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リュウちゃんの懐メロ人生

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2011年11月03日
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カテゴリ:時事問題

 

 

今を生きる3人の熱き女性の反原発の語らい

新刊書「女たちの3・11」、オフィスエムより発売。

20110808_2598256.jpg

「纐纈(はなぶさ)あやさん」

 

 

3月11日の東日本大震災と、福島第1原発の大事故発生から既に半年以上が経過しましたが、未だ復興は遅々として進まず、原発の大事故の収束も「お先真っ暗」の状態です。そんな中で、原発問題に関しましては、早くも、「もう危機的な時期は過ぎた」というムードが支配的になってきて、かなりの部分で風化現象が始まっているようにも見えます。

 

しかし、原発大事故の収束には、少なくとも数十年を要するのです。まだ大事故は始まったばかりなのです。私達「無力な一般市民」は、これからも長期にわたり、原発大事故の収束に至る推移を注意深く見守りながら、このような大事故が二度と起こらないよう、それぞれの立場で声を挙げていかなくてはならないと思っています。

 

リュウちゃんの6月20日付けのブログで、長野県須坂市に住んでいました反・原発活動家、坂田静子さんの「聞いて下さい」という本を紹介させて頂きましたが、この度、坂田さんの本を出版した長野市の出版社、オフィスエム(下記URL)から「女たちの3・11という新刊書が発売されました(税込み定価840円)

http://o-emu.net/

 

この本は20117月24日、長野市ふれあい福祉センターで行われた「脱・原発・長野、2011フォーラム3・11フクシマから「脱・原発」へ」というトーク・イベントをブックレットとして再構成したものです。本のタイトルは多分、優れた女性ノンフィクション作家・澤地久恵さんの1972年の処女作「妻たちの二・二六事件」から来ているのだと思います。

 

 

トーク・イベントに参加した3人の女性を紹介します。

 

纐纈(はなぶさ)あや

 

自由学園卒業、写真家・映画監督の本橋成一の下で、映画制作、宣伝、配給に携わる、2010年6月、、山口県上関町に中国電力が建設しようとしている上関原発に反対している祝島の人々の30年に及ぶ反対闘争を描いたドキュメンタリー映画「祝の島(ほうりのしま)」公開、現在、全国各地で巡回上映中。

 

2011・6・11脱原発アクション、小出裕章さんとあやさんの挨拶

http://youtu.be/cqRhVoHMzWs

 

「祝の島」予告編

http://youtu.be/fn2qN9kp204

 

坂田雅子

 

1948年生まれ、長野県出身、「聞いてください」の著者、坂田静子さんの次女、

AFS交換留学生としてアメリカ、メイン州の高校に学ぶ、京都大学文学部哲学科卒業、1970年、写真家グレッグ・ディビスと結婚、2003年、ベトナム戦争で兵役経歴を持つ夫の死をきっかけに、枯葉剤をテーマにしたドキュメンタリー映画「花はどこへ行った」を初監督、映画第2作「沈黙の春を生きて」が2011年9月公開、

 

「沈黙の春を生きて」予告編

http://youtu.be/zbpSLzEepUg

 

渡辺一枝

 

1945年ハルピン生まれ、作家・椎名誠夫人、

1987年に18年間勤めた保育士生活に終止符を打ち、作家活動に入る。80年代よりチベットを何回か訪れ、チベット人との交流を重ねる。2011年3月11日より被災地でボランティア活動に参加、主著「すっぴん素顔のこのまんま」、「ハルピン回帰行」、「チベットを馬で行く」等、多数。

 

このトーク・イベントは、オフィスエムの社長、寺島純子さんの司会、上記3人のコメンテーターが順番に寺島さんの問いかけに答えるという形で進行しますが、冒頭にオフィスエムの編集者であり、このトーク・イベントの企画者であります村石保氏の以下のような挨拶がありました

 

(このイベントの)企画意図といわれても、それほど大したことではなく、こんな時だからこそ、最も信頼を寄せる3人の女性のお話を、直にお聞きしたかったということです。「女たち」と銘打ったのは、無論、男たちがダメという意味です~、今回の原発事故は、戦後この国を司ってきた男社会の責任だと思っています。永田町や霞ヶ関は元より、男たちは積極的にその非を認め、この国のステージから即刻退場すべきだと思っています。

 

リュウちゃん、3月11日以降、反・原発の立場でブログを更新して来ましたが、原発ブログに寄せられたコメントを拝見しますと、やはり熱心な方は圧倒的に女性が多い、上記、村石編集長の過激な挨拶に、男の端くれとして、かなり反発を覚えながらも、圧倒的な女性パワーの前に、半ば以上頷かざるを得ないと感じました。

 

このトーク・イベントは、寺島さんの司会の下で、淡々と、しかし深い熱を以って続けられます。ダメな男の端くれのリュウちゃん、このトークの詳細につきましては、論評をする立場にありません、ただ、特に女性の方に読んで頂きたいと願うばかりです。数々の印象に残る言葉がありましたが、以下に、このイベントの3人の女性の結びの言葉を抄録致します。

 

纐纈あやさん

 

結局、原発にしても、枯葉剤、戦争にしても、命よりも他の何かを優先しようとするために引き起こされたものだと思うのです。「いのちの繋がり」、そのことを一個人として、一市民として声に出していきたいと思っています。

 

坂田雅子さん

 

今回の事故もどう収束していくか判りませんが、やはり避難している人たちにとって、何かの形で「いのちは繋がっていくんだ」と思えることが、これからの希望に繋がっていくのではないかと思っています。

 

渡辺一枝さん

 

例えば飯舘村にしろ他の場所にしろ、ホットスポットと言われている地域にいる人、避難を余技なくされた人、時間も生活も周りとの繋がりすべてが断ち切られた人たちの痛みを思うと、本当に胸が痛みます。~、もしかしたら私たちの未来はそんな感じかもしれませんが、それでも命は繋がっていく。どうあろうが、生きていくことに希望を持って生き続けたいと思います。

 

(以下、先に公開した(2)に続く)

 






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最終更新日  2011年11月03日 19時52分45秒
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