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2011年05月27日
カテゴリ：花遍路・花のフォトブログ
奈良の葛城山 一目100万本のツツジに山朱に燃える
（葛城山山頂から金剛山を観る）
５月25日、久し振りに奈良と大阪の県境にあります葛城山にツツジを見に行きました。 いつもなら奥方運転の車で、法隆寺から１時間弱で葛城山の麓の登山口に至るのですが、本日はまた奥方は別の用事がありまして同行不可（トホホ！）仕方無く、一人で電車とバスを使い葛城山に向いました。例によりまして奥方お手製のおにぎり弁当とリュウちゃん特製の缶ビール２本、耳には愛用のデジタル・ウォークマンという『完全装備』です。
午前９時過ぎに法隆寺の自宅出発、 車でこの時間に出発すれば、午前10時頃には葛城山の登山口（ロープウェイの液）に到着するので、電車・バス利用だと遅くとも午前10時半頃には登山口に到着出来るだろうと軽く考え、下調べを全くしなかったのが大間違い、
因みに、法隆寺から葛城山登山口までの行程表を下記に書きますと、
法隆寺-（バス）－（乗り換え１）－（近鉄）筒井-（近鉄）橿原神宮前）－（乗り換え２）－（近鉄）尺土-（乗り換え３）－（近鉄）御所（ゴセ）－（乗り換え４）-（バス）－葛城山登山口
何と４回も乗り換えがあるのです！
４回の乗り換えの他にも（１）電車、バス共、典型的なローカル線で、大体20分に一本の運行、乗り継ぎに時間が掛かる。（２）ツツジの季節は登山口までの地方道が大渋滞を起す。 ということで、当初の計画の２倍も時間が掛かってしまい、登山口に着いたのが正午少し前でした。
法隆寺の自宅から登山口まで３時間も掛かってしまった！
当初の計画では、お昼少し前にロープウェイで山頂まで登り、ツツジを見下ろす山頂で昼食、ビール２本のほろ酔い気分でツツジの咲き乱れる山頂をゆっくり散策、午後３時頃、ロップウェイを使わず、山道を辿り、午後４時頃、登山口に下山という予定でしたが、早くも計画は崩れ去りました。しかもロープウェイは何と１時間30分待ち、やむを得ず、登山口の広場のベンチで昼食、山に登る前にビール２缶もお腹に収まってしまったのです。
結局。山頂に着いたのは午後１時40分、当初の予定より約２時間遅れ」、
しかし、天候絶佳！サツキ晴ならぬ、ツツジ晴だ！
葛城山は、標高約960ｍ、北の二上山（標高517m）、南の金剛山（標高1125m）が連なる金剛山地の真ん中に位置し、ブナの原生林が連なる山頂付近は野鳥の天国、春はツツジ、秋はススキの名所ですが、四季を通じ、絶好のハイキングコースとなっています。
本日の地上の最高気温は26℃、標高1000ｍに近い山頂の気温はだいたい地上より10℃位低いので、16℃くらい、、すこし寒い感じでしたが快晴・微風で。気分爽快でした。
本日の「ツツジは「散り始め」、先日来の強い雨のせいか、山頂一面のツツジの朱色はかなりくすんでいました。あと５日くらい早く来ていれば満開の鮮やかなツツジが観られた筈でしたが、桜以上にツツジの見頃のタイミングは難しいですね。
約１時間30分位の撮影タイムで、100枚以上の写真を撮りましたが、リュウちゃんのカメラマンの腕は相変わらず未熟なので、ここでは以下の３枚のみ公開します。全体はくすんだ朱色だったのですが、個々の花はまだ満開真っ盛りのものも数多くありました。
ツツジの撮影を終えて、当初の予定通り、午後３時過ぎに、こんどはロープウェイを使わずに徒歩で下山、3,2キロの山道を途中休息無しで駆け下りたのですが、下山には１時間５分を要しました・
下の写真は下山途中の緑の原始林、ツツジはほぼ山頂のみで、山頂以外はこのような緑の森に包まれているのです。
登山から下山まで、ずっとウォークマンではバッハの「ゴルトベルグ変奏曲」を聴いていました。取り込んだＣＤは新進女流ピアニストのイルマ・イサカーゼ盤、今回のハイキング中、４回繰返して聴いてしまいました．
葛城山は何時訪れても素敵なところ、 バッハは何時聴いても素敵な音楽、 「素敵」の二重奏を満喫した一日でした。 ーーーーーー
今日の音楽は、バッハ『ゴルトベルク変奏曲』の「アリア」聴き比べです。
グレン・グールド、1955年録音盤
グレン・グールド、1981年録音盤
トレヴァー・ピノックのチェンバロ版
初音ミクのラララ版
★ ★★ 「山の人気者」（歌）ダークダックス
ーーーーーーー
平井憲夫「原発がどんなものか知ってほしい」
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#page1
娘よりのユニセフのメッセージの続報「赤ちゃんホットライン」です。
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