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リュウちゃんの懐メロ人生

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2011年02月23日
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カテゴリ:外国映画(洋画)


クリント・イーストウッド79歳
新作「ヒアアフター」、映画表現益々冴える!


419px-ClintEastwoodCannesMay08.jpg

クリント・イーストウッド。1930年(昭和5年5月31日生まれ、現在79歳、今年の誕生日に80歳、

若い頃は「荒野の用心棒」、「夕陽のガンマン」などのマカロニ・ウェスタンのアクション・スター。1971年(昭和46年)「恐怖のメロディ」で映画監督初体験、以降、殆んどの作品は監督兼主演、時には音楽も担当、まるで往年のチャップリンのような映画創りをずっと続けています。

リュウちゃんが初めて彼の作品に感動したのは、1995年の「マディソン郡の橋」からです。新作を必ず映画館で観るようになったのは2004年の「ミリオンダラー・ベイビー」からです


2006年「硫黄島からの手紙」、渡辺謙演じる栗林中将の生き様に感銘を受けました(何故、この題材を日本の映画界が映画化出来なかったのか、)
2008年「グラン・トリノ」、ずっと自動車工場で働いていた頑固一徹な老人の死に様に、イーストウッド自身の死生観が強く投影されているように思われました。この映画で、俳優イーストウッドは引退しました


昨年公開された「インビクタス(負けざる者たち)」、南アフリカ共和国でラグビーワールドカップ開催を進めたネルソン・マンデラ大統領の死生観にまた感銘を受けました。


そして、今年公開の「ヒアアフター(来世)」以下は予告編です。



映画は以下の三つの物語りが別々に並行して進みます。

(物語1)パリで活躍する女性テレビキャスター、マリー(セシル・ドゥ・フランス)の物語


休暇で恋人と東南アジアに旅行中に津波に遭い、九死に一生を得ますが、死の淵から生還する際に、いわゆる「臨死体験」をします。


(物語2)ロンドンで一卵性双生児の兄と母親の3人で暮らすマーカス少年(ジョージ・マクラレン)の物語
ある日、マーカス少年は交通事故で兄を失います。同時に母親は麻薬中毒で病院に収監、孤児同様になり、里親に預けられますが、そこから逃げ出し、ネットで観たチャネリングの出来る超能力者に、亡き兄との交流を依頼する旅にでます

(物語3)かってチャネリングが出来る超能力者としてサンフランシスコで活躍していたジョージ(マット・ディモン)の物語

ジョージは、自分の超能力が負担になり、チャネラーを廃業し工場労働者として働いていましたが、不況で解雇されます。再びチャネラーとして活躍することを強く勧める兄の下を去り、新しい人生を求めて、ロンドンに旅立ちます。

映画は、以上の3つの別々の物語が、最後に見事に一つの物語になるという構成になっています。

「硫黄島からの手紙」以来、クリント:イーストウッド監督のテーマは、「人間は如何に生き、如何に死ぬか」という一点だったようにリュウちゃんは感じています。今回の企画はスティーブン・スピルバーグが持込んだもので、マット・ディモン演じるジョージの超能力は本物であるという物語設定が、「死後の世界の実在」を前提とした物語になっているようです。

リュウちゃんが唯一尊敬するジャーナリスト、鳥越俊太郎氏は、クリント・イーストウッドの大ファンとのことで、この映画の記事広告を先週、何回かに分けて書いていました。また、最近、イーストウッド監督とのインタビューを実現させましたが、そのインタビューの中で、イーストウッド、鳥越の両氏共、「人間は死んだらただの土塊に戻り、死後の世界は有り得ない」旨の発言をしていました



