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テーマ:福島第1原発の大事故(67)
カテゴリ:時事問題
2012年5月6日は全原発停止記念日
2012年5月6日未明、北海道電力泊原発3号機が定期点検のため、運転をストップしました。これで、現在日本で営業運転されている原発50基の全てが停止したことになります。 リュウちゃんはこれまでブログで数十回に渡って述べてきたように、「全原発即時廃炉論者」です。しかし、54基もの原発が稼動していた福島原発大事故の直前には、何ら声を上げることが出来ない日和見人間でした。
福島で大事故が発生して1年2ヶ月が経過した今、改めて「全原発即時廃炉」にしなければならないと思う理由を以下に書いてみたいと思います。
(全原発を廃炉にしなければいけないと思うリュウちゃんの理由)
(1) 2011年3月11日の東日本巨大地震と大津波で、福島第1原発は壊滅し、周囲に80京ベクレルもの膨大な放射能を撒き散らした。この放射能は、これから東日本の膨大な地域で、人や食品に計り知れない惨禍をもたらし、今後数十年に渡って惨禍をもたらす筈である。 一度大事故が起きれば、壊滅的な惨禍を起こすことが確実な原発を何故、このまま存続させ、あまつさえ再稼働させようとするのか、 正に狂気の沙汰である。 (2) 福島原発の大事故は、まだ始まったばかりで、完全収束のメドは立たない、4基の廃炉が決定したが、廃炉への道則は途方も無く遠い、福島の4基の廃炉については、100年くらい掛かると云われている。 因みに、1966年に日本で初めて営業運転を開始した「東海第1原発」は、27年の営業運転を終えて、1998年に廃炉が決定し、日本で初めて「廃炉プロジェクト」が動き始めたが、その行程表によれば、完全に廃炉に至るのは、2020年になるようである。しかも、2020年になっても。高レベル放射性廃棄物の恒久処理のメドは全く立っていない。 つまり、最初から最終処理のメドが立たないまま、見切り発車で拙速な建設をしたと云わざるを得ない。
(3) 原発の作業に従事する人達は、常に被爆の危機に晒される。これまで日本の原発作業に従事した人は延数百万人以上とされていて、その内、約50万人以上が被爆していると云われている。原発労働者の写真を撮り続けた樋口健二氏の対談は以下) また、以下のサイトには、樋口氏によって余すところなく原発労働者の実態が語られています。 http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65698158.html
原発は、数百万人の原発労働者の「血の犠牲」の上で成り立っている、また「血の犠牲」がなくては成り立たない「吸血産業」である! (4) 原発は「トイレのないマンション」と云われる。これは、原発運転中に発生した放射性廃棄物を最終処理する手段が無いからだ。 2010年の時点で、日本には累積28000トンもの使用済み核燃料棒があるという。かっては日本、アメリカ、イギリスなど13ヶ国で高放射性廃棄物の海洋投棄が行われ、その推定投棄量は、約10京ベクレル! まるで、自分のマンションで処理出来ない糞尿を近くの公園にバラ巻くような暴挙ではないか! (5) 以上のように、通常に運転されていても、周囲に一定量の放射能を撒き散らし、原発労働者に「血の犠牲」を強い、廃炉にも出来ず、廃棄物の処理も出来ない不完全で危険極まりない原発は、本当は即座に運転を停止し、例え完全な廃炉に出来なくても、世界の英知を絞って全原発の廃炉に向うのが、「21世紀の人間に課せられた最大の命題」だとリュウちゃんは思っています。
原発の寿命って、どれ位なのだろう?
以前のブログで、平井憲夫氏の「原発がどんなものか知ってほしい」(1996年頃)を紹介しました。http://www.iam-t.jp/HIRAI/この告発文の中に、以下のような文があります(第16節より抜粋)厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびるとボロボロになるんです。だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、十年で廃炉、解体する予定でいました。しかし、一九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機で、当初考えていたような廃炉・解体が全然出来ないことが分かりました。このことは国会でも原子炉は核反応に耐えられないと、問題になりました。以上の文によれば、原発運転開始の直後には、原発の寿命は10年位だと考えられていたようですが、運転後10年を経て廃炉にしようとしたところ、現実的に廃炉は不可能と判明した結果、現在までするずると廃炉を先延ばししてきたという経緯がよく判りますね。平井氏の告発文はリュウちゃんのような反・原発の立場の人間のバイブルなのですが、公平を期するために、「原子力村の一員」である「原子力安全基盤機構(JNES)の見解を以下に貼り付けます。http://www.jnes.go.jp/tokushu/keinen/grandmother/01.html以上のサイトでは、原発の寿命問題は「老朽化」の問題でじゃなく「高経年化対策」の問題であるとしています。この前提、素人でもすぐ判るインチキなものですが、それでも、30年を経過した原発は、「高経年化対策」の対象であるとしています。しかし、原発の心臓ともいえる原子炉圧力容器は、取替えが出来ません。圧力容器は数千℃の高熱、100気圧に近い高圧に耐えるように、30センチの厚さの鋼鉄で出来ているそうです。以下の小出裕章氏のサイトをお読み頂きたいと思います。http://blogs.yahoo.co.jp/permer4_4/27246443.htmlこのサイトによれば、圧力容器の鋼鉄は、内部の猛烈な中性子を浴びて、どんどん経年劣化し、最後にはガラスのように脆くなってしまう。現在では、特に九電の玄海1号機が危ない!と告発しています。アメリカでは、原発運転の認可期間を最大40年とし、その後最長20年までの延長が認められていて、日本政府もこれを援用しようとしていますが、上記のことを知ったあとでは、空恐ろしいような甘い基準ですね。今回の最後に、日本の原発で運転開始後、30年以上経過している原発を全て挙げてみます。★福島第1原発5号機(34年)、★福島第1原発6号機(33年)、★福島第2原発1号機(30年)、★東海第2原発1号機(34年)、★浜岡原発1号機(36年)、★浜岡原発2号機(34年)、★敦賀原発1号機(42年!)、★大飯原発1号機(33年)、★大飯原発2号機(33年)、★高浜原発1号機(38年)、★高浜原発2号機(37年)、★島根原発1号機(38年)、★伊方原発1号機(35年)、★伊方原発2号機(31年)、★玄海原発1号機(37年)、★玄海原発2号機(31年)今後10年以内に廃炉にしなければいけない原発が16基もある。費用は少なく見積もって30兆円!政府が20年延長をしないように、監視していく必要がありますね!
(これから暫く、原発問題を書いていく予定です)お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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