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テーマ:春のお花見(16)
カテゴリ:国内旅行
梅は月ヶ瀬 桜は吉野 これ、リュウちゃんのような奈良人の常識なのです。近畿圏では、京都に梅や桜の名所が多いのですが、京都の梅や桜は、奈良人リュウちゃんにとりましては、非常に洗練された美しさがあるとは思いますが、何か人工的な感じがしないでもありません。それに比べ、奈良の梅や桜は、スケールが大きく、野趣タップリで、おおらかな感じがします。
朝日新聞夕刊の「梅だより」によりますと、奈良の梅の名所として掲載されていますところは、「月ヶ瀬梅渓」「賀名生(あのう)梅林」「追分梅林」「奈良公園」「大和郡山盆梅展」の五ヶ所です。この五ヶ所、いずれもリュウちゃんの家から車で1時間以内の場所にありますが、やはりリュウちゃんと致しましては、梅林+雄大な渓谷美が楽しめる「月ヶ瀬梅渓」がダントツ1押しなのです。
毎年、春になりますと、リュウちゃんの花心が疼いて来ます。
月ヶ瀬の梅と吉野の桜を見ずして、春は越せない!
という事で、新聞の「梅だより」の、「満開」情報を見て、いても立ってもいられなくなったリュウちゃん、例によりまして、奥方に昼食用のおにぎりを作ってもらい、自らは缶ビール2缶を保冷袋に用意し、奥方運転の車の助手席に乗り込み、家を出発しました。
リュウちゃんの家からは、西名阪道法隆寺インターに入り、そこから約30分位で五月橋インターに至ります。そこから約5キロ走行しますと、月ヶ瀬梅渓の入り口であります、「月ヶ瀬橋に到着します。この橋の道沿いに、無料駐車場がありましたので、そこに駐車、ここからは徒歩で、月ヶ瀬梅渓ハイキングです。 リュックに、おにぎり、おやつ、リュウちゃんの一番大切な缶ビール(2缶)、ビニールの敷物、雨傘(本日は少し雨模様だったのです)を入れ、いざ、出発です。
駐車場から橋を渡りますと、観光案内所があります。この案内所の近くの登山道を、垂直距離にして100メートルほど登ります。急な登り坂、普段ウォーキングを欠かさないリュウちゃんですが、少し息切れがします。10分少々の登坂で、高原の頂上に出ました。眼下に雄大な名張川の群青色の川面が拡がっています。高原の頂上は、正に梅の楽園、広々とした台地一面に、梅の花が咲き乱れていました。
月ヶ瀬梅渓が他の梅の名勝地と際立って違っている点は、景観の雄大さにあります。満々と水を蓄えた五月川(名張川)のダム湖、そのV字渓谷から、ほぼ垂直に100メートルの上にある高原に拡がる1万本あまりの梅林、 他の梅の名勝地のほとんどが、平面的であるのに対し、月ヶ瀬は立体的なのです。流行りの言葉で云えば、3D梅林なのです。
天神梅林のベンチで昼食、桜のお花見と違いまして、周りで騒がしい宴会をやっているグループはいません。静かで、充実した時間、おにぎりが美味しい、勿論、ビールも美味しい!
昼食を終えてから、2時間余り、満開の梅の中を散策しました。五月川を遥か眼下に見下ろす茶店、樹齢百年を越える盆倍が花を競う店、花の埋もれたような真福寺、100種類近くの梅の木が植えられている「梅品種園」、、 、 月ヶ瀬は奈良県と三重県の県境にあり、現在は奈良市の一部です。 月ヶ瀬の東隣りは三重県の伊賀市です。伊賀市と云えば、俳聖・松尾芭蕉の生誕地です。月ヶ瀬の、こけいし梅林の近くに、芭蕉の句碑があり、それには、「春もやゝけしきとのふ月と梅」と刻まれています。
現在、月ヶ瀬では 梅の木のオーナーになりませんか。新緑の6月、お家族づれで梅の実を取りに来て下さい。 というキャンペーンをやっています。価格は1本3000円~7500円で、梅の実の収穫量によって価格は異なるそうです。 この広告を見て、リュウちゃんは、以下のような感想を持ちました。 「一本3000円は安い!しかし、リュウちゃんの家にも梅の木があるし、奥方の実家にも大きな梅の木があるので、梅の実の収穫はリュウちゃんの場合は要らないな、木の根元にネームプレートを付けてくれれば、100年くらいは月ヶ瀬に名前が残るのかな?オーナーになった木を、自宅に持ち帰って、自宅の庭に植え替えることは出来るのかな?多分、出来ないだろうな」 という事で、オーナーになる事は断念しました。
自称・奈良観光案内人であるリュウちゃん、遠方から来られる方の為に、交通アクセスを下記に挙げておきます。 (マイカーで)
(電車・バスで)
もちろん、月ヶ瀬は「梅渓」という位ですから、梅の季節が一番、行楽にはいいのですが、梅の季節でなくても、絶好のハイキング・ウォーキングコースなのです。ハイキングに疲れた後で、「梅の里月ヶ瀬温泉」で休息を取るなんて、乙な休日の過ごし方だと思いませんか?
だぶん、夜景も絶景の筈です。以下の句は、夜の月ヶ瀬渓谷を想像して、リュウちゃんが作りました一句です。芭蕉の句碑の横にリュウちゃんの句碑が建てられる日も近いのであります(無理か? 無理ですね、やはり)
月ヶ瀬の 谷を渡るや 夜半の白月
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