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リュウちゃんの懐メロ人生

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2009年12月27日
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前回は、昭和60年までの「紅白歌合戦」の推移を辿りましたが、今回は昭和末期から平成初期の「紅白」について、例によって初出場の歌手を中心に、見ていきたいと思います。

★ 第37回(昭和61年)視聴率50,4%
(白組)少年隊「仮面舞踏会」、吉幾三「雪国」、山川豊「ときめきのワルツ」、
(紅組)荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」、大月みやこ「女の港」、斉藤由貴「悲しみよこんにちは」、

★ 第38回(昭和62年)視聴率55,2%
(白組)尾形大作「無錫旅情」、稲垣潤一「想い出のビーチクラブ」、竜竜組「八木節イントロデュース」、チョー・ヨンピル「窓の外の女」、
(紅組)瀬川瑛子「命くれない」、小比類巻かほる「Hold On Me」、佐藤しのぶ「オン・ブラ・マイ・フ~なつかしい木陰」、金子由香利「おお我が人生」、神野 美伽「浪花そだち」、

★ 第39回(昭和63年)視聴率53,9%
(白組)光GENJI「88メドレー」、男闘呼組「DAYBREAK」、堀内孝雄「ガキの頃のように」、爆風スランプ「Runner」、TMネットワーク「KAME ON EVERYBODY88FINAL MEGAMIX」、
(紅組)中山美穂「Witches」、工藤静香「MUGO・ん、、、色っぽい」、坂本冬美「祝い酒」、ケー・ウンスク「すずめの涙」、岸千恵子「津軽じょんがら節」、島田歌穂「オン・ブラ・マイ・フ」、

★ 第40回(平成元年)視聴率(第1部)38,5%(第2部)47,0%
(白組)ザ・タイガーズ「ヒット・メドレー」、佐藤多喜雄「ソーラン節」、アラン・タム「愛念(ゴイ二ム)」、聖飢魔2「白い奇蹟」、市村正親「オペラ座の怪人」、
(紅組)内藤やす子「六本木ララバイ90」、Wink「淋しい熱帯魚」、キム・ヨンジャ「朝の国から」、由紀さおり&安田祥子「赤トンボ~どこかに帰ろう」、パティ・キム「離別(イビョル)」、

この年から、2部に分け、第1部が「懐かしのメロディ」、第2部が、従来の「紅白」となりました。第1部の出演歌手は、(白組)田端義夫、春日八郎、村田英雄、ザ・タイガーズ、三波晴夫、千昌夫、藤山一郎、(紅組)織井茂子、雪村いづみ、松山恵子、ペギー葉山、ピンク・レディ、松尾和子&和田弘とマヒナスターズ、都はるみ、の各7組でした。しかし、白組のバタやんは、何と、これが紅白2回目、バタやんといえば、戦前らの大歌手なのに!

★ 第41回(平成2年)視聴率(第1部)30,6%(第2部)51,5%
(白組)吉田栄作「心の旅」、ガリー・バレンシアーノ「I Know What You Want」、久保田利伸&アリスン・ウィリアムス「FOREVER YOURS」、長渕剛「親知らず・いつかの少年・乾杯」(以上第1部)、忍者「お祭り忍者」、たま「さよなら人類」、アレキサンドル・グラツキー「ソング」、ポール・サイモン「明日に架ける橋」、Gクレフ「WE ARE G-CLEF」(以上、第2部)
(紅組)DREAM COME TRUE「笑顔の行方」、オコンナ「天使の子守唄」、シンディ・ローパー「I Drove All Night」(以上、第1部)宮沢りえ「Game」B,B,クイーンズ「おどるポンポコリン」、EVE「イマジン」、福士りつ「津軽あいや節」、マルシア「ふりむけばヨコハマ」、鮫島有美子「ぼだい樹」、伍代夏子「忍ぶ雨」(以上第2部)

前回の第1部は、懐メロ歌手、第2部、現役歌手という区分けがされていましたが、早くも今回は、この区分けが曖昧になって来ました。
今回より、NHKスタジオに出演しない外部よりの中継による出場という番組構成がスタート、(白組)は、久保田利伸&アリスン・ウィリアムス、長渕剛、チョー・ヨンピル、ポール・サイモンの4組、(紅組)は、宮沢りえ、マルシア、鮫島有美子の3組が、スタジオ以外の場所からの生中継でした。

歌手名、曲名が英語表記が急に増えてきたのも、この回からですね、

第42回(平成3年)視聴率(第1部)34,9%(第2部)51,5%
(白組)バブルガム・ブラザーズ「WONT BELONG」、SMAP[Cant Stop!!―LOVING―]、スモーキー・マウンテン「TAYONA」、ザ・ベンチャーズ「十番街の殺人―ダイアモンド・ヘッドーパイプライン」、冠二郎「酒場」、河島英五「時代おくれ」(以上第1部)とんねるず「情けねえ」、X(エックス)「Silent Jealousy」、KAN[愛は勝つ]、喜納昌吉「花~すべての人の心に花を~」アンディ・ウィリアムズ「ムーン・リヴァー」、槇原啓之「どんなときも」、鈴木雅之「ガラス越しに消えた夏」、
(紅組)西田ひかる「ときめいて」、森口博子「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」、ライマ・バイクレ「「VERNISAGE~~ERIZABET~」、永井真理子「ZUTT(ズット)」(以上第1部)、Mi-Ke「想い出の九十九里浜」、原由子「花咲く旅路」、香西かおり「流恋草(はぐれそう)」、

