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リュウちゃんの懐メロ人生

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2010年07月04日
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テーマ:奈良遷都(5)
カテゴリ:国内旅行
 

いにしへの 奈良の都の1300年目の夏宴

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リュウちゃん、先週、遷都1300年のイベントで賑わいを見せている奈良・平城宮跡に奥方と二人で行ってまいりました。

自称・奈良の観光案内人のリュウちゃんといたしましては、今に至るまで、奈良遷都の地である平城宮跡に一度も足を運んでいないことが大変気になっていました。

 

平城宮跡の地を踏まずして、「奈良の観光案内人」とは名乗れないな。

 

平城宮跡は、奈良市の西側にあります。昔の平城京は、再建された大極殿と朱雀門を中心として、東西約4,3km、南北約4,7kmが「都の領域(京域)」だったようです。この「京域」だけで2021ヘクタール、かの岐阜県可児市の「花フェスタ記念公園」の約25倍の広さですね、甲子園球場のグランド面積の約1550倍! 途方も無い広さですが、日本の歴史上、最初の大都市ですので、特に広いとは云えないのかも知れませんね。

 

 

この「京域」に朱雀門が再建されたのは、平成10年、今から12年以前のことでした。難波から近鉄奈良線で西大寺駅を過ぎますと、だだっ広い平地に赤い朱雀門のみ建っているのが、何だか異様な感じがしていましたが、今年の遷都1300年にあわせて4月に再建された大極殿(だいごくでん)とあわせてみますと、遥か昔の平城京の姿が具体的にイメージ出来るようになって来ました。

 

この日は、例によりまして午前10時過ぎに奥方運転の車で法隆寺を出発、平城宮跡近くにありますイトーヨーカ堂の広い駐車場に着いたのが午前11時ジャスト、本日はおにぎりも缶ビールも持って来ませんでしたので、イトーヨーカ堂のレストラン街でイタリア料理と生ビールを賞味しました。

この駐車場から朱雀門までは約1キロくらいの距離、朱雀門から真北800メートルのところに大極殿があります。正面約44メートル、側面約20メートル、地面からの高さ約27メートルの建物で、使用された屋根瓦は約80万枚だそうです。

東大寺大仏殿よりひと回り小さいが、実に堂々とした建物だ!

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大極殿に入場しまして、まず目につきますのは、「高御座(たかみくら)」です。

高御座は、天皇が儀式の際に鎮座した設備で、実物大で再現されているそうです。

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天井に近い内壁には、奈良在住の日本画家、上村淳之(あつし)氏の筆になる「四神図」ならびに十二支が描かれています。上村氏は、美人画で有名な上村松園のお孫さん、松園-松篁-淳之と、親・子・孫の三代に渡る日本画家なのです。

 

大極殿の外の南門広場で、宮城を護衛する衛士(えじ)の護衛の様子を再現したアトラクションをやっていました。夏の暑い中、四六時中、緊張を強いられる衛士の職務はさぞ大変だった事でしょう。

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朱雀門の外側には、平城京歴史館があり、その前の広場に遣唐使船が再現されていました。この船は全長30メートル、マストの高さ15メートル、一隻に140人くらいの人が乗り込んでいたようです。

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古代王朝が西暦710年に奈良に遷都するまでと、遷都した後の「遷都の歴史」を簡単にまとめて見ました。

 

(1)   飛鳥宮→推古天皇から天武天皇までの時代、この時代の明日香には複数の宮があり、明日香の中で何度も遷都が繰返されたようです。

(2)   藤原宮→西暦694年、持統天皇により遷都が行われました(現在の奈良県・橿原市)

(3)   平城宮→西暦710年(和銅3年)元明天皇により遷都、

(4)   恭仁宮(くにのみや、740年、聖武天皇により遷都、現在の京都府木津市)→紫香楽宮(しがらきのみや、現在の滋賀県甲賀郡信楽町)→難波宮(現在の大阪市中央区難波)→平城京と遷都が繰り返されました。

(5)   長岡京→西暦784年、桓武天皇により遷都、

(6)   平安京→西暦794年、桓武天皇により、長岡京から遷都、以後、明治時代の初めまで、日本の首都でありました。

 

遣唐使船のある平城京歴史館を後にしまして、イトーヨーカ堂の駐車場に着きましたのが午後4時、平城宮跡は、朱雀門と大極殿の2つの大きな建物が建っている他は、日光の直射を遮る木々は殆ど無く、真夏の散策は、かなり大変でした。

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女性の皆様方、平城宮跡に行かれる際には、日傘必携ですよ

 

気候が温暖になった秋に、もう一度平城宮跡を再訪し、古代のロマンに浸ってみたいと考えているリュウちゃんなのであります。






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最終更新日  2010年07月04日 23時23分15秒
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