。リュウちゃんはメロ先人間で、メロディはすぐ覚えるのですが、歌詞が全然覚えられない、だから映像カラオケの字幕が頼りなのです。上原敏さんの歌は「妻恋道中」、「流転」、「浦町人生」、「鴛鴦道中」、「上海だより」しか知りません。これは年代の差もありますけど、やはり才能の差ですね、いや。恐れ入りました。

(家元)歌謡曲というのを私はこう受け止めている。「歌謡曲は恋愛に対する応援歌であると、
(リュウちゃん)その通り!山田耕筰などの日本の歌曲や、唱歌・抒情歌などは、花鳥風月は歌うが、恋は歌わない、歌謡曲は万葉集でいえば相聞歌ですよね、恋の歌がない芸術歌曲なんて、アンコの入っていない大福餅みたいなもので、味気ないですよね、卓見です!

(家元)やがて時代が変わって、「男女の思慕」から、「引っかける」とか、「ナンパする」ということに変わってくると、恋の応援歌の出どころがなくて、「怨み節」になった。いろんな意味での「演歌」になってしまったのではないかと、
(リュウちゃん)これも卓見です。実はリュウちゃんも、流行歌が歌謡曲から演歌に変わってしまった時から、流行歌に興味をなくしていきました。
リュウちゃん、歌謡曲は好きですが、演歌にはあまり興味はない。ひばりちゃんは好きですが、「演歌の女王」美空ひばりは駄目、春日八ちゃん、三橋さんは好きですが。北島サブちゃん、五木ひろしには、さして興味ナシなのです。

(家元)家元の一番新しく知っている歌というと、「津軽海峡冬景色」となる、
(リュウちゃん)この辺は家元とリュウちゃんの年の差かな?リュウちゃんの場合は、今年発売された秋元順子さんの「黄昏Love again」、そのB面の「愛の歌売り」も覚えたのだ!サザンも中島みゆきも好きだし、まあ、年の差ですね。

(家元)藤山一郎は、「崑崙越えて」と、「みどりの雨」が贔屓である。
(リュウちゃん)藤山一郎は、リュウちゃんの世代ではNHKなどの懐メロ番組で聴いたのが最初かな?その前にラジオで「青い山脈」や「長崎の鐘」などは、よく聴きました。高校の修学旅行で長崎に行った時にバスの中で「長崎の鐘」を歌った記憶があります。「影を慕いて」や「酒は涙かため息か」などは、藤山さん本人の歌よりも、石原裕次郎や森進一の歌声のほうが馴染みがあります。でも、その後いろいろと聴き、今ではよくカラオケで歌っています。「崑崙越えて」は最近、インターネットのYouTubeで聞きましたが、いい歌ですね、でも、この歌、カラオケには入ってないなー、「みどりの雨」も入っていない、藤山さんの歌では現在のところ、「三日月娘」がリュウちゃんの最多カラオケ歌唱曲です。(藤山一郎につきましては、次回のブログで取り上げます)

(家元)小野巡は後年、常陸大宮に住み、
(リュウちゃん)小野巡、この本を読むまで全く知りませんでした。お手上げです。やはり年の差ですかね、YouTubeを検索してみます。

(家元)敗戦直後のナンバーワンは岡晴夫と笠置シズ子
(リュウちゃん)リュウちゃんが生まれたのが、終戦直後の少し後ですので、このあたりの熱気は全く解りません。岡さんの「啼くな小鳩よ」と「憧れのハワイ航路」はよく聴きました。映像カラオケの時代になってから「青春のパラダイス」が好きになり、よく歌っています。しかし、この歌、息つぎが難しく、いつも息切れしてしまうのです。
笠置さんの「買物ブギ」、これ、現在でいえばラップですね、元祖ラップ・ミュージック、リュウちゃん、カラオケで歌えそうなのは、「セコハン娘」くらいかな?「アイレ可愛や」も歌えそう、でも、ひばりちゃんの「お祭りマンボ」は歌えるから、一度機会があれば「買物ブギ」に挑戦して見ます。

(家元)歌謡曲を聞かせて歌手を当てるクイズをやっていた。「十三夜」が流れたが、誰も答えられない、「榎本美佐江」などと間違ったことをいっている、、
(リュウちゃん)リュウちゃんも、つい最近まで、「十三夜」は榎本美佐江の曲とばっかり思っていました。「十三夜」のレコード(SP盤)、少年時代に従兄の家でよく聴きました。最近でもよく歌っています。

(家元)二葉(あき子)さんのヒット曲のなかには、「巴里の夜」という大アーイ好きな歌がある、
(リュウちゃん)この本を読んで、「巴里の夜」、聴きました。
ミドレミラソファー ミシドレドラシーという出だしのメロディーから絶品です。ずっと以前、新宿のキャバレー(のようなところ)に飛び込みで入りましたところ、たまたまカラオケ(じゃない、ピアノ伴奏で歌う)大会をやっていまして、そこで二葉さんの「水色のワルツ」を歌って一等賞をもらったことがあります。「水色のワルツ」もいい歌ですけど、作曲の高木東六がクラシック畑の人のせいか、やや固め(四角四面)、の感じ、原六朗さんの柔らかいメロディのほうが心に沁みますね。

(家元)春日さんの通夜で唄った「青い月夜だ」、
(リュウちゃん)この歌も、この本で知りました。いやー、この本はリュウちゃんにとって、バイブルになりつつあります。

(家元)あまり好きでない歌手、のめりこめない歌手→畠山みどり、都はるみ、鈴木三重子、三条町子、三波晴夫、北島三郎、三浦 洸一、
(リュウちゃん)これもリュウちゃんの好みとよく似てるなあ、リュウちゃんは他に村田秀雄、これはリュウちゃんの声が浪曲風ではなく、藤山一郎や桐島昇風だからなんですがね、但し、一節太郎の「浪曲子守唄」だけは別、これはいいのです。これも家元の意見と一致していますね、あと、五木ひろしが全然駄目です。まあ、リュウちゃんの苦手な「演歌」の時代の申し子だからですかね、

(家元)「ひばり」のポピュラーソングというか、「英語の歌」とでもいうのか、上手い!「上海」を聴いたとき驚いた。上手いなあ!
(家元)下品な大人のひばりより、ガキ時代のひばり
(リュウちゃん)ひばりちゃんの「上海」も、この本で知りました。ひばりちゃんのポピュラー・ソングもステレオで吹き込んだものは、どうも駄目ですね、持ち歌もポピュラー・ソングも、ひばりの歌は二十歳(はたち)前に限るというのがリュウちゃんの持論です。

(家元)カラオケ大嫌い、許せない、
(リュウちゃん)まあ、そう云わずに、リュウちゃんのような庶民が歌いたくなった場合には、カラオケしか手段が無いのですよ、落語家は庶民の味方の筈、奈良には「艶歌」のような店はありませんしね、許して下さい。

と、まあ、他にも色々ありますが、この辺で仮想対話はお開きにいたします。

次回は、「歌謡曲の創成期(1)」として、藤山一郎さんなどを取り上げる予定、乞う、ご期待!です。





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最終更新日  2009年09月30日 08時58分47秒
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