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テーマ:最近観た映画(54)
カテゴリ:外国映画(洋画)
ルーニー・マーラ様 貴女は新しいディーヴァ様だ!
先日、話題の映画「ドラゴン・タトゥーの女」を観てきました。 「ドラゴン・タトゥーの女」予告編
事前に映画についての情報を殆ど知らずに観るのがリュウちゃん硫、今回も事前知識は監督がデヴィッド・フィンチャーである事、原作がスウェーデンの作家・スティーク・ラーソンのベストセラー小説「ミレニアム3部作」という事くらいでした。
デヴィッド・フィンチャー監督の映画はこれまで「エイリアン3」、「セヴン」、「ファイトクラブ」、「ソーシャルネットワーク」くらいしか観ていません。 昨年観た「ソーシャルネットワーク」は、facebookを創立したマーク・ザッカーバーグの実話に基づく映画でしたが、ネット音痴のリュウちゃん、半分くらい寝てしまいました。しかし、昨年暮れにリュウちゃんもfacebookを開設、こちらもブログと並んで楽しんでいます。
因みに、リュウちゃんのfacebookは以下です、 http://www.facebook.com/profile.php?id=100003156287532
さて、映画の巻頭、荒々しいパンクロックの流れるクレジットタイトルが終わると、物語が始まります。
(物語の骨子) 経済誌「ミレニアム」の発行責任者で経済ジャーナリストのミカエルは、資産家のヘンリック・バンゲルから40年前に起こった少女ハリエットの失踪事件の真相追究を依頼される。ミカエルは、背中にドラゴンのタトゥをした天才ハッカーのリスベットとともに捜査を進めていくが、その中でバンゲル家に隠された闇に迫っていく(~ネットの「映画com1より転載」
リュウちゃん、映画が始まって30分くらいは、かなり退屈しました。
スウェーデン人の名前はややこしいな、 原作を読んでいないと、複雑な人間関係がよく判らないな、 主役のミカエル(ダニエル・クレイグ)が地味過ぎるな、
などと思って観ていまして、あわや睡眠状態に入ろうとしたその時! それまで、物語の中で脇役で少ししか登場していなかった謎の女性・背中にドラゴンの刺青、顔面に数箇所のピアス、いつも全身黒づくめの天才ハッカー、リスベットの激しいレイプシーンに、いっぺんに目が覚めてしまいました。
この天才女性ハッカー、リスベット・サランデルを演じた女優が、もうすぐ26歳になるハリウッドの新星・ルーニー・マーラなのです・
素顔はリュウちゃんの好きなオードリー・ヘップバーンや、「愛と宿命の泉」のエマニュエル・ベアールに似たスレンダーな美人さん、 彼女の父親はニューヨークジャイアンツの副社長、ニューヨーク大学で心理学を学んだ才媛、昔風に云えばブルジョア階級のお嬢さんですね、
彼女が映画のメインのキャラクターになってから、この映画は俄然面白くなって来て、寝ているどころではありませんでした。息もつかせぬストーリー展開、思わず前の席まで身を乗り出して見入ってしまいました!
リュウちゃんの以前の会社の同僚で、畏友でもあります「F・K」氏という男性がいます。彼はネット上で「ジャズとミステリーの日々」というコラムを書いています。彼の2009年12日20日付けコラムで、原作の「ミレニアム3部作」について触れていますので、以下転載致します。
http://caprinet.msheritage.com/past.html#20091220
ベストセラーになった3位の「ミレニアム」3部作は今年一番の話題作だろう。たしかに面白さは抜群だ。 謎解き、冒険スリラー、スパイ謀略、法廷サスペンスと、さまざまな要素が詰まっている。そしてヒロインの刺青女リスベットがいい。彼女の人物像は際立っており、じつに印象深く、ボディガード・アティカス・シリーズに出てくる女探偵ブリジットを彷彿とさせる。 だが、主人公のミカエルはじめ、それ以外の登場人物たちが、いろいろと活躍するわりには、どうもキャラクターとして影が薄いし、生きた人間として心に響いてこない。"21世紀のベスト・ミステリー"などと騒がれているけど、そこまで褒めちぎる気には、ぼくはなれない。
F・K氏の上記のコラムは、実は映画を観てから読んだのですが、リュウちゃんが映画を観終わっての感想とほぼ同じです。
さすが海外ミステリー通のF・Kさん、 貴方の小説の感想はハリウッドの新星・ルーニー・マーラの体当たりの演技によって見事に映像化されましたよ!
この映画の味わいは、ジョディ・フォスター主演「羊たちの沈黙」と似ているように感じました。 日本の小説では、服部真澄の「龍の契り」、山田風太郎の「くノ一忍法帖」、アメリカ映画ではユマ・サーマン主演の「キル・ビル」、アンジョリーナ・ジョリー主演の「トゥームレイダー」などを彷彿致しました。もっとも、これらの作品の大半はかなりカリカチュアライズされていて、「ドラゴン・タトゥーの女」のようにシリアスな作品ではありませんが、、、
この映画は激しいバイオレンスとセックスの表現があります。 また、視覚的に動物愛護者、とりわけ、猫ちゃんファンにとりましては、おぞましいシーンがありますが、これらのシーンは映画表現上で必然的なものだと思います。 猫ちゃんファンは「あのシーン」で一瞬、目を背けて下さいね。
ルーニー・マーラはこの映画で2012年のゴールデングローブ賞及びアカデミー主演女優賞にノミネートされています。アカデミー賞授賞式は2月27日、
リュウちゃん、今回はルーニー・マーラが主演女優賞を獲得する事を期待します。
ルー二ー・マーラ様 貴女はリュウちゃんの新しいディーバ(女神)なのです! ーーー
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」より、第3楽章(スケルツォ)
梶芽衣子「修羅の花」
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