第43回(平成4年)視聴率(第1部)40,2%(第2部)55,2%
(白組)小野正利「Youre the Only,,,」、南こうせつ「神田川」、本木雅弘「東へ西へ」(以上第1部)、嘉門達夫「替え唄メドレー~紅白ヴァージョン」、中西圭三「君のいる星」、米米CLUB「君がいるだけで」、
(紅組)LINDBERG「恋をしようよ Yeah!Yeah!」、イルカ「なごり雪」、(以上第1部)、藤あや子「こころ酒」、森高千里「私がオバさんになっても」、GAO「サヨナラ」、中村美津子「河内おとこ節」、

第44回(平成5年)視聴率(第1部)42,4%第2部)60,1%
(白組)高山巌「心凍らせて」、J-WALK「何も言えなくて,,,夏」(以上第1部)、福山雅治「MERODY」、TUBE「夏を待ちきれなくて」、THE BOOM「島唄」、藤井フミヤ「TRUE LOVE」
(紅組)久宝留理子「男」、天童よしみ「酒きずな」(以上第1部)、オルケスタ・デ・ラ・ルス「サルサに国境はない」、長山洋子「蜩(ひぐらし)」、

第45回(平成6年)視聴率(第1部)40,1%(第2部)51,5%
(白組)access「SCANDALOUS BLUE」、TOKIO「LOVE YOU ONLY」、山根康広「Get Along Together~愛を贈りたいから~」、香田晋「夢いちど」、小椋佳「さらば青春」(以上第1部)、吉田拓郎「外は白い雪の夜」、
(紅組)trf「BOY MEETS GIRL」、篠原涼子「恋しさとせつなさと心強さと」、長保有紀「惚(ほ)の字傘」、田川寿美「女,,,ひとり旅」(以上第1部)、藤谷美和子・大内義昭「愛が生まれた日」、

第46回(平成7年)視聴率(第1部)44,9%(第2部)50,4%
(白組)シャ乱Q「ズルい女」、EAST END×YURI「DA,YO,NE」、小沢健二「ラブリー」(以上第1部)、H Jungle With t「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーブメント」、加門亮「男の慕情」、
(紅組)酒井法子「碧いうさぎ」、安室奈美恵「Chase the Chance」、岡本真夜「TOMORROW」、石嶺聡子「花」(以上第1部)、三船和子「だんな様」、田村直美「ゆずれない願い」、


例によりまして、この時期の「紅白」について、まとめてみます。

(1) 前回の昭和50年代の視聴率が70%強で推移したのに比較しまして、昭和60年~平成初期の今回は、50%前後と、約20パーセント近い急落、「紅白」の「陰り」が明白になってきましたのが、この時期であったようです。

(2) 平成元年から、2部構成になりました。2部構成の最初の年(平成元年)第40回)は、第1部:懐メロ、第2部:新曲中心、という構成でしたが、第1部の視聴率が、40%割れ、第2部も50%割れという、NHK側にとりましては、衝撃的な惨敗となってしまいました。それで、早くも平成2年の第41回では、「第1部:懐メロ、第2部:新曲中心」という構成が崩れ、2部構成の意味が曖昧となってしまいました。

(3) 和59年の第35回は、都はるみの引退表明による最後のステージだったのですが、ここで綜合司会の生方恵一アナウンサーは、紅白史上に残る大トチリ(「みやこ」というべきところを、「みそら」とやってしまった)を演じ、全国のお茶の間が凍りついたのですが、リュウちゃん思いますに、「NHKのアナウンサーも質が低下したな、「紅白」の初期の藤倉修一、高橋圭三。宮田輝などは、やはり、それなりに凄いアナウンサーでありましたが、その後は、小川宏、鈴木健二くらいしか全国的知名度のあるアナウンサーが輩出していない、NHK「クイズ百点満点」で人気を博した大塚範一アナも、フジTVの「めざましテレビ」転出後は、全く無惨な司会ぶり、民放転出後、それなりに成功したのは、「世界ふしぎ発見」の草野仁アナくらい、現在、「のど自慢」のアナウンサーも、平日午後9時からのニュース枠のアナウンサーも、全国的知名度は全く無し、局アナで「紅白」を仕切れなくなってから、どれくらい立つのだろう?」、ということで、この問題が、「紅白」の基本的問題の一つであるように思われます。

(4) 小林幸子が、豪華な衣装で話題を集めたのが、昭和60年の第36回の「十二単」から、また、美川憲一の豪華衣装は、平成4年の第43回の「白とピンクのスパンコールのダイアの衣装」からのようです。以後、さしたるヒット曲も無い中で、衣装対決のみが話題になっていきました。リュウちゃんが知っている小林幸子の歌は、昭和54年の「おもいで酒」、その後、「とまり木」、そして平成2年の「雪椿」くらい、また、美川憲一の歌は、昭和41年の「柳瀬グルース」、昭和42年の「新潟ブルース」、昭和43年の「釧路の夜」、昭和45年の「おんなの朝」、昭和47年の「さそり座の女」くらい、ヒット曲に関しましては、2人とも、まさにB級歌手なのです。そのB級歌手の小林幸子が、今年で31回目の出場、美川憲一が26回目の出場、まさに、当初の「紅白」のコンセプトから考えれば、有り得ない事が現実に起こっているのです。

公共放送であるNHKの「電波の私物化」は、益々強まっていくのです。





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最終更新日  2009年12月27日 23時35分37秒
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