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カテゴリ:音楽・歌謡曲・懐メロ
先週、ファイル共有ソフト「Winnyの開発者である、元東京大学助手、金子勇氏の控訴審で、逆転無罪の判決が下されました。
同氏は、平成16年に、Winnyを開発・公開したことが、著作権法侵害の幇助にあたるとして逮捕・起訴され、以後、約5年に及ぶ裁判を闘ってきた上での逆転無罪判決だった訳です。 リュウちゃん、パソコンについては全く疎く、いまだにファイル共有ソフトが具体的には、どのような過程で著作権侵害になるのか、詳細は全く解らない人間なのですが、常識的に考えますと、ある画期的な発明・発見が、発明者本人の意図しないところで悪用された場合に、発明者本人が罪に問われるということは、なんだか納得できないように思います。 そんな事になれば、核分裂を発見したドイツの科学者、オットー・ハーンとリゼ・マイトナーは、核分裂反応が原子爆弾の製造に悪用さてたという事で、完全に有罪になりますよね、また、アメリカの「マンハッタン計画」で、原子爆弾の開発を主導した「原爆の父」オッペンハイマー博士は、それこそ、「意図して」、非人道的な原爆を開発したという事で、厳罰に処せられなくてはいけなくなりますね、 オバマ大統領が今年のノーベル平和賞に決まりましたが、ノーベル賞の提唱者、アルフレッド・ノーベルは、ダイナマイトの発明で得た莫大な資金がノーベル賞の資金になったように思われますが、ダイナマイトは、現在の中東などのテロの主な武器になっている筈ですよね、そうであれば、ノーベルさんも、発明したダイナマイトが、本人の意図しないところでテロの武器として悪用されたという事で厳罰に処せられなければならないということになります。 その、テロの武器に悪用されたダイナマイトの発明で得た資金を元に設立されたノーベル賞を、テロ撲滅・原爆廃絶を主唱するオバマ大統領が受賞する。 何か、歴史の皮肉を感じます。 同じく先週、偉大な喜劇俳優、チャーリー・チャップリンの格安SDVDが著作権の期限が、まだ続いているという事で、販売差し止めと、約1000万円の損害賠償がDVD製造会社に命じられましたが、これもリュウちゃん、その判断基準がよく理解出来ません。新聞記事によりますと、1071年改正の旧著作権法では、著作者が個人の場合は死後38年、団体の場合は作品公表後33年だそうですが、今回の判決は、チャップリンの作品が、監督・脚本・主演・音楽などを全てチャップリンが一人でこなしているという事で、個人の著作物であると、最高裁が判断した結果の判決だったようです。 しかし、例えば、リュウちゃんの大好きな「チャップリンの独裁者」を取上げて見ますと、監督・製作・脚本・音楽・主演はチャップリンですが、共演のポーレット・ゴタート、ジャック・オーキーなどがいないと、この作品は成り立たない、また、撮影のカール・ストラス、とりわけ編集のウィラード・ニコがいないと映画の最終形が決まらない、当然、映画制作会社ユナイテッド・アーティスツが制作費を出さないと、映画制作そのものが成り立たない。 映画制作会社ユナイテッド・アーティスツは、1919年、アメリカ映画の創成期に、大手映画会社の製作方針に行き詰まりを感じていた3人の大スター(チャップリン、ダグラス・フェアバンクス、メアリー・ピックフォード)と、「国民の創生」、「イントレランス」のアメリカ映画最初の大監督、D・W・グリフィスの計4人の「アーティスト」が結合して設立された映画会社です。 ですから、ユナイテッド・アーティスツ社は、チャップリンは設立者の一人ではありますが、チャップリンの私物ではまいのです。その会社の資金で製作された映画「チャップリンの独裁者」は、当然、チャップリン個人の著作物であるとは、到底いえないような気がするのですが、最高裁は、このあたりについて、どのような判断をしたのでしょう? リュウちゃんのような懐メロファンにとっては、すでに発売されてから60年以上も経っている歌謡曲の復刻CDが、未だに2000円を超える高価な価格で発売されていることが大変気になります。こりゃ、レコード会社は、このジャンルに関しては、儲け過ぎなのではないかと思います。 また、レコード会社から原盤を提供されて、制作される通販会社の懐メロ・セット復刻CDも、概して非常に高価、大体、1枚2000円を越える価格のようですが、これも、著作権の期限が切れているのであれば、1枚500円くらいの価格設定が充分可能な気がするのですが、レコード会社さん、通販会社の皆様はどうお考えでしょうか? リュウちゃんのような懐メロファンにとっては、昔懐かしい音楽が、格安DVDと同じように、安価で簡単に入所出来るようになることが、夢なのであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月12日 09時33分31秒
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