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リュウちゃんの懐メロ人生

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2010年01月14日
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さくら振袖 可愛く振って
さよならお別れ お富士さま
廻るプロペラ コメット機
わたしはブラジルの花嫁さん
お嫁にゆきます サンパウロ

美空ひばり「ブラジルの花嫁さん」、昭和29年発売、詞:西条八十、曲:万城目正)

昭和26年10月25日、ノースウェスト航空からリースしたマーチン2-0-2型機「もく星号」で、羽田空港―伊丹空港―板付空港間の定期旅客運航開始、

昭和27年4月9日、羽田発名古屋・伊丹経由福岡行きの上記「もく星号」が、三原山山腹に墜落、漫談家の大辻司郎など、死者37人、アメリカ国籍の飛行機とは云え、日本航空最初の大事故となった。
墜落原因は今以て不明とされているが、後年、松本清張は、小説「風の息」などで、「もく星号は、アメリカ軍に撃墜された」と推理した。

昭和28年11月、初の国際線(羽田―ホノルルーサンフランシスコ)運行開始、
(上記、ひばりちゃんの歌は、この1年後の発売です)

昭和30年、国内線。国際線とも、黒字になる。

北の端から 南の端から
夢のジェット機 セブンツーセブン
恋をしましたお相手は 紺のスーツに紺キャップ
ああ そこは青い空だった 日本の青い空だった

(橋幸夫・吉永小百合「そこは青い空だった」、昭和39年発売、詞:佐伯孝夫、曲:吉田正)

昭和39年7月、ボーイング727(セブンツーセブン)を国内線に投入(上記「そこは青い空だった」は、この直後に発売された)
昭和40年、日本初の海外パックツアーである「ジャルパック」発売、日本の高度経済成長と共に、海外ツアーもこの頃から爆発的なブームとなった。

昭和60年8月12日、羽田発伊丹行きボーイング747SR-46ジャンボ・ジェット機が、群馬県御巣鷹山に墜落、搭乗員524名中、520名が死亡、単独の航空機事故としては、世界最大の航空機事故となった。事故の原因は、ボーイング社の圧力隔壁の修理ミスとされたが、真の原因は不明である。

平成7年1から平成11年4月にかけて、作家・山崎豊子は「週刊新潮」に「沈まぬ太陽」を連載、後に単行本になり、ベストセラーになる。

平成21年、制作:角川歴彦、監督:若松節郎、主演:渡辺謙、三浦友和、石坂浩二他で映画化、大ヒットとなる。


先週末、日本航空の株価(コード:9205)は67円の安値で引けました。その直後に、企業再生支援機構などは、日本航空の再生案を発表、それによれば、100%の減資、つまり、上場廃止、但し、株主優待はしばらく継続、マイレージに関しては継続するというもの、
これにより、株主にショックが走り、週明けの1月12日の株価はストップ安の37円、翌13日もストップ安の7円、14日の終値は8円、

先週末、曲がりなりにも1860億くらいあった時価総額が、あっという間に消えてしまいました。しかし、日航社員(OB・現役)も企業年金支給については、かなりカットされるものの、引き続き支給される事が確認されました。
また、テレビなどのマス・メディアに登場する経済アナリストなどのコメンテーターの諸氏は、口を揃えて「100%も減資はやむを得ない、株主にも、相応の責任がある」とコメントしています。

でも、本当に、1850億の株券が紙クズになってしまう程の責任が、株主側にあるのでしょうか?

リュウちゃん、日本航空の株を持ってはいないのですが、この一方的とも云える株主への責任転嫁には、疑問を抱かずにはいられません。しかも、日本航空の株の60%くらいは、優待券目的などの個人株主です。

平成18年1月、当時のライブドアの社長であった堀江貴文他3名が、東京地検により証券取引法違反の疑いで逮捕された時にも、ライブドアの株主にとっては「青天の霹靂」でした。翌日から株価は連続ストップ安、結局、最盛期には1兆円くらいあった時価総額は、あっという間に紙クズ同然になってしまいました。

まあ、後から考えれば、当時のライブドアはあまり事業実体の無い会社で、マネーゲームに一般投資家が踊らされたという側面が大きかったともいえます。一般投資家には、ライブドアの詳細な事業内容については、中々判り難い面がありました。当時、株価が500円位であった頃、株の専門誌「会社四季報」を発行しています東洋経済新報社から発売されています「会社四季報プロ500」にも、理論株価1800円となっていました。

ホリエモンが逮捕されるまで、上場しているマザース市場(だったか?)も、特に管理ポストに入れるとか、何らかの注意信号を株主に発信するようなことは、一切無かったように思います。市場からも注意信号は出ない、専門誌の評価は、逮捕直前まで、買いを煽るような理論株価を表示している、証券会社からも、何のメッセージも出ない、これでは、一般投資家は、突然の崩壊を、何の準備もなく迎えざるを得ないではありませんか!
ライブドアの株主が、集団で損害賠償訴訟を起こした事は、むべなるかなと思います。

旧ライブドア崩壊と比較しまして、今回の日本航空の破綻・100%減資(上場廃止)は、その懸念が昨年からマスコミを賑わしてきました。平成20年1月の株価が300円前後、平成21年1月の株価が250円前後、破綻懸念が大々的に報じ始められた昨年9月には150円前後の株価が、それ以降急落、昨年末には100円前後で推移していましたが、今年に入ってから破綻が明確になり、事実上、日航の株券は、紙屑同然になり果てたという訳です。

但し、破綻懸念が報じられ始めた時から、今年1月10日位までは、破綻処理としまして、まさか100%減資は有り得ないだろうというのが、大方のマスコミのコメンテーターの論調であり、大方の一般投資家もそう思っていたのではないでしょうか?東京証券取引所も、具体的な事前警告を出していたようには思えません。

つまり、善意の一般投資家への情報不足、完全に情報が明らかにされた時には、既に時遅し、連日のストップ安で、売るにも売れない内に、株券は紙屑になってしまう、多分、機関投資家は、このパニック売りが始まる前に売り抜けているのでしょう、ババを掴むのは、いつも一般投資家、

株式市場は、いつまで、こんな一般投資家を軽視した事を繰り返しているのでしょうか?これでは、とてもじゃないが、危な過ぎて、一般投資家は株式市場に入っていけませんよね!

多くの一般投資家が、自由かつ活発に株式市場に参入し、充分に情報開示された健全な市場で、今後の日本をしょって立つような企業に安心して投資出来る、
そのような事が実現しないと、「日本株式会社」の健全な発展は有り得ないのです。

「完全にマネー・ゲームの投機市場に成り果ててしまった現在の株式市場には、危なくてバクチ打ち以外は参入出来ない」、

今回の日航の破綻処理に関しましては、株の素人でありますリュウちゃんと致しましても、上記のような感想を持たざるを得ません。前原国交省大臣殿、鳩山総理大臣殿、稲盛和夫次期日航会長殿、本当に、日航の破綻処理は、これがベストだと考えておられるのですか?






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最終更新日  2010年01月14日 23時45分55秒
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