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テーマ:福島第1原発の大事故(67)
カテゴリ:原発問題
(大飯原発再稼働、断固反対!(1)の続きです)
大飯原発再稼働は、日本国民に対するテロ行為だ!
前回に続き、6月8日の野田首相の記者会見の文言を、以下の「misaのブログ」を参照して、進めてみます。 http://ameblo.jp/aries-misa/entry-11272478209.html
(野田首相) これまで、全体の約3割の電力供給を担ってきた原子力発電を今、止めてしまっては、あるいは止めたままであっては、日本の社会は立ち行きません。 (リュウちゃん) この段の結論部分は、以下のように言い換えると、正しい文章になります。 「止めたままであっては、経産省・電力会社・原子炉メーカーなどの原子力村は立ちゆきません」
(野田首相) 仮に計画停電を余儀なくされ、突発的な停電が起これば、命の危険にさらされる人も出ます。仕事が成り立たなくなってしまう人もいます。働く場がなくなってしまう人もいます。 (リュウちゃん) ここが「脅し」の部分の真骨頂です。何ら実質的な裏づけのない情緒的な机上の作文です。 昨年の関東エリアの「計画停電」も、実はその必要が全く無かったにも関わらず、住民に「深刻な電力不足」を煽るために、必要も無い「計画停電」をやったというのが真相のようです。これは、大阪市の特別顧問を務める古賀茂明氏の言うように、国家と東電が市民に仕掛けた「停電テロ」そのものですね。
「仮に計画停電を余儀なくされ」 電力会社が計画停電を実施するなんていうことは、あってはならない犯罪行為です。地域独占企業である電力会社は、何が起きても「計画停電」をしてはいけない責務を負っています。「計画停電」は、古賀茂明氏の言うように「テロそのもの」です。「余儀なくされ」、という文言は、受動態ですが、昨年の関東エリアの計画停電は、余儀なくされてやったのではなく、電力不足を住民に煽るための、「停電テロ」だったのです。 関電の「計画停電計画」も同様だと思われます。
「テロ(テロリズム)」とは、恐怖心を引き起こすことにより特定の政治的目的を達成しようとする組織的暴力の行使、およびそれを容認する主義のことです(ウィキペディアの定義) この「定義を今回の関電の「計画停電計画」に当て嵌めますと、 「関電は計画停電という、市民を恐怖と命の危険にさらすテロを計画し、政府は、関電のテロ計画を容認することにより、一般市民の利益ではなく、関電や原子力村の利益を守ろうとする政治目的を達成しようとした」
ということになります。
野田首相、あなたはテロリストなのですか?
(野田首相) そうした事態(計画停電による経済的混乱)を回避するために最善を尽くさなければなりません(前段)、夏場の短期的な電力需給の問題だけではありません(後段) (リュウちゃん) 計画停電は前項で述べたように「テロ行為」そのものです。正常な政府ならば、このような「テロ行為」を行おうとした会社に対しては、オウム真理教のように、徹底的に取り締まるのが本筋です「最善を尽くす」ということは、「関電のテロ行為」を徹底的に取り締まるということです。 仮に前段の理屈を認めるとすれば、後段は以下のようにならなければ、論理的整合性が保てません。 「「そうした事態は夏場の、ほんの数日限定の問題なのです」
(野田首相) 化石燃料への依存を増やして、電力価格が高騰すれば、ぎりぎりの経営を行っている小売店や中小企業、そして、家庭にも影響が及びます。空洞化を加速して雇用の場が失われてしまいます。 (リュウちゃん) 原発が停止すれば、当面火力発電に頼る→火力発電は燃料に石油や石炭、液化天然ガスを使っている→これらはいずれも国際価格が高騰している。→燃料のコスト高騰により、原発より遥かに発電コストが高くなる→原発を失くすと、電力料金は大幅な値上げをせざるを得ない。
以上が政府・電力会社の「原発再稼働、電力料金値上げ」のレトリックですが、これこそが政府や電力会社が流す「最大のデマ」です。 現在の火力の主力燃料は液化天然ガス(LNG)です。電力会社は、現在国際相場の6~8倍の価格でLNGを購入しています。何故こんな途方もない価格で購入しているかというと、いくら高い値段で買っても、今の総括原価制度の下では、簡単に電力料金に上乗せ出来るのです。世界的には、原発が火力発電より遥かに生産コストが高いという事は常識です。
騙されてはいけません・実際は原発の発電コストが一番高いのです!
(野田首相) 更に我が国は石油資源の7割を中東に頼っています。仮に中東からの輸入に支障が生じる事態が起これば、かつての石油ショックのような痛みも覚悟しなければなりません。 (リュウちゃん) これも火力発電の燃料という意味では、「大きなデマ」です。石油は火力発電の燃料の、僅か11%に過ぎません。仮に中東からの輸入に支障が生じても、火力発電への影響は微々たるものです。こんなデマに騙されてはいけません。
紙面が足りなくなってきましたので、ここで野田首相の記者会見を総括します。 (記者会見の総括) (1) この記者会見文は、(A)「原発は安定電源」、(B)「原発はコストが安い」、という、仕組まれた「デマ」を元に。「国民の生活を守る」こととは間逆の「原発村の生活を守る」ことを目的とした、支離滅裂なものである(原発は大地震だけではなく、中程度の地震でも、すぐ止まってしまい、再稼働に10日以上掛かる、安定電源である訳がない!) (2) この記者会見文は、「オウム真理教」も顔負けの「計画停電」という「テロ」を認め、あまつさえ、「再稼働しないと計画停電が起きる」という、国民を恫喝し、恐怖に貶め、政府が電力会社の「テロ」を推奨するような、とんでもない内容である。公安は速やかに「破壊防止法」ないしは「テロ対策特別措置法」を関電と政府に適用すべきである。
大飯原発再稼働は、日本国民に対するテロ行為だ!
この記者会見の前日、反・原発活動家の広瀬隆氏が、以下のような講演を行いました。 http://www.ustream.tv/recorded/23140879
全体で94分と長い講演ですが、現在の原発問題のすべてが余す所なく語られています。リュウちゃんの反論の幾つかも、この講演に負っています。 是非一度ご覧下さい。
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