リュウちゃんの懐メロ人生

福島第１原発４号機の使用済み燃料プールが危ない、

第２の事故が起これば、チェルノブイリの10倍の放射線が撒き散らされる。

先日、リュウちゃんに「ＡＶＡＡＺ」という団体から、「セシウム緊急警報！」というｙメールが入りました。

http://www.avaaz.org/jp/cesium_red_alert/?cl=1807610363&v=14310

以上のメッセージの要旨は以下のようなものです。

（１）   福島第１原発の大事故で壊れかかった４号機の使用済み燃料プールは、今もむき出しの状態で放置されている。

（２）   このままの状態では、次に起こるであろう最大余震や津波で、壊滅的な大事故を起こす可能性が大きい。

（３）   壊滅的な大事故が起きれば、チェルノブイリ事故で放出された量の10倍にあたる有毒な放射性物資を何時まき散らしてもおかしくない状況にあると、世界の72の団体や専門家が警告している。

（４）   そうなれば、核燃料火災を引き起こす恐れがあり、首都圏に住む3,500万人が避難を余儀なくされる。

（５）   この、「第二の福島原発事故」を阻止できるかどうかは、私たちにかかっている。国連の「潘基文（バン・キムン）事務総長」に、直ちにこの緊急事態に取り組むよう要請しよう。

そして、潘基文氏宛ての以下のようなメッセージが添付されていて、ここに自分のメールアドレスを記入して送信ボタンをクリックすれば、このメッセージが国連事務総長に送信されるという仕掛けになっています。

（メッセージ全文）

潘基文事務総長殿

私たち日本の市民は、独立した国際専門家団を直ちに派遣し、危険な状態にある福島第一原子力発電所4号機への評価を行い、さらなる災害を防止するための対策を推奨するよう要請します。危険な放射性セシウムが含まれる使用済み燃料プールは今もなおむき出しの状態で、チェルノブイリ事故の10倍にもあたる量のセシウムが放出される原発人災を招く恐れがあります。日本政府が訴えに応じる様子はありません。今こそ国際的な支援協力を訴えていくべきです。

チェルノブイリの10倍の放射線物質放出！！！

首都圏に住む3500万人が避難を余技なくされる！！！

そんな事になれば、東日本はおろか、日本全体が壊滅だ！

チェルノノブイリ事故で放出された放射性物質は500京ベクレル、その10倍といえば5000京ベクレル、福島に事故で撒き散らされた量の、何と、60倍強！！！

東電などの電力料金値上げ、柏崎・刈羽や大飯原発の再稼働で騒いでいるどころじゃないぞ、

日本の「今そこにある最大の危機」ではないか！

リュウちゃん、これまで何度か「ＡＶＡＡＺ」からメッセージを受け取りましたが、この団体については未だにどんな団体なのかよく判りません。しかし、そのメッセージの内容がいつも的確で、論理的かつ倫理的に極めて正統なものであることから、「充分に信頼するに値する団体」であると感じています。

ちなみに、リュウちゃんの最も信頼するブログ友さんの一人であり。英語に堪能なタカ母さんに、この団体についての英文の文献を調べて頂きました。

彼女の結論は以下です。

これは、「気候の変化」や「人権」を重視する、世界を視野に入れた「革新的市団体」です。草の根的に問題提起をして、寄付金などにより活動をしているようです。「革新的＝プログレッシブ」と評価されているので、日本で言えば「反保守」という事になります。

信頼できるかどうかですが、「革新的な意見」を支持する人達ならば、信頼できる団体だと思います（当然、保守派の人達は、「信頼できない」と言うでしょう）、

以下に「ＡＶＡＡＺ」の自己紹介の文章を貼り付けます。

（AVAAZについて）

Avaazは世界の人々の声や価値観が政策決定に反映されるよう世界規模でキャンペーンを行う非営利団体です（Avaazは様々な言語で「声」を意味します）。

Avaazは政府や企業から一切資金援助を受けず、ロンドン、リオデジャネイロ、ニューヨーク、パリ、ワシントンDC、そしてジュネーブを拠点とするスタッフにより運営されています。

う～ん、これは大変な事態です。

これから暫く、この大問題を追って見たいと思います。

（以下、福島第１原発４号機が危ない（１）～（２）に続く）