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カテゴリ:国内旅行
吹き荒れる 黄砂(ヨナ)をフーガ(遁走)の 群馬行
リュウちゃん、春分の日を含む3連休を利用しまして、2人の孫が住んでいます群馬県沼田市に2泊3日の旅に行って参りました。 その前の週には、「青春18切符」を使い、ドタバタと上京したのですが、今回の沼田行きは奥方からの強いリクエストがありました。 奥方曰く、「青春18切符で、群馬に行けないかしら?」 リュウちゃん曰く、「東京に行くだけでも、正味8時間も掛かったのに、群馬の沼田まで行くには、12時間くらい掛かる筈だよ、飛行機で成田からパリに行くのと同じ時間が掛かるのだよ、ちょっと、しんどいのではないの?」
それでは、休日の高速道路の、(何処まで行っても1000円)というのをフルに活用して、沼田行きにチャレンジしてみよう」
という事で、例によりまして、奥方が作製した旅程表が、下記のものでした。
法隆寺インターー(名阪道・約2時間)-四日市JC-(伊勢湾岸自動車道・約30分)-豊田東JC-(東海環状自動車道・25分)-土岐JC-(中央自動車道・2時間)-岡谷JC-(長野自動車道・1時間)-更埴JC-(上信越自動車道・1時間30分)-藤岡JC-(関越自動車道・30分)-沼田インター
正味走行時間約8時間!これは、かなり大変な行程です。 大きな問題点が2つあります。 (1) リュウちゃんは運転免許をもっていませんので、この長丁場を奥方1人の運転で乗り切らなければならない事、しかも、リュウちゃんの家の車には、カーナビが付いていない。奥方は、かなり方向オンチである事、 (2) 助手席に座るリュウちゃんも、奥方同様の方向オンチである事、しかも、(このブログで初めて告白しますが)リュウちゃんは、糖尿病性網膜症の為、高速道路の標識の文字がほとんど読めない!人間カーナビの役割が、殆ど果せない!(文字以外の風景などは、人並みに近い所まで見えるのです)
こんな欠陥だらけの凸凹コンビで、本当に上記の行程を無事にこなし、孫ちゃんの待つ群馬県沼田市に行き着けるのでしょうか?はなはだ心許ないのですが、「案ずるより生むが易し」というのが信条のリュウちゃん(奥方は、かなり慎重派なのです)、
よし、この計画で行ってみよう!例え、道を間違えても、同じ日本国内、何とかなるさ!
ということで、例によって奥方お手製のおにぎりとおやつ少々を用意し、3月20日の早朝6時ジャストに、名阪道法隆寺インターに入りました。午前7時30分、、孫ちゃんの好きな伊勢名物「赤福」を土産に買おうと思い、名阪道の関パーキングエリアに立ち寄りましたが、残念ながら、ここの店舗は午前8時オープン、「赤福」の土産は、幻と消えてしまいました。 四日市から、初めて伊勢湾岸自動車道を走行しました。リュウちゃん、名古屋の近くに住んでいましたのに、名古屋港を生まれて初めて見ることになりました。ここで少し渋滞がありましたが、後は頗る順調なドライブでした。
アルプスの 僕(しもべ)なるかや 信濃道
中央自動車道に入りますと、まもなく道路右側に雪を頂いた秀麗な山峰が見えてきます。これが赤石山脈、通称、南アルプスの山並です。南アルプスの最高峰は、北岳の3193m、走行する車の中から写した写真の山は、北岳なのでしょうか?
