リュウちゃんの懐メロ人生

昨日、奈良県と三重県の県境にあるススキの名所、曽爾（そに）高原にハイキングに行きました。
いつもは、11月に入ってから行くのですが、つい先日、朝日新聞の関西版にカラー写真付きで紹介されていましたので、今回は少し早めに行ってみようか、という事になりました。

昨日の天候は晴れ、絶好のハイキング日和となりました。
午前９時に奥方運転の車で家を出て、すぐ近所にすんでいるリュウちゃんの妹を同乗、午前11時に曽爾高原入り口の有料駐車場に到着（注射料金600円也）

曽爾高原に入ってすぐに、奥方手つくりのおにぎりと、例によってリュウちゃん定番の冷えた缶ビール２缶で昼食
、



少し出来上がったところで、高原を斜めに登ってゆく小道を辿り、約10分で亀山峠〈標高810ｍ〉に至る。
風が強い、帽子が飛ばされるので、終始頭を押えていなければならない。
でも、眼下に拡がるのは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の冒頭のザルツブルグの高原にも似た絶景、あるいは、以前リュウちゃんが旅したスイスのユングフラウの麓の登山鉄道の登りの車窓がら見た絶景、あるいは、「アルプスの少女ハイジ」の暮らすアルムの山小屋にも似た絶景、




アルプスの雪の白さに代わるススキの穂先の白さが目に眩しい。でも、ススキの茎や葉は、まだ半分緑色、まだ初秋なのです。

亀山峠から、標高849ｍの亀山に至り、そこから、整備されている遊歩道を下る。遊歩道の途中にリンドウが可憐なムラサキの花を咲かせている。

これは、スイスの高原に咲くエーデルワイスだ！エーデルワイスの「高貴な白」ならぬ、「高貴な紫」、




亀山から約15分で、標高710ｍのお亀池の傍にあるお亀茶屋に至る。
そこから駐車場に行き、車で10分弱の「曽爾高原ファームガーデンで休憩、
ここには、「お亀の湯」という温泉施設も完備されていて入浴が楽しめるのだ！

往復の車中での音楽は、歌謡曲は止めにして、川田正子さんの歌う「みかんの花咲く丘」「里の秋」などの童謡で、秋を満喫しました。

曽爾高原、正に「日本のザルツブルグ」です。