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カテゴリ:国内旅行
天を突く 岸壁太古の木々繁る
上記の岸壁の写真、まるで、南太平洋にありますイースター島の謎の巨石遺跡のモワイ像を縦横に密に積み重ねたかのような造形ですね!
「赤目」の一番の見所は、勿論、「四十八滝」なのですが、もう一つの見所は、渓流の周囲の奇岩や渓流の中の巨石の素晴らしさ、面白さにあります。前回の滝の写真でもお判りのように、渓谷の水流の下にあります様々な形をした奇岩や巨石を今回はお楽しみ頂きたいと思います。
下の写真のように、赤目四十八滝の渓流、「滝川」の河床には、方形の巨石がゴロゴロと点在しています。
「赤目の奇岩及び河床の巨石は、如何にして形成されたのでしょうか? 俄か調べをしましたところ、約1500万年前(!)、現在、室生寺のあります室生地区で火山の大噴火があったそうです。その大噴火によって流れ出した溶岩が室生寺周辺の断崖絶壁を造り出し、香落渓(こおちだに)の絶景を造り出し、ここ、「赤目四十八滝」の絶景を造りだしたのだそうです。
つまり、奈良県宇陀市にあります女人高野の別名で知られています「室生寺」の傍を流れる室生川の渓流の奇観、三重県名張市を流れる名張川の支流・青蓮寺川の上流の香落渓(こおちだに)の奇観、それと、「赤目四十八滝」の奇観は、三点セットというべきもので、大元は1500年前の室生の大噴火に源(みなもと)があるのです。
この辺一帯の奇岩や巨石は、大噴火によって堆積した安山岩が積年の歳月を経て侵食され、現在見られるような自然の造形になったもののようで、断崖は柱状摂理によって丸くない方形の絶壁造形となっているそうです。
下の写真は、ビールとおにぎりで昼食を取った「百畳茶屋」のすぐ傍にあります「七色岩」です。何と!方形の巨石の上に、木が生えています。
赤目の渓流の河床にあります無数の巨石は、この「七色岩」のように、殆どが方形で、丸くなった巨石は殆ど見られません。大噴火から1500万年も経っているというのに、これはどうした事でしょう?大自然が造り出す「造形の妙」の不思議さを痛感しますね、
万年の巨亀 太古より眠り覚めず
上の写真は、陰陽滝(いんようたき)の傍の岩床です。 この岩床、まるで、巨大な亀のようですね! これは、中国の四神(しじん)の内、北方を守る「玄武」ではないか? ひょっとして、この「巨亀」、日本に於ける「四神(しじん)信仰」は、この「赤目の玄武」に淵源があるのではないか?
リュウちゃんの想像は、果てしなく広がっていきます。
2世紀に、現在の奈良県桜井市の巻向にあった邪馬台国の女王・卑弥呼は、巻向から行程半日の地にある赤目の滝に、巨大な玄武が眠っているのを発見した。
卑弥呼は、この発見を、邪馬台国が日本統一する唯一の正当性を持つ政権である事の証(あかし)であると確信、これを中国の魏国に伝えた。魏国は、邪馬台国に使者を遣わし、邪馬台国が日本の唯一の正統的な政権である事を承認した。
魏国の承認を得た卑弥呼は、やがて天照大神(アマテラスオオミカミ)となり、後年の大和朝廷の礎(いしずえ)を築いた。
7世紀になって、推古天皇らが、明日香の地に飛鳥京を造営、その際には、赤目四十八滝付近から巨石を運び、益田岩船、酒船石、鬼の雪隠、石舞台古墳などを造成した。
なかでも、下の写真の亀石は、大和朝廷の最大の精神的支柱となった「赤目の玄武」を模して造成されたものであり、四神信仰の象徴的な石像物なのであり、決して松本清張が小説「火の回路」で推理したようなペルシャのゾロアスター教の遺跡ではない。キトラ古墳から発掘された「玄武」と照応した遺跡なのである。 と、リュウちゃん、この陰陽滝の傍の岩床を見まして、古代史の謎の部分を幻想したのですが、勿論、考古学的な裏付けの無い、単なる妄想に過ぎません。 しかし、あながち見当違いな妄想とは云えないのではないかと考えています。暦女HARU@お友達募集中様に専門的な観点から意見を聞いて見たいところですが、「夏バテの果ての根拠の無い妄想」だと一蹴されそうで、不安なのであります。
尚、この「赤目の亀」には、これまで注目を集めたことがないようで、特に名前は付けられてはいないようです。リュウちゃんは仮に「赤目の玄武」と命名しましたが、皆様だったら、どのような命名をされるでしょうか?
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