リュウちゃんも鳥越さんやイーストウッド監督と同じように、死後の魂の存在は全く信じられません。その意味で、無神論者・無宗教者です。

しかし、この歳になりますと、何時訪れてもおかしくない「死」は正直怖い、死後の世界を信じ、宗教に縋りたくなる気持ちは勿論あるのですが、やはり信じられない。

以前、立花隆氏の「臨死体験」という著書を読みまして、死に臨んだ人間の多くはこの映画のマリーが体験したような「臨死体験」をすることを知りました。
これらの「臨死体験」から、死ぬことはちっとも恐ろしくはないなとも感じましたが、よくよく考えて見ますと、これらの「臨死体験」は、「死ぬ間際とは云え、まだ生きている人間が体の極度の衰弱の中で見る夢のようなものではないか?」と今では考えています。相変わらず「死の恐怖」は少しも薄まらないのです。

映画の冒頭、いきなり大津波のシーンが凄い迫力!このシーンの衝撃で、ドラマに没入出来ました。

マット・ディモンの優しい目は、画家で元吉本のお笑いタレント、ジミー大西を連想しました(笑)ジミーちゃんの目、優しいのです。

双子の弟は、スピルバーグ監督の映画「AI」のディビッド少年を連想しました。しかし、あちらの子役は、演技が上手いですね!



この映画のラストはハッピー・エンドです。

例によって、音楽を入れます。

シューベルト「三つの小品第2番、D-946-2」(ピアノ)アルフレッド・ブレンデル
シューベルトが31歳の死の年に作曲した奇跡的な名曲、10分余りの曲の中に人生の不安と豊かさがギュっと凝縮された稀有な音楽です。




「らいしょらいしょ」(歌)中島みゆき
これぞ日本版「ヒアアフター(来世)」!アメリカと日本では「来世」に向かい合う感性もかなり違いますね。



「TUNAMI(津波)」歌)」サザンオールスターズ
映画の冒頭で、東南アジアの大津波シーンが出て来ます。映画の内容と関連は無いのですが、前回の「二人紅白」でUP出来なかったので、ここでUPしてみました。

しかし、この歳になりますと、何時訪れてもおかしくない「死」は正直怖い、死後の世界を信じ、宗教に縋りたくなる気持ちは勿論あるのですが、やはり信じられない。

以前、立花隆氏の「臨死体験」という著書を読みまして、死に臨んだ人間の多くはこの映画のマリーが体験したような「臨死体験」をすることを知りました。
これらの「臨死体験」から、死ぬことはちっとも恐ろしくはないなとも感じましたが、よくよく考えて見ますと、これらの「臨死体験」は、「死ぬ間際とは云え、まだ生きている人間が体の極度の衰弱の中で見る夢のようなものではないか?」と今では考えています。相変わらず「死の恐怖」は少しも薄まらないのです。

映画の冒頭、いきなり大津波のシーンが凄い迫力!このシーンの衝撃で、ドラマに没入出来ました。

マット・ディモンの優しい目は、画家で元吉本のお笑いタレント、ジミー大西を連想しました(笑)ジミーちゃんの目、優しいのです。

双子の弟は、スピルバーグ監督の映画「AI」のディビッド少年を連想しました。しかし、あちらの子役は、演技が上手いですね!



この映画のラストはハッピー・エンドです。

例によって、音楽を入れます。

シューベルト「三つの小品第2番、D-946-2」(ピアノ)アルフレッド・ブレンデル
シューベルトが31歳の死の年に作曲した奇跡的な名曲、10分余りの曲の中に人生の不安と豊かさがギュっと凝縮された稀有な音楽です。



「らいしょらいしょ」(歌)中島みゆき
これぞ日本版「ヒアアフター(来世)」!アメリカと日本では「来世」に向かい合う感性もかなり違いますね。



「TUNAMI(津波)」歌)」サザンオールスターズ
映画の冒頭で、東南アジアの大津波シーンが出て来ます。映画の内容と関連は無いのですが、前回の「二人紅白」でUP出来なかったので、ここでUPしてみました。

 


桑田佳祐9年振りのオリジナルアルバム「MUSICMAN」、本日発売です。






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最終更新日  2011年02月24日 07時20分39秒
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