リュウちゃんの懐メロ人生

リュウちゃん、現在の奈良の住まいには、２匹の猫ちゃんが同居しています。
本年11歳（くらい？）になります三毛猫の「ミーちゃん」、11年くらい前、近所から貰って来た時に、「ミーミー」と鳴いていたので、「ミーちゃん」と名付けました。




もう一匹は、白と黒のブチの「チビ」、本年で３歳の「チビ」、家に来た時、みすぼらしいほどの「おチビさん」だったので、「チビ」と名付けられました（２匹とも、ネーミングが安易ですね）
この「チビ」の年齢は、現在３歳と二ヶ月になる初孫が生まれた時に、まだ生まれて間もない赤ん坊だったので、ほぼ３歳と３ヶ月くらいになる筈です。




２匹ともメス猫です。しかし、２匹とも、生まれて間もなく不妊手術を致しましたので、子孫は生まれないのです（少し可愛そうではありますが、本人（本猫）達は、そんなことは何処吹く風なのです）


三毛猫ミーちゃんは、かなりの気難し屋さん、リュウちゃんが抱こうとしますと、フー！と本気で怒って、逃げてしまいます。リュウちゃんが寝ていても、フトンに潜り込んでくる、なんて事は、間違っても有り得ないのです。

それに比較しまして、ブチ猫のチビは、かなりやんちゃ者、リュウちゃんの抱っこには素直に応じるのですが、抱き上げるのすぐに目線はあらぬ方向へとキョロキョロします。「下に降りて、やんちゃな遊びがしたい！」という訳です。
今年の夏には、決まって午前４時50分になりますと、寝ているリュウちゃんの胸の上に飛び乗って来て「ニャーォ、リュウちゃん、起きてチビに朝ご飯チョウダイ！」と、おねだりをするのです。夏の間は、ほぼ毎日、朝４時50分でしたが、秋になり、冬になりましたら、段々チビの目覚まし時間も遅くなり、現在では、無くなってしまいました（お陰様でリュウちゃん、最近は睡眠充分なのです）

２匹の猫ちゃん達の日常生活は、いつもやんちゃ者のチビが、気難し屋のミーちゃんにチョッカイを出し、追い回す、それを人間で云えばアラカンの、老齢期に入りましたミーちゃんが、応戦しながらも、タジタジとなって逃げ回る、といったことを毎日繰り返しています。まるでアメリカのアニメーション「トムとジェリー」のような日常です。アニメのトムとジェリー：は、猫とネズミですが、リュウちゃん家（ち）のトムはミーちゃん、ジェリーはチビ、２人（匹）とも、猫ちゃんなのです。



先日、群馬に住んでいます孫が遊びに来ましたので、「トムとジェリー」のワン・コインDVDを４枚、クリスマスプレゼントしましたが、孫ちゃん、早速「トムジェリ」の大ファンになったようで、特に昭和23年のアカデミー賞を受賞しました「ピアノ・コンサート」には大興奮していました（これ、ピアニストのトムがステージでリストのハンガリー狂詩曲第２番を演奏するピアノの中にジェリーが入り込み、さまざまな悪戯をするという作品、リュウちゃんも大好きな大傑作なのです）

リュウちゃんは大の猫好き人間でありまして、毎日、無邪気に遊んでいる猫ちゃんを見ていますと、亡くなった中島らもちゃんのように「今度生まれ変わったら、猫になりたい」と、かなり真面目に考えている昨今なのであります。






現在、リュウちゃんは、奈良の住まいに、奥方と２番目の娘（社会人です）と、猫のミーちゃん、チビの５人（人間３人＋猫２匹）暮らしです。森繁久弥さんの主演した「猫と庄造と二人のおんな」ではありませんが、リュウちゃんの家族は「猫とリュウちゃんと二人のおんな」なのです。