上記の写真を撮影したあたりから、しばらく走行しますと、今度は左手に木曾山脈。通称。中央アルプスの山並が見えて来ます。
岡谷JCの手前30分くらいのところに、駒ヶ根サービスエリアがあります。上の写真は、そこで撮影したもの、山の知識に疎いリュウちゃん、てっきり、この山が駒ケ岳とばかり思っていましたが、多分、南駒ケ岳(2841m)でしょうね(違うのかな?)、リュウちゃん、このブログを書く為に、調べてみましたら、日本アルプスには駒ケ岳が3峰もあるということを初めて知りました。 南アルプスの甲斐駒ケ岳(2967m)、中央アルプスの木曾駒ケ岳(2956m)、それと南駒ケ岳の3峰です。
岡谷JCから長野自動車道に入りますと、左手に飛騨山脈、通称北アルプスの山並が見えて来ます。下の写真は梓川サービスエリアから撮影した北アルプスの山並です。中央の一際秀麗な峰は常念岳(2857m)です。梓川サービスエリアから眺める北アルプスは、一般的に有名な穂高岳、槍ヶ岳、立山、剣岳、白馬岳などの錚々たる峰峰を抑えて、堂々の主役なのです。
更埴(こうしょく)JCで長野自動車道とお別れし、上信越自動車道に入ります、ここでアルプスの山々ともお別れです。トンネルが多い、しかも、長い長いトンネルが、更埴JCから終点の藤岡JCまで、長短21ものトンネルがあるのです。1時間ほど上信越自動車道を走行したところに、「峠の釜飯」が有名な横川サービスエリアがあります。午前6時に奈良を出発してから約7時間、午後1時に横川サービスエリアに到着、ここの一角に設けられた梅園で、「峠の釜飯」ならぬ、「奈良のにぎり飯」で遅い昼食、しまった!缶ビールを持って来るのを忘れてしまいました。リュウちゃん、一生の不覚でした。
このサービスエリアでの楽しみは、日本三大奇形の一つである妙義山が、すぐ近くから眺められる事です。リュウちゃん、かなり以前に上信越自動車道を通った時にも、妙義山の異様な奇岩に魅せられました。以後、この道を通る時には、必ず横川サービスエリアに立ち寄り、妙義山の奇岩と対面することを楽しみにしています。
横川サービスエリアを出発しますと、すぐに道の両側に梅林が拡がっています。これは、多分「秋間梅林」でしょう。また、ここから藤岡JCまでの約30分の道の両側にずっと植えられています白木蓮の長い長い並木が、今、満開を迎えていまして、走行する人の目を楽しませてくれました。
出発する前に危惧していました「2つの問題点」も何とかクリアし、午後2時30分、孫ちゃん達の待つ群馬県沼田市の孫宅に到着、無事、孫ちゃん達とご対面と相成りました。3歳になります上の孫は、「ご対面」の当初こそ、少し人見知り状態でしたが、すぐに打ち解けてくれまして、それ以降、リュウちゃんにベッタリ状態になってくれました(少し鬱陶しいやら、でも嬉しいやら) 下の孫は、まだ生まれて8ヶ月なので、なついて頂くのは、来年以降に持ち越しと致しました。
ファンタジア 孫の明日も ファンタジーや
昨年暮れのクリスマスに、この孫ちゃんに「トムとジェリー」のワンコインDVD4枚を贈ったリュウちゃんでありましたが、今回孫ちゃん宅を訪問しましたところ、何と、かのウォルト・ディズニーの1940年(昭和15年)アメリカで公開された「ファンタジア」のワンコインDVDが在るではありませんか! しかも、上の孫ちゃんが現在、熱中しているとの事、
ディズニーのクラシック・アニメファンを自認していますリュウちゃんではありますが、恥ずかしながら、「ファンタジア」全編を観たのは、今回が初めてでした。ベートーヴェンの「田園」交響曲やストラヴィンスキーの「春の祭典」などは、どうせ一部分しか映像化していないだろうと、甘く考えていたのですが、観てビックリ!、多少省略はあるとは云え、あの長い曲を全曲映像化しているではありませんか!!! しかも、まだレコードがSP盤の時代に、何と!9チャンネルのステレオ録音でサウンドトラックが作られている!!!
こんな凄い映画を作っていた国と、日本は無謀にも、戦争をしたのです。昭和15年時点で、日本政府の当局者が、このアニメを見ていれば、このようなアニメを制作出来るような国と戦争しても、勝ち目が無いことを瞬時に悟った筈ですよね、それ位、凄いアニメ作品です。この作品の前にしては、かのジェームス・キャメロンの「アバター」も顔色無し、と感じました。
それにしましても、3歳にして、このようなアニメに熱中出来るとは! 我が孫ちゃんながら、末恐ろしい感じがしました。
「この孫ちゃんの将来は、正にファンタシティック」
まあ、この感想は「親バカ」ならぬ、「爺バカ」ですね。
孫ちゃん宅に2泊しまして、22日午前10時に奈良に向けて出発、8時間後の午後6時、無事、奈良の自宅に到着しました。
往復を1人で運転した奥方様、本当にお疲れ様